文科省から石川県集団避難施設で学習指導にあたる職員を3名派遣/盛山大臣から激励

2月2日(金曜日)
教育

  2月2日、文部科学省職員3人を石川県集団避難施設へ派遣するにあたり、盛山大臣から激励しました。

  輪島市等の集団避難先における学習指導や夜間の生活指導等について、各教育委員会の協力を得て、石川県からの要望数の調整がほぼ完了しました。

  そのうち、文部科学省からも、中学校教員免許状を有し、学校現場での指導経験のある3名を派遣し、集団避難先において学習指導に当たることといたしました。3名は2月5日から各派遣先で任務にあたります。

  盛山大臣は、先週の視察を通して、子供たちは相当なストレスがかかり、我慢をしながら生活をしている、あるいは生活をしていたのだと感じたと話し、
「現地の学校や教育委員会の先生方の手助けをしていただきたい。また、それを通して、避難をしておられる能登の地域の方々を支えていただきたい」
と伝えました。

  派遣職員を代表して小久保行政改革推進室長は、環境の変化とともに、中学生は元々多感な時期であり、見える所、見えない所含めて、色々なものを抱えていると思うと話し、
「子供たちの状況をしっかり理解して子供たちの学びを支え、寄り添っていけるように、そして、先生方とのチームワークの中で皆さんとともにしっかり任務を果たしたい」
と述べました。

  文部科学省では、引き続き、被災地のニーズに寄り添い、各自治体等とも連携しながら、子供たちの就学機会の確保、心のケアについてしっかりと支援してまいります。