盛山大臣が宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスを視察

1月15日(月曜日)
科学技術・学術

  1月15日、盛山大臣は、JAXA相模原キャンパスを訪れ、
〇運用中のXRISMや開発中の火星衛星探査計画(MMX)の管制室
〇「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウの試料(サンプル)も保管されている「地球外試料受入(キュレーション)設備」
〇宇宙探査実験棟内の月・惑星表面を模擬した「宇宙探査フィールド」
などを視察しました。

  また、1月20日午前0時頃(日本標準時間)に月面への着陸が予定されているSLIM※ の状況について説明を受けました。

  盛山大臣は、SLIMの技術的な特徴等について質問し、今週末に控えるSLIMの月面着陸への期待を伝えました。

  そのほか、月面活動に関しての説明を受けながら「宇宙探査フィールド」を見学するなど、現場の取組について理解を深めました。

  今後、視察を通じて得られたことを踏まえ、文部科学省として、関連施策の充実に積極的に取り組んでまいります。

※SLIM (Smart Lander for Investigating Moon/スリム)プロジェクトは、「月の狙った場所へのピンポイント着陸」、「探査機の小型軽量化」、「月の起源を探る」といった将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を小型探査機で月面にて実証する探査計画。2023年9月7日に打ち上げられ、2023年12月25日に月周回軌道投入に成功。2024年1月20日午前0:00頃(日本標準時)に着陸降下を開始し、同0:20頃(日本標準時)に月面着陸を予定している。(1月15日時点)

宇宙科学探査交流棟(展示施設)にて

小型月着陸実証機SLIMの状況について説明を受ける様子

宇宙探査実験棟「宇宙探査フィールド」にて変形型月面ロボットの説明を受ける様子

月の表面を模擬した大型屋内実験場である宇宙探査実験棟「宇宙探査フィールド」にて