新卒者等の採用維持・促進について、萩生田大臣が坂本一億総活躍担当大臣、田村厚生労働大臣、長坂経済産業副大臣とともに、経済4団体に対して要請しました

10月27日(火曜日)
教育

  10月27日、萩生田大臣が坂本一億総活躍担当大臣、田村厚生労働大臣、長坂経済産業副大臣とともに、経済4団体(日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国商工会連合会)に対して、新卒者等の採用維持・促進について特段の配慮を求めました。

  要請の場では、関係省庁と連携してとりまとめた「新卒者等の採用維持・促進に向けた取組」に基づき、新卒者及び企業に対する具体的な支援策を各大臣等から示しました。
  萩生田大臣からは、大学等を通じた就職未内定の学生の支援についてお示しするとともに、卒業・修了後少なくとも3年以内は新卒者と同等の扱いをするよう、改めて柔軟な対応をお願いしました。

  要請を終え、萩生田大臣は、記者団からの取材において、
  「大企業志望だった学生が、この際地元に帰って中小企業に就職をしたいと思った時に、東京にいると地元の情報が十分には取り切れないところがあるので、地元の経済団体の皆さんや、(新卒応援)ハローワークとも連携を取りながら、採用意欲のある企業は、是非、積極的な情報発信をしていただきたい。文部科学省も大学と連携してその取り組みをしっかりサポートしていきたい」
と話し、第二の就職氷河期世代を生むことなく、希望した職業にチャレンジすらできず落ち込んでいる学生たちが少しでも希望が持てるよう、引き続き政府全体で経済界に要請し、学生の就職支援に取り組んでまいりたいと述べました。

※なお、経済4団体では各団体のウェブサイトにおいて要請内容について掲載されております。
(各団体ウェブサイト)
○日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/announce/2020/1027b.html別ウィンドウで開きます
○日本商工会議所
https://www.jcci.or.jp/news/trend-box/2020/1028113959.html別ウィンドウで開きます
○全国商工会連合会
https://www.shokokai.or.jp/?post_type=seisakus&p=8682別ウィンドウで開きます
○全国中小企業団体中央会
https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/kyouryokuyousei201027.html別ウィンドウで開きます