盛山大臣が東京電力福島第一原子力発電所等を視察

1月20日(土曜日)
科学技術・学術

  1月20日、盛山大臣は福島県を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所、日本原子力研究開発機構(JAEA)の大熊分析・研究センター及び楢葉遠隔技術開発センターを視察しました。

  東京電力福島第一原子力発電所では、廃炉の進捗状況やALPS処理水の海洋放出の状況を確認し、関係者と意見交換をしました。

  大熊分析・研究センターでは、ALPS処理水の第三者分析に係る設備や固体廃棄物分析の前処理を行う設備などを視察しました。

  楢葉遠隔技術開発センターでは、東京電力福島第一原子力発電所原子炉建屋内の環境を再現し作業内容の確認や訓練を行えるバーチャルリアリティ(VR)システムや、ロボットアームを用いた燃料デブリの試験的取出しの実規模試験設備などを視察しました。

  盛山大臣は、今回の視察や意見交換を通じて、廃炉作業の現状や課題を確認するとともに、廃炉における研究開発機関の役割の重要性を改めて認識しました。また、関係者に対し、自治体とも対話しながら引き続き廃炉に向けた取組を着実に進めていただきたい旨述べました。

  文部科学省としては、引き続き、東電福島第一原発の廃炉の現場を支える長期的な取組への支援を進め、福島の復興に取り組んでまいります。

【東京電力福島第一原子力発電所(ブルーデッキ)】

【東京電力福島第一原子力発電所(グリーンデッキ)】

【大熊分析・研究センター】

【楢葉遠隔技術開発センター(VR)】

【楢葉遠隔技術開発センター(ロボットアーム)】