平成27年度「楽しい子育て全国キャンペーン」~家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ~三行詩優秀作品の選定について

「家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ」三行詩募集について、平成27年12月11日に開催された選考委員会において、優秀作品を選定いたしましたのでお知らせします。

本事業は、都市化や核家族化、少子化など、子育てや家庭教育を支える地域の環境が変化する中、改めて、家族の会話やコミュニケーションから育まれるきずなや家庭のルール、「早寝早起き朝ごはん」といった子供たちの基本的な生活習慣づくりなど、家庭教育の大切さや命の大切さについて、親子や家族で話し合ったり一緒に取り組むことを社会全体で呼び掛けていくため、公益社団法人日本PTA全国協議会との共催により実施したものです。

なお、優秀作品については、平成28年3月30日(水曜日)に文部科学省において、表彰式を行うこととしています。また、表彰式終了後に受賞者交流会を予定しています。

募集結果

応募総数  149,669作品
(応募作品内訳:小学生の部 83,859作品 中学生の部 56,219作品 一般の部 9,591作品)

選考結果

○文部科学大臣賞
○厚生労働大臣賞
○公益社団法人日本PTA全国協議会会長賞
○「早寝早起き朝ごはん」全国協議会会長賞
  上記各賞について、小学生の部、中学生の部、一般の部から各1作品、全12作品を選出
※その他、佳作17作品を選出

受賞作品一覧

○文部科学大臣賞

◆小学生の部

おやつにもらったチョコレート。
かぞくにわけたらちいさくなった。
でも、みんなのしあわせおおきくなった。

仙崎 志歩(石川県羽咋市 小学校1年)

◆中学生の部

泥棒ですか?
母のツッコミ
ただいまというまでやりなおし

青木 嶺斗(島根県益田市 中学校3年)

◆一般の部

叱るより 褒めたいんだよ 本当は
のど元までなら 準備万端

早川 学(愛知県江南市)

○厚生労働大臣賞

◆小学生の部

「うん うん うん。」
「それで? それで?」ときかれると、
どんどんお話ししたくなる。

増浦 美来依(鳥取県日南町 小学校2年)

◆中学生の部

反抗期
それがすぎたら、反省期
お母さん、いつも言いたいありがとう

水川 美咲(福岡県須恵町 中学校3年)

◆一般の部

「ねぇ 知ってる?」
かがやく瞳で 問う娘
ときには そっと
無知なふり

岡 あゆみ(兵庫県姫路市)

○公益社団法人日本PTA全国協議会会長賞

◆小学生の部

お母さんが教えてくれた
「かがみは先にわらわない」
いつも心においてるよ。

甲斐 瑠々花(宮崎県延岡市 小学校3年)

◆中学生の部

玄関でみんなのくつを並べながら思いついた
最近家族三人で川の字で寝ていないなぁと思い、
お父さんとお母さんのくつの間に私のくつをおいた

橋本 麻央(富山県射水市 中学校1年)

◆一般の部

あなたの声、
#半音上がってわかる隠しごと
♭半音下がってわかる悩みごと
母の耳は絶対音感。

庭野 知子(静岡県静岡市)

○「早寝早起き朝ごはん」全国協議会会長賞

◆小学生の部

ねるまえのおやすみぎゅうはいいきもち
一日のごほうびみたいだな

我那覇 宗基(沖縄県嘉手納町 小学校1年)

◆中学生の部

早寝早起き朝ごはん
基本だけれど母さんは
遅寝早起き朝ごはん
母さんいつもありがとう

矢澤 恒汰(長野県茅野市 中学校3年)

◆一般の部

体も態度も大きいけれど
寝顔は小さい頃のまま
かわいい我が子におやすみなさい

上田 有香(京都府城陽市)

○佳作作品

◆小学生の部

大津波 思い出の家をのみこんだ
大丈夫 みんなで新しい思い出を作るから

大谷 朱望(福島県相馬市 小学校4年)

できるだけ言わない3D
『でも』『だって』『どうせ』
どんどん言おう3D
『どうもありがとう』『だいじょうぶ?』『だいすき!!』

寺脇 美空(山口県美祢市 小学校5年)

病気で気管切開をしているぼく
「声を出してみろよ。」と言われたこともある
のどに入れているチューブをみんなに見られる
でもぼくはまわりの目を気にしない
それはお母さんがぼくをほこりに思っているから

小出 湊太郎(神奈川県綾瀬市 小学校4年)

おとうとが生まれて
やきもちをしった。
ぼくの気もしらないで
おとうとはぼくにわらうから、
このちっちゃいなきむしさんを
まもりたいっておもいも生まれた。

稲垣 真人(千葉県習志野市 小学校2年)

お母さんはいつも
ぼくのことを「たからもの」と言う
うれしい気持ちになる
ぼくのことを思ってくれてるんやなあ と思う
人はみんなだれかの
たからものなのかなあと思う

二口 敬太(富山県射水市 小学校5年)

ありがとう どれだけ言っても いいことば
ごめんなさい 早く言ったら いいことば
おかげさま いつも言えたら いいことば

橋本 和樹(愛知県みよし市 小学校4年)

スマホの画面ばっかり見てると
わからなくなる
家族のこと
友達のこと
自分のこと
本当のこと
大切なこと

渡邉 彩夏(東京都足立区 小学校4年)

◆中学生の部

テストで良い点取った時。 母は「私の子じゃない!」と笑顔で言う。
テストで悪い点取った時。 母は「私の子だ!」と笑顔で言う。
言葉の意味はちがうけど 言葉の愛は同じくらい。

小宮山 乃々花(山梨県甲府市 中学校1年)

真っすぐばかりじゃない
私の言葉も受けとめてくれる
案外・・・家族は名キャッチャー

大島 彩夏(富山県入善町 中学校1年)

腹へった ただいまの代わりの 照れかくし

平岩 竜海(山口県宇部市 中学校2年)

「ありがとう」なんて素直に言えない
「大好き」なんてもちろん言えない
はやく終わらないかな 反抗期

辻坂 優宇(大阪府岸和田市 中学校3年)

いつも生意気な弟が、ひらがな覚えたとじまんして
覚えたてのきったない字の手紙をくれ、
見ると「いつもありがとう」の一言
ありきたりだけどなぜか感動。

岩崎 莉央(富山県立山町 中学校2年)

「勝ってこい!」初めて言われた父の言葉
涙で帰った その夜に
そっと言われた 「おつかれさん」

川村 恵斗(埼玉県さいたま市 中学校3年)

◆一般の部

最終手段 チューするぞと 起こす朝

渡部 公子(三重県伊勢市)

おい娘!
母さんへの言い訳で
「だってお父さんの子なんだもん」って言うんじゃない!

池上 祥一郎(鹿児島県南九州市)

笑ったり 泣いたり 怒ったり
あなたと過ごす 毎日は どんな映画よりも名作ね

藤崎 聡子(大分県大分市)

うちの子 よその子
だれもがみんな 大事な子

久保 志保子(愛媛県松山市)

表彰式

日時  平成28年3月30日(水曜日)13時30分~14時10分
場所  文部科学省旧庁舎6階講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)
※表彰式終了後、受賞者の皆様に受賞の感想などを発表いただく、受賞者交流会を予定しています。

優秀作品について

文部科学省及び公益社団法人日本PTA全国協議会のホームページに掲載するとともに、家庭教育支援に関する資料等において活用することとしています。

選考委員会について(五十音順)


青沼 貴子

漫画家

渥美 由喜

株式会社東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長

伊藤 亜矢子

国立大学法人お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科人間科学系准教授

枝  慶

文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室長

北川 和也

公益社団法人日本PTA全国協議会常務理事

俵  万智

歌人

中橋 恵美子

NPO法人わははネット理事長

野村 知司

厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課少子化総合対策室長

服部 幸應

学校法人服部学園服部栄養専門学校理事長・校長
早寝早起き朝ごはん全国協議会副会長


三行詩募集について

募集対象  小学生、中学生、保護者、教職員等
募集内容  「家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ」に関する三行詩
募集期間  平成27年7月1日~平成27年9月10日
主催     文部科学省、公益社団法人日本PTA全国協議会

お問合せ先

生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室

(生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室)

-- 登録:平成28年01月 --