現職教員や保護者向けアンケートの自由意見の中に到達度、何をどこまで教えれば良いのかの目標が見えにくいという声がある。三領域一事項ごとに、どこが課題であり、どこまで到達させることが目的であるのかということがはっきりとわからないというものである。基礎・基本の到達として何をどこまで目指すべきなのか具体的な到達度や目標を明確にする形で示していくことで指導における迷いを取り除く教科書を作っていくべきである。
図表1-16 A社「国語」6年下
単元名 | 表現を味わい、豊かに想像しよう→賢治の世界を味わい、豊かに想像しよう |
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教材名 | 「やまなし」(物語)<資料>「イーハトーブの夢」(伝記) |
図表1-17 シラバス型の表記
「話すこと・聞くこと」でできるようになること。 | スピーチ、司会、進行、質問、インタビュー、説明、討論、座談会、等。 |
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「書くこと」でできるようになること。 | エッセイ、依頼文、礼状、招待状、暑中見舞い、メモ、取材したことを書く、引用、主張、ガイド、等。 |
「読むこと」でできるようになること。 | シリーズ読書、様々なジャンルの読書、読書報告会、民話を語る、詩を声に出して読む、等。 |
図表1-18 目次のシラバス型の表記例
(鈴木 美香子)
-- 登録:平成21年以前 --