マルワラ国連大学学長による盛山大臣への表敬訪問

3月21日(木曜日)
国際

  3月21日、盛山大臣は、チリツィ・マルワラ国連大学学長の表敬を受け、文部科学省と国連大学との協力等について意見交換を行いました。

  冒頭、盛山大臣は、国連大学が日本に本部を置く唯一の国連機関として、1975年の創立以来、地球規模課題解決に向けた研究活動や人材育成を行っていることに言及した上で、この3月で学長就任1年を迎えたマルワラ学長の国内外での発信力強化の取組に対してホスト国としての敬意を示しました。
  また、文部科学省による本部施設の整備や拠出金等を通じた国連大学への支援に触れ、国連大学の更なる認知度向上のための取組についての期待を述べました。

  マルワラ学長からは、文部科学省からの支援への謝意を述べるとともに、国連大学の更なる発展に向け、国連大学の国内外への認知度の向上、グローバル・サウスとグローバル・ノースの連携強化、より政策に近い研究活動の促進のため、国内外に向けた積極的な発信を国連大学全体で取り組んでいることを紹介しました。

  本表敬訪問を通して、両者は、国内大学の更なる発展のために、文部科学省と連携しながら、国連大学が国内外でリーダーシップを発揮していくことを確認しました。