令和5年度学校教育における外部人材活用事業の公募について

令和5年6月15日

1.事業概要

事業の趣旨

  •  令和2年度から始まった新たな学習指導要領においては、「社会に開かれた教育課程」を掲げ、教育課程の実施に当たって、地域の人的資源等を活用し、学校教育を学校内に閉じずに社会と連携しながら実現することとされており、新たな学習指導要領を確実に実施するための指導体制の整備が急務となっている。また、中央教育審議会においては、「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について、令和4年12月に答申(※1)が取りまとめられた。答申においては、個々の教師の資質能力の向上に加えて、学校組織のレジリエンスの向上の観点から、教職員集団における多様性確保の必要性が示されているところであり、様々な専門性や背景を有する人材を学校現場に取り込んでいくことが重要である。 文部科学省においては、令和3年5月に「特別免許状の授与に係る教育職員検定等に関する指針」(※2)を改正するなど、特別免許状の円滑な活用に向けた取組を講じている。特別免許状の授与件数はここ数年で増加傾向にはあるものの、年間200件から300件程度で推移しており、更なる活用の推進を図る必要がある。本事業は、こうした背景を踏まえ、令和2年度から実施しているものである。
     令和5年度においては、過年度事業で主に対象としていたアスリート人材に加え、アーティスト人材や博士号取得者、IT人材等の多様な知識経験を持つ外部人材について、当該人材が特別免許状の活用等により円滑に学校現場に参画するために必要となる施策等のモデル創出・展開を目的とした調査研究等を実施する。具体的には、外部人材の掘り起こしや採用、研修・講習等の一連のプロセスにおける学校現場での課題等を明らかにし、課題を解決するための工夫や、講じるべき必要な施策等について検討し、検討結果を踏まえて外部人材が円滑に学校現場に参画するための全国で活用可能なモデルの創出・展開につなげる。

  • ※1 「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~(答申)
  • ※2 特別免許状の授与に係る教育職員検定等に関する指針

事業の内容

  • 上記の事業趣旨の下、本公募においては、以下の2テーマの調査研究等についての公募を行う。

  • (テーマ1) 学校現場と多様な経験や背景を持つ人材をつなぐ在り方研究事業
    (テーマ2) 学校現場におけるアスリート人材活用推進事業

2.公募スケジュール

3.要項・要領等

委託要項等

  1. 委託要項(PDF:169KB)PDF
  2. 委託要領(PDF:691KB)PDF
  3. 様式第1(契約書)(Word:87KB)Word
  4. 様式第1の別添(事業計画書)(Word:64KB)Word
  5. 様式第1の別紙(銀行口座情報)(Excel:45KB)Excel
  6. 様式第2~19(Word:253KB)Word

公募要領等

  1. 公募要領(PDF:684KB)PDF
  2. 別紙様式1(事業計画書)(Word:86KB)Word
  3. 別紙様式2・3(Excel:121KB)Excel
  4. 別紙様式4・5(任意団体)(Word:57KB)Word
  5. 別紙様式6(誓約書)(Word:31KB)Word

審査基準等

  1. 審査基準(PDF:191KB)PDF
  2. 審査要領(PDF:127KB)PDF