本プログラム事例集のモデルとなるプログラムの収集・編成に当たっては、充実した活動が行われ、かつ成果が上がっている取組であって、他の取組のモデルとなる学校について、先進事例の収集・選択を行った。
本プログラム事例集においては、各学校等が推進する非行防止教育等の一環として、児童生徒又は保護者を対象として、学校内外において警察職員(少年補導職員、警察官等)や医師、薬剤師等の専門家や地域の人材等を招いて実施する活動及びその事前・事後における学習指導等の取組について、次のような活動の類型ごとに示している。
なお、これらの類型は、本書における事例の提供のため、外部講師や非行防止教室等を行う対象、活動の内容などに着目して仮に整理したものであり、固定的なものではない。学校での取組は、ねらいなどに応じて複合的な活動が行われることも多く、収集した事例についても、複数の性格を有するものがみられた。そのような事例について、ここでは整理の都合上、そのプログラム事例で取り上げられている活動の対象や内容などからみて最も近いと思われる類型の中で紹介している。
※ 取組(例)
なお、本プログラム事例集の編集に当たっては、これらの取組について、
に区分・整理している。
各事例には、1取組のねらい、2活動の流れの概要、3教育課程への位置付け、4実施までの経緯、5事前の取組、6非行防止教室等の開催、7事後の取組などを内容として盛り込んでいる。
なお、各事例の末尾には、「本プログラムの活用により期待される成果と活用上の留意点」を付し、見どころや活用の際の留意点などを示した。
初等中等教育局児童生徒課
-- 登録:平成21年以前 --