(19年度予算額1,444,433千円)
20年度予算額1,481,922千円
1 趣旨
総合科学技術会議科学技術人材専門調査会や科学技術・学術審議会人材委員会における提言を踏まえ、科学技術・理科、数学教育を重点的に行う学校をスーパーサイエンスハイスクールとして指定し、将来の国際的な科学技術系人材の育成のための取組を着実に推進するとともに、高大の接続の在り方について大学と連携した研究やカリキュラムの作成の研究等についても推進する。
2 内容
(1)スーパーサイエンスハイスクールの取組
- 観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習、課題研究の推進
- 高等学校及び中高一貫教育校における理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発(学習指導要領によらない教育課程の編成実施も可能)
- 大学や研究機関等と連携し、生徒が大学で授業を受講、大学の教員や研究者が学校で授業を行うなど、先進的な理数教育の実施
- 高大連携を推進する観点から、高大接続の在り方について、大学との共同研究の実施
- 国際性を育てるために必要な語学力の強化(英語での理数授業、講義、プレゼンテーション、演習等)
- 論理的思考力、創造性や独創性等を一層高めるための指導方法、教材等の開発
- 国際的な科学技術、理数系コンテストへの積極的な参加
- 科学技術系クラブ等の活動の充実
- トップクラスの研究者や技術者等との交流、先端技術との出会い、全国のスーパーサイエンスハイスクールの生徒相互の交流・発表
等
(2)対象
- 指定校数
100校(高等学校、中高一貫教育校:指定期間5年間)
- スーパーサイエンスハイスクール企画評価会議の開催等に要する経費(初等中等教育局)
1,922千円(24,433千円)
- スーパーサイエンスハイスクールにおける研究開発に必要な実験機材・消耗品等の整備、人員の招へい、科学技術系クラブ活動や相互交流、海外、国内における発展的な連携活動等に要する経費(科学技術・学術政策局(独立行政法人科学技術振興機構))
1,480,000千円(1,420,000千円)
※独立行政法人等運営費交付金中の推計額