盛山大臣が新国立劇場バレエ研修所・演劇研修所を視察

1月9日(火曜日)
文化

  1月9日、盛山大臣は新国立劇場バレエ研修所・演劇研修所を視察し、研修生の練習の様子を見学するとともに、研修体制や課題等について説明を受けました。

  新国立劇場では、次代を担うオペラ歌手・バレエダンサー・俳優のための全日制研修所を設けています。視察では、バレエ研修と演劇研修の様子を見学しました。

  現在、バレエ研修所には全日制の第19・20期生(18 ~ 21 歳)11名と 16 ~18歳の予科生5名が所属しています。これまで109名が修了し、4名が新国立劇場バレエ団でプリンシパルを務めるなど国内外のバレエ団で活躍しています。

  視察ではこれらこれまでの実績の他、バレエ研修は来年度から4年間一貫の新研修体系に移行すること、ジュニアクラスと専科の新設、新研修体系になるにあたっての世界水準の実践的なカリキュラムの整備やより優れた講師の確保・充実、研修場所の安定確保等の課題についても伺いました。

  視察後、盛山大臣は、研修生の皆さんが世界に羽ばたいて、日本のバレエのレベルの高さを世界中の人々に認識してもらえるようになることを期待していると述べました。

  関係者からの練習環境の一層の充実についての御要望等も含め、文部科学省、文化庁では、引き続き次世代のアーティストの育成や日本の文化拠点としての安定的な活動に必要な取組を進めてまいります。