平24年11月15日
この度、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律に基づく第一種使用規程の承認申請案件に関する意見募集を実施しますので、お知らせします。
(同時発表:環境省)
遺伝子組換え生物等による生物多様性への影響を防止することを目的とした「生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書」の国内担保法である「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)では、遺伝子組換え生物等を環境中への拡散を防止しないで行う使用等を「第一種使用等」とし、第一種使用等をしようとする者は、第一種使用規程(第一種使用等の内容及び方法等を記載)を定め主務大臣の承認を受けなければならないとされています。
今般、カルタヘナ法に基づき、研究開発段階の遺伝子組換え生物等の使用等に関する第一種使用規程について下記の承認申請がありました。本申請は平成21年11月2日付けで承認された申請内容について、さらなる実験データの蓄積を目的として、使用期間の延長や隔離ほ場水田における非組換え稲の植付け配置の変更を行うものであり、前回申請の際に承認された遺伝子組換え生物等の種類や隔離ほ場における実験手順等に変更はありません。本申請について、生物多様性影響に関し学識経験者から意見を聴取したところ、申請に係る遺伝子組換え生物等を第一種使用規程に従って使用した場合に生物多様性への影響が生ずるおそれはないとの意見をいただきました。
つきましては、これら案件の申請について、国民の皆様からの意見募集を実施します。御意見がございましたら、下記の要領にて御提出ください。
国立大学法人 東北大学
総長 里見 進
宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
平成24年8月8日
遺伝子組換え生物等の種類の名称 |
第一種使用等の内容 |
申請書等 |
---|---|---|
紫外線UVB抵抗性イネ |
隔離ほ場における栽培、保管、運搬及び廃棄並びにこれらに付随する行為 |
<資料1> |
紫外線UVB感受性イネ |
同上 |
<資料2> |
遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律に規定する第一種使用規程承認の申請に係る学識経験者の意見<資料3>
※資料1~3については、e-Govのページ(※電子政府の窓口 イーガブ パブリックコメント:意見募集中案件詳細にリンク)に掲載しています。
平成24年11月15日(木曜日)~12月14日(金曜日)
郵送・FAX・電子メール
(電話による意見の受付は致しかねますので、御了承ください。)
平成24年12月14日(金曜日) 必着
住所:〒100-8959 東京都千代田区霞ヶ関3-2-2
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室「第一種使用規程承認申請案件に対する意見募集」担当 宛
FAX 番号:03-6734-4114
電子メールアドレス:kumikae@mext.go.jp
(判別のため、件名は【第一種使用規程承認申請案件に対する意見】としてください。また、コンピュータウイルス対策のため、添付ファイルは開くことができません。必ずメール本文に御意見を御記入ください。)
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室 宛
「第一種使用規程承認申請案件に対する意見」
カルタヘナ法、同法の施行規則その他関連する告示等については、参考として以下のURLから御参照ください。
日本版バイオセーフティクリアリングハウス(J-BCH)(※環境省ウェブサイトへリンク)
URL http://www.bch.biodic.go.jp/
宮本、栗林
電話番号:03-6734-4113
ファクシミリ番号:03-6734-4114
-- 登録:平成24年11月 --