第1 目標
社会生活についての理解を図り,我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を育て,国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。
第2 各学年の目標及び内容
第3 指導計画の作成と内容の取扱い
- 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
- (1) 各学校においては,地域の実態を生かし,児童が興味・関心をもって学習に取り組めるようにするとともに,観察や調査・見学などの体験的な活動やそれに基づく表現活動の一層の充実を図ること。
- (2) 博物館や郷土資料館等の施設の活用を図るとともに,身近な地域及び国土の遺跡や文化財などの観察や調査を取り入れるようにすること。
- (3) 学校図書館や公共図書館,コンピュータなどを活用して,資料の収集・活用・整理などを行うようにすること。また,第4学年以降においては,教科用図書「地図」を活用すること。
- (4) 第1章総則の第1の2及び第3章道徳の第1に示す道徳教育の目標に基づき,道徳の時間などとの関連を考慮しながら,第3章道徳の第2に示す内容について,社会科の特質に応じて適切な指導をすること。
- 第2の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
- (1) 各学年の指導については,児童の発達の段階を考慮し社会的事象を公正に判断できるようにするとともに,個々の児童に社会的な見方や考え方が養われるようにすること。
- (2) 各学年において,地図や統計資料などを効果的に活用し,我が国の都道府県の名称と位置を身に付けることができるように工夫して指導すること。