アジア高校生架け橋プロジェクト+(プラス)第1期修了生等が盛山大臣を表敬訪問

3月19日(火曜日)
教育・国際

  3月19日、盛山大臣は、アジア高校生架け橋プロジェクト+(プラス)第1期修了生等の表敬訪問を受け、修了生の皆さんの経験や学びなどについて、意見交換を行いました。

  日本の高等学校に約4か月間通った修了生の皆さんからは、
「日本で生活し、まだ知らなかった日本の文化に直接触れることができた。プロジェクトの名前どおり、帰国後も母国と日本の架け橋となりたい。日本に留学する機会と支援を頂いたことに心から感謝している。」(ベトナムの修了生)
「友達がみな優しく接してくれたことが一番印象に残っている。」(カンボジアの修了生)
「部活動を一緒に体験したことが楽しかった思い出になっている。」(イタリアの修了生)
など、滞在中の高校生活や、再度の日本留学など帰国後の展望について話してくれました。

  盛山大臣は、約40年前にOECD(パリ)に派遣されていた頃に出会った方々との繋がりを今でも大事にしていることに触れ、
「日本で出会った人と人とのつながりを、この先も大切にしていただきたい。また、帰国されてから、日本で学ぶ機会があることを後輩たちにも伝えてほしい。」
と話し、皆さんが両国の架け橋となって活躍されることへの期待を伝えました。

  文部科学省では、引き続き、日本とアジア、G7、そして世界の架け橋となる人材育成を推進してまいります。

※G7富山・金沢教育大臣会合(令和5年5月)での「富山・金沢宣言」に係るG7各国との連携施策の強化として、令和5年度から新たにアジア諸国にG7各国の高校生を加えてスタートした「アジア架け橋プロジェクト+」は、日本語を学ぶ高校生が全国の高校で日本の高校生と学び合うほか、日本の高校生と共に国際交流キャンプを実施するものです。平成30年度からの「アジア架け橋プロジェクト」を含め、これまで25か国・地域1,032名の高校生が47都道府県に滞在しました。