盛山大臣が石川県輪島市を訪問し、被害の状況を視察するとともに現地関係者と意見交換

3月9日(土曜日)
文化・教育

  3月9日、盛山大臣は石川県輪島市を訪れ、石川県立輪島漆芸技術研修所・石川県輪島漆芸美術館、石川県立輪島高等学校、輪島市立河井小学校、總持寺祖院、黒島地区を視察するとともに、現地関係者の方々及び馳石川県知事などとの意見交換を行いました。

  盛山大臣は、輪島塗漆芸技術研修所の小森所長から現状や課題を伺い、輪島塗を含む漆芸技術の伝承に向けた取組に繋げていきたいと述べました。

  輪島高等学校及び河井小学校の視察では、厳しい状況下にあっても、子供たちの学びを継続するために、日々、ご尽力されていることに心からの敬意を示すとともに、学校施設の被災状況や課題について意見交換することで、学校施設の早期復旧と児童生徒の環境に応じた学びに向けてしっかりと支援していきたいと述べました。

  總持寺祖院では、関口監院、高島副監院から、被害状況等について伺い、盛山大臣からは、復興のシンボルとして大変重要であると捉えており、どのような対応が可能か検討していきたいと述べました。また、黒島地区においては、保存会等の地元の方々から旧角海家住宅を核とした黒島地区の復興に対する強い思いを伺い、その復旧・復興に向け、関係省庁と連携しながらしっかり伴走して対応していきたいと述べました。

  馳知事との意見交換では、石川県立輪島漆芸技術研修所の施設修繕等、輪島市黒島地区の復旧に対する支援、輪島市内の小中学校の授業再開等について話しました。学校の再開に関して、地域全体の水道や道路等の復旧と併せて、学校施設の復旧が重要であり、引き続き文部科学省としても県や市、関係府省と連携して支援していく旨をお伝えしました。

  文部科学省では、現場の現状や課題、また、御意見や御要望を踏まえ、引き続き、関係機関や現地とも連携を密にしながら、復旧・復興に向けた具体的な支援の検討を進めてまいります。

輪島漆芸技術研修所視察

輪島漆芸美術館視察

輪島高等学校・河井小学校での意見交換

輪島高等学視察

輪島高等学校視察

河井小学校視察

總持寺祖院視察

黒島地区視察

馳石川県知事との意見交換