安江大臣政務官が、東京都小平市立学校給食センター及び小平市立小平第二中学校を視察

1月23日(火曜日)
教育

  1月23日、安江大臣政務官は、東京都小平市立学校給食センター及び小平市立小平第二中学校を訪れ、学校給食の調理現場や給食・授業時における栄養教諭の食の指導(※)を視察するとともに、青木教育長、吉田校長ほか学校関係者と意見交換を行いました。

  小平市立学校給食センターにおいては、令和5年2月に改築され充実した調理環境で調理員が給食を調理する様子を視察し、地場産物の積極的な活用、日本各地の郷土料理・世界の料理などを取り入れた献立の工夫、手作りへのこだわりなど、栄養教諭等から小平市の中学校給食における取組等を伺いました。

  小平市立小平第二中学校においては、給食センターから届いた給食を給食当番の生徒が配膳する様子や、生徒の食への興味関心を高めるための栄養教諭による食の指導(栄養素・食材の説明、全国学校給食週間(※)の取組の一つとして日本における給食の歴史などを紹介する様子)を視察し、生徒とともに給食を喫食しました。
  また、2年生の家庭科において「持続可能な食生活」をテーマに栄養教諭が授業を行い、食料自給率や食品ロスの問題について、グループワークで身近な課題とその解決策を考察し、生徒が食に関する現代的課題への理解を深める様子を視察しました。
  さらに、青木教育長、吉田校長ほか学校関係者から、小平市における学校給食・食育の取組等を伺い、意見交換を行いました。

  文部科学省においては、今回の視察を踏まえ、より一層の学校給食・食育の充実に向け、栄養教諭の配置促進、資質能力向上を図るなど、必要な取組を進めてまいります。

(※)栄養教諭は、学校給食の管理のほか、各教科における食に関する指導や、その専門性を活かし、食物アレルギーや肥満・痩せなど食に関する健康課題を持つ児童生徒への個別指導を行うなど、学校における食育を推進する上で、重要な役割を果たしています。
▶栄養教諭制度について(文部科学省HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/eiyou/index.htm

(※)文部科学省では1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」と定めており、学校給食の意義や役割について、児童生徒や教職員、保護者や地域住民の理解を深め関心を高めるため、全国で様々な行事が行われます。