平成24年度就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験(中卒認定)受験案内

  • 出願期間 平成24年8月17日(金曜日)から9月4日(火曜日)まで
    (注)9月4日(火曜日)の消印有効
  • 試験日 平成24年11月1日(木曜日)
  • 合格発表 平成24年12月7日(金曜日)発送予定
    (お手元に届くまでには数日かかる場合があります。) 

1 中学校卒業程度認定試験(中卒認定)とは

 中学校卒業程度認定試験とは、学校教育法第十八条の規定により、病気などやむを得ない事由によって保護者が義務教育諸学校に就学させる義務を猶予又は免除された子に対して、中学校卒業程度の学力があるかどうかを認定するために国が行う試験であり、合格した者には高等学校の入学資格が与えられます。

2 受験資格

次の(1)から(4)までのいずれかに該当する方が受験できます。

(1) 就学義務猶予免除者である者又は就学義務猶予免除者であった者で、平成25年3月31日までに満15歳以上になるもの
(2) 保護者が就学させる義務の猶予又は免除を受けず、かつ、平成25年3月31日までに満15歳に達する者で、その年度の終わりまでに中学校を卒業できない((4)に掲げる者を除く。)と見込まれることについてやむを得ない事由があると文部科学大臣が認めたもの
(3) 平成25年3月31日までに満16歳以上になる者((1)及び(4)に掲げる者を除く。)
(4) 日本の国籍を有しない者で、平成25年3月31日までに満15歳以上になるもの

3 試験科目と程度

 試験科目は、中学校の国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科です。
また、試験の程度は各教科について、これらを履修した場合と同程度ですので、教科書などを参考に準備してください。なお、過去の試験問題については、以下のページをご覧下さい。
(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sotugyo/1263187.htm)

4 試験の期日と時間割

平成24年11月1日(木曜日)

時間

試験科目等

10時00分~10時40分

国語

11時00分~11時40分

社会

11時40分~13時00分

昼食、休憩

13時00分~13時40分

数学

14時00分~14時40分

理科

15時00分~15時40分

外国語(英語)

5 試験の日程

出願期間

8月17日(金曜日)から9月4日(火曜日)まで (9月4日(火曜日)の消印有効)

(注)出願書類(受験案内3ページ参照)
   以下の書類を書留による郵送により提出

  1. 認定試験願書・履歴書
  2. 住民票(本籍地記載のもの)又は戸籍抄本
    外国籍の方は、住民票(国籍記載のもの)の他、外国人登録原票の写し又は外国人登録原票記載事項証明書も可
  3. 写真2枚(受験者票、受験票に貼付)
  4. 証明書((注)該当者のみ)
  5. 受験結果通知用封筒(封筒B)
  6. 受験票返信用封筒(封筒C)
  7. 試験科目の免除に必要な書類((注)該当者のみ)
  8. 個人情報の提供にかかる同意書((注)該当者のみ)

 (提出先) 文部科学省生涯学習推進課認定試験第二係 

 受験票の送付

 9月下旬から10月上旬にかけて送付
(注)10月10日(水曜日)を過ぎても受験票が届かない場合は、文部科学省生涯学習推進課に連絡してください。

 認定試験実施

11月1日(木曜日)
(注)試験会場は各都道府県に1ヶ所

 認定試験結果の通知

12月7日(金曜日)発送予定
(注)受験結果通知用封筒(封筒B)で簡易書留郵便により次のいずれかの書類が届きます。

  • 認定証書(全科目合格者)
  • 科目合格証書(一部科目合格者)
  • 通知書(その他の者)

6 受験の手続き

 (1) 出願書類

1 認定試験願書・履歴書

 用紙は、文部科学省又は都道府県教育委員会等に用意されている指定のものを用いてください。

2 住民票又は戸籍抄本
(本籍が明記してあるもの)

 出願前6か月以内に交付を受けたものを提出してください。(外国籍の方は国籍が記載された住民票(外国人登録原票記載事項証明書又は外国人登録原票の写しも可))
 過去に合格科目がある外国籍の方のうち、氏名(本名)又は国籍を変更した方は住民票の他、「8 個人情報の提供にかかる同意書」を提出してください。
氏名(通名)を変更した方は、文部科学省へ問い合わせてください。
 本籍(外国籍の方は国籍)が明記されていない住民票等は受理できません。

3 写真2枚
(受験者票、受験票)

 出願前6か月以内に撮影した無帽・正面上半身のもの。(縦5センチメートル、横5センチメートルのもの。白黒でも可。)
 願書の「受験者票」と「受験票」の写真貼付欄に貼り付けてください。

4 証明書((注)該当者のみ)
(証明書は、出願者の
就学事務を行った市区町村の
教育委員会が作成しますので
早めに依頼してください。)

  • 受験資格(1)に該当する場合
    →就学義務の猶予・免除を受けた旨の証明(17ページの様式(1))
    (就学義務猶予免除者である者又は就学義務猶予免除者であった者で、平成25年3月31日までに満15歳以上になるもの)
     
  • 受験資格(2)に該当する場合
    →中学校を卒業できないと見込まれることについてやむを得ない事由がある旨の証明書(18ページの様式(2))
    (保護者が就学させる義務の猶予又は免除を受けず、かつ平成25年3月31日までに満15歳に達する者で、その年度の終わりまでに中学校を卒業できないと見込まれることについてやむを得ない事由があると文部科学大臣が認めたもの)

5 受験結果通知用封筒
(封筒B)

 出願者の郵便番号、住所、氏名及び受験地を明記し、420円分の切手を貼付してください。

6 受験票返信用封筒
(封筒C)

 出願者の郵便番号、住所、氏名及び受験地を明記し、80円分の切手を貼付してください。

7 試験科目の免除に必要な
書類((注)該当者のみ)

 5ページからの「7 試験科目の一部免除等」を参照し、必要な書類(技能審査の合格証明書等)を願書に添付してください。

(注)証明書類に記載された氏名(本名)と現在の氏名(本名)が異なる場合には、変更の経緯がわかる公的書類(戸籍抄本等。外国籍の方は住民票と個人情報の提供にかかる同意書、あるいは外国人登録原票記載事項証明書のみでも可)を添付してください。

(注)証明書類に記載された氏名(通名)と現在の氏名(通名)が異なる場合には、文部科学省まで問い合わせて下さい。

8 個人情報の提供にかかる
同意書((注)該当者のみ)

 外国籍の方で、過去に中学校卒業程度認定試験で合格した科目があり、氏名(本名)又は国籍に変更がある方は、20ページの同意書を、住民票とあわせて提出してください。

(注)19ページの説明を確認してください。

(注)氏名や国籍の変更の経緯を記載した外国人登録原票記載事項証明書又は外国人登録原票の写しを提出する方は、この同意書は不要です。

9 出願用封筒(封筒A)

 上記1~8を同封するとともに、表面に受験地、住所、氏名を明記し、裏面をチェックしてください。

(2)願書提出先
 出願用封筒(封筒A)に出願書類1~8を同封し、文部科学省生涯学習推進課認定試験第二係あてに郵便局の窓口において書留で郵送してください。

(3)願書受付期間
 8月17日(金曜日)から9月4日(火曜日)(消印有効)までに郵便局の窓口において書留で郵送してください。

(4)受験料 無料

(5)受験票
 出願した方には、文部科学省より受験票を交付します。受験票は、受験の際に必ず持参してください。
 なお、10月10日(水曜日)を過ぎても受験票が届かない場合は、文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課認定試験第二係に連絡してください。

7 試験科目の一部免除等

 一定の要件を満たしている場合には、一部の試験科目について試験の免除等を願い出ることができます。これらの措置には、全ての受験者を対象にしたものと、外国籍等の受験者だけをを対象にしたものがありますので、ご留意ください。

(1)全ての受験者を対象としたもの
 次の表にある技能審査に合格した受験者は、誰でも申請により、外国語(英語)の試験が免除されます。願書の免除を受ける科目の欄、技能審査の名称及び級の欄にそれぞれ必要事項を記入して、その技能審査の「合格証明書」を出願書類に添えて提出してください。

 (注)必要な証明書類 技能審査実施団体の発行する合格証明書

免除を受けることができる試験科目

技能審査

実施団体

名称

免除に必要な級

英語

財団法人日本英語検定協会
(03-3266-8311)

実用英語技能検定

1級、準1級、2級、準2級又は3級

公益財団法人全国商業高等学校協会(「財団法人全国商業高等学校協会」の場合も含む)
(03-3357-7911)

英語検定試験

1級、2級又は3級

財団法人日本国際連合協会
(03-3517-6490)

国際連合公用語英語検定試験

特A級、A級、B級、C級、D級又はE級

(2)外国籍等の受験者だけを対象としたもの
 外国籍等の受験者に限って、その申請により、ふりがなを付けた問題冊子での受験と、技能審査の合格による国語の試験の免除という2つの特例措置の両方又はいずれか一方の適用を受けることができます。

(ア)対象となる受験者 

  1. 日本国籍を有しない方(外国籍又は無国籍の方)
     出願の時点で、日本の国籍を有しない方は、全て対象となります。外国籍等の受験者だけを対象とした特例措置の適用を申請する場合には、願書の「外国籍の者等」の欄に○を書き込んでください。

    (注)必要な証明書類
     特になし(出願書類中の「住民票、外国人登録原票の写し又は外国人登録原票記載事項証明書」により確認いたします。)
     
  2. 日本国籍を有する方で、外国に継続して2年以上居住し、平成21年8月17日以降に帰国した方
     日本国籍を有する方については、原則として、外国に継続して2年以上居住し、平成21年8月17日以降に帰国した方が対象となります。外国籍等の受験者だけを対象とした特例措置の適用を申請する場合に願書の「帰国者」の欄に○を書き込んでください。

    (注)必要な証明書類
     ・ 外国に継続して2年以上居住し、平成21年8月17日以降に帰国したことを証明できる書類。(例:出願者のパスポートの中の出入国の日付の分かる部分のコピーなど)

  3.  日本に帰化した方等
     日本国籍を有する方であって、上記2の条件に当てはまらない場合であっても、日本に帰化した方など国語の試験の受験に関して、上記2の方と同様の特別な事情が認められる場合には、対象となります。外国籍等の受験者だけを対象とした特例措置の適用を申請する場合には、願書の「帰化者等」の欄に○を書き込んでください。

    (注)必要な証明書類
     ・ 日本に帰化した方については、そのことを証明できる書類。(出願書類の一つである「戸籍抄本」において、日本に帰化した事実を確認できる場合には、それ以外の書類は不要。)

(イ)特例措置の内容

  1. ふりがなを付けた問題冊子での受験
     外国籍等の受験者は、全ての漢字(漢字の読み方を問う問題を除く)にふりがなを付けた問題冊子で、試験科目の全ての試験を受験することができます。願書の「ふりがなをきぼうする」の欄に○を付けてください。

    (注)必要な証明書類
     ・ 外国籍等の受験者に必要な書類(上記の(ア)2又は3に該当する方は必要。上記の(ア)1に該当する方は不要。)
     
  2. 技能審査の合格による国語の試験の免除
     次の表にある技能審査に合格した外国籍等の受験者は、申請により、国語の試験が免除されます。願書の免除を受ける科目の欄、技能審査の名称及び級の欄にそれぞれ必要事項を記入して、その「合格証明書」を出願書類に添えて提出してください。

    (注)必要な証明書類
     ・ 外国籍等の受験者に必要な書類(上記の(ア)2又は3に該当する方は必要。上記の(ア)1に該当する方は不要。)
     ・ 技能審査実施団体の発行する「合格証明書」(希望者全員が必要) 

免除を受けることができる試験科目

技能審査

実施団体

名称

免除に必要な級

国語

独立行政法人国際交流基金及び財団法人日本国際教育支援協会
(お問い合わせ先 日本語能力試験受付センター(03-5220-3431))

日本語能力試験

N1又はN2(平成22年3月31日までの試験では1級又は2級)

8 試験場

 試験は、各都道府県ごとに設ける試験場で行われます。ページ下部のPDFファイルをご確認ください。受験当日は、受験票、筆記用具、昼食及び必要な医薬品等を持参してください。試験会場によっては上履きが必要になります。受験票と一緒に送付する注意事項  で必ず確認してください。 

9 合格発表

 合格者の発表は、12月7日(金曜日)(予定)に直接本人あてに、以下のいずれかの書類を郵送(封筒B)します。なお、受験後に現住所を変更した場合には、すみやかに文部科学省に新住所を届け出てください。
(注)郵送物 → 認定証書(全科目合格者)、科目合格証書(一部科目合格者)、通知書(その他の者)

10 合格の申請について

 試験の結果、科目合格となった方のうち、合格に必要な残りの科目について技能審査に合格した場合は、合格者となることができる場合があります。詳しくは文部科学省に相談してください。

11 認定試験願書等の記入方法

(1)記入上の注意事項
 黒か青のボールペン又は万年筆で丁寧に記入してください。誤って記入した場合は、その部分を二重線で消し、訂正してください。訂正印は不要です。

(2) 受験科目について
 受験者は、1回の試験において必ずしも全部の試験科目を受験する必要はありません。また、一部の試験科目に合格した方は、翌年以後の試験では、その科目の受験が免除されます。

(3) 特別措置について
 保護者等の付き添いや、点字による受験等の特別措置が必要な場合には、履歴書の「障害の程度」欄にその旨を記入するか、又は願書提出時に申し出てください。
 点字での受験を希望する方は、できるだけ早めに申し込みをしてください。
(注) やむを得ない理由で、出願後に受験地等の変更をする場合には、文部科学省に9月18日(火曜日)(消印有効)までに願い出をしてください。

12  合格後の証明書等の交付申請手続

 中学校卒業程度認定試験合格者(全科目合格者)は、文部科学省に交付申請書を提出することにより、認定証明書及び調査書の交付を受けることができます。

(注) 認定証明書または調査書が必要な場合に提出するもの(交付申請書書式の注意事項をご確認ください)

  1. 交付申請書
  2. 返信用封筒(角形2号(24センチメートル×33センチメートル)の封筒に郵便番号、住所、氏名を記入し、返信用切手を貼ったもの。切手料金は申請書書式に記載)

(返信用切手について)

認定証明書及び調査書の交付部数

返信用切手の金額

2通まで

120円

7通まで

140円

12通まで

200円

20通まで

240円

お問合せ先

生涯学習政策局生涯学習推進課認定試験第二係

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(生涯学習政策局生涯学習推進課認定試験第二係)

-- 登録:平成24年06月 --