令和5年度教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業の3次公募について

令和5年6月30日

(1)公募期間

令和5年6月30日(金曜日)~令和5年7月24日(月曜日)17時00分

(2)概要

新たな知識や技術の活用により社会が加速度的に大きく変化する中、我が国が将来に向けて更に発展し、繁栄を維持していくためには、様々な分野で活躍できる質の高い人材育成が不可欠である。こうした人材育成の中核を担うのが学校教育であり、中でも教育の直接の担い手である教師の資質能力を向上させることは最も重要です。
教師が備えるべき資質能力としては、これまでも繰り返し提言されてきた不易の資質能力に加え、自律的に学ぶ姿勢を持ち、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって高めていくことのできる力や、多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、組織的・協働的に諸課題の解決に取り組む力などを備えることなどが求められています。
このため、教師が自ら学び続ける強い意志を備え、これらの資質能力を教職生涯にわたって向上させていくことができるよう、大学、教育委員会、民間教育事業者等へ委託を行い、新たな社会に求められる資質能力を有する教師の養成に資する先導的な教職科目の開発、多様な人材の活用や教員採用等に関する近年の課題への対応、時代の変化等に応じて必要な教師の資質能力の育成に資する効果的な研修等に関する研究、現職教員の新たな免許状取得の促進等について、教師の養成・採用・研修を通じた一体的な改革に資する取組を推進します。
本事業においては以下のテーマについて調査研究を行うものとします。
このうち、本公募(3次公募)においては(1)のテーマ5、(2)①について公募を行います。

【テーマ】
(1)高い資質能力を有する教師の確保に関する調査研究
 1新たな教育課題に対応できる教員の養成モデル及び学び続ける教師を支えるモデルの開発
 2英語教師を目指す学生を対象とした海外留学を含む教員養成プログラムの開発
 3理論と実践の往還を通じた教育実習等の在り方に関する研究
 4教師不足を含む教師の人材確保に関する近年の課題への対応
  1教員採用選考試験の複数回実施に向けた試験問題の開発
  2『教師の仕事』発信の取組支援
 5「強みと専門性」との両立可能な教職課程の在り方等に関する研究

(2)現職教員の新たな免許状取得の促進
 ①免許外教科担任の縮小に必要な教科等に関する認定講習等の開発・実施 
 ②小中学校免許状併有のための認定講習等の開発・実施

※1者の1テーマあたりの企画提案件数の上限は1件。ただし、1者による複数のテーマへの企画提案は妨げない。

(3)公募スケジュール

 1.企画提案書提出〆切
   令和5年7月24日(月曜日)17時00分(E-mailにて提出すること)
   ※提出〆切日(令和5年7月24日)に提出する際は、公募要領に従い電話連絡すること。
 2. 申請事業の審査
   令和5年7月下旬~8月上旬(予定)
 3.選定結果の通知
   令和5年8月中旬(予定)
 4. 契約締結
   令和5年8月下旬以降、順次締結

(5)公募要領等

公募要領等の詳細については下記をご覧ください。
企画提案書は原則E-mailにより提出するものとし、郵送・直接持参やFAXによる提出は不可とします。
E-mailによる提出が困難な場合等は担当までご相談ください。

お問合せ先

総合教育政策局教育人材政策課
※連絡先は公募要領を御覧ください。

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(総合教育政策局教育人材政策課)