革新的GX技術創出事業(GteX/ジーテックス)第1回公開シンポジウム開催 盛山大臣が挨拶

3月6日(水曜日)
科学技術・学術

  3月6日、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた非連続なイノベーションの創出を目指す「革新的GX技術創出事業(GteX)」※について、立ち上げ以来初となる公開シンポジウムが開催されました。

  カーボンニュートラルの実現と経済の成長・発展の両立を目指す「グリーントランスフォーメーション(GX)」は、既存技術の展開・実装のみならず、新規技術の実現・普及が不可欠とされています。そのため、文部科学省では、非連続なイノベーションをもたらす「革新的GX技術」の創出を目指し、大学等における基盤研究や人材育成を推進する事業としてGteXを立ち上げました。
  科学技術振興機構(JST)に基金を造成し、昨年10月から、「蓄電池」、「水素」、「バイオものづくり」の3領域においてオールジャパンのチーム体制を組み、研究開発を推進しています。

  シンポジウムでは、事業の具体的な取組の紹介に加え、どのようなマインドで研究開発に取り組み、どのように成果の社会実装に繋げていくか、産業界や社会シナリオ研究の視点も交えた議論が行われました。

  盛山大臣は挨拶で、チーム、領域、そして事業一丸となって研究開発に取り組んでいただくことを期待するとともに、関係省庁とより一層緊密に連携しながら、GXの実現に向けた革新的な研究開発への支援に対し、引き続き全力で取り組んでいくと述べました。

※GteXについて(科学技術振興機構HP)
https://www.jst.go.jp/gtex/overview/index.html別ウィンドウで開きます