別紙2 図書館職員のキャリアパスのための研修のモデル

別紙2

 この図は、図書館サービスに携わる図書館職員が、経験年数等に応じて知識・技術を向上させるための研修の受講について、一つのモデルを示したものである。

1.市立図書館で勤務する、司書資格を有するAさんの場合

採用・配属
  • 市の公務員初任者研修を受講
  • 図書館(県立又は市立)の初任者研修を受講
  • 市(又は自館)の基礎的研修を受講
3年目
  • 市(又は自館)の中堅研修を受講
  • 県の中堅研修を受講
    (→市の中堅研修で講師を務め、県の研修成果を普及)
  • 民間団体が主催する、図書館関連のビジネス支援、医療情報等専門分野の講座を受講
  • 国の研修(図書館地区別研修)を受講
    (→県の中堅研修で講師を務め、国の研修成果を普及)
7年目
  • 県の上級者研修を受講
  • 民間団体が主催する、図書館関連のビジネス支援、医療情報等専門分野の講座を受講
  • 商工会議所等の各種機関やNPO等が主催する、医療や経営等の特定分野の研修を受講
  • 国の上級者研修(図書館司書専門講座)を受講
    (→県の上級者研修で講師を務め、国の研修成果を普及)
まるまる年目
  • 管理職に就任
  • 県の管理職研修を受講
    (→市の職員の育成に努める)
まるまる年目
  • 館長に就任
  • 県の館長研修を受講
    (→市の職員の育成に努める)
  • 国の館長研修を受講
    (→県の館長研修で講師を努め、国の研修成果を普及)
    (→継続的に、市の職員の育成に努める)

2.市立図書館で勤務する、短期非常勤職員Bさんの場合

採用
  • 図書館の初任者研修を受講
  • 図書館サービスの向上を図るための基礎的研修を受講

3.市立図書館の館長Cさんの場合

(市に採用以降、行政部局で勤務)

図書館長に就任
  • 図書館の初任者研修を受講
  • 県の館長研修を受講
    (→市の職員の育成に努める)
  • 国の館長研修を受講
    (→県の館長研修で講師を努め、国の研修成果を普及)
    (→継続的に、市の職員の育成に努める)

-- 登録:平成21年以前 --