本県では,知識の習得を中心とした基礎的な学力だけでなく,思考力,判断力,表現力,規範意識,基礎体力等も含めた「総合的な学力」の向上を目指している。昨年度の全国学力・学習状況調査の結果を受け,県学力向上推進委員会において,学校改善支援プラン「総合的な学力をはぐくむために」という提言が出された。
その大きな柱は,次のとおりである。
○学校は,児童・生徒の学習・生活状況を把握して課題を明確にし,各学校実態に即した「学力向上プラン」を作成する。
○学校は,学力調査を生かした検証改善サイクルを確立する。
○学校は,義務教育9年間を見通した系統的な指導に取り組む。
○福井県教育委員会と市町教育委員会,地教委連絡協議会は,情報提供や指導,助言に積極的に努め,学校の支援をする。
特に,今年度は,昨年度の結果から各学校が作成した学力向上プランの実施に加え,平成20年度の結果を活用し,各学校において,学力向上プランの更なる改善を図るための検証改善サイクルの確立を図ることを重点課題とした。
○本県の検証改善サイクル
本県では,昭和26年度から県独自の学力調査を50年以上に渡り継続実施している。現在は,小学校5年生(4教科)と中学校2年生(5教科)を対象に,悉皆調査として2月に実施しており,新年度までには調査結果のデータが提供される。そこで,本県の検証改善サイクルの確立に当たっては,この調査結果も活用することにより,全国学力・学習状況調査の1年1サイクルだけではなく,児童・生徒の実態をきめ細かに把握し,より迅速な改善が図られるよう,1年2サイクルを本県のモデルとした。
また,学力向上プランの作成に当たっては,学校としてどのような子どもを育てたいのか?どのような力を身につけさせたいのか?といった内容を記載したスクールプラン(我が校の教育推進プラン)との関連を図りながら,教育活動全体の中でとらえることが大切であると考えた。
さらに,本事業の実践研究を推進するに当たり,調査結果の分析や改善策を検討したり,調査活用協力校の指導・助言等の支援を行ったりするワーキングチームに市町教委等の指導主事を構成員とした。これは,分析結果や改善策等の共通理解を深めるとともに,本事業の成果を所管する学校に広げたり,指導・助言等の支援をより充実したものになることを期待したものである。
[検証改善サイクルのイメージ]
全国学力・学習状況調査結果の分析及びその結果から見られる課題の改善に向けた取組みを行う調査活用協力校に対し,本県が平成19年度に作成した学校改善支援プランを基に,指導・助言等の支援を行うとともに,学力向上に向けた実践研究の成果を普及を図るために,大学教授,小・中教研部会長,調査活用協力校長,行政関係者等を構成員として県学力向上推進委員会を設置した。また,委員会の中に,県・市町教委の指導主事等を構成員とする結果の分析や改善策等を検討する調査結果分析チームと調査活用協力校の学校訪問を実施する学校改善支援チームの2つのワーキングチームを設置した。
○専門委員会
第1回… 平成20年度全国学力・学習状況調査の結果概要や調査活用協力校の取組概要について
第2回… 本県の課題と改善策の検討
第3回… 調査活用協力校の改善事例と「GOOD授業ナビ」の検討
○調査結果分析チーム
第1回~第4回… 結果の分析と改善策の検討(リーフレット作成)
第4回・第5回…「GOOD授業ナビ」の作成
○学校改善支援チーム
第1回… 学力向上プランの進捗状況や成果と課題の把握
第2回… 学力向上プランの改善の方向性の検討,授業研究会
第3回… 授業研究会,改善事例の検討
調査活用協力校については,県内各地区の拠点校として本事業の実践研究に取り組み,その成果を県下全域に普及を図ることができるよう,福井市(福井地区),鯖江市(鯖丹地区),坂井市(坂井地区),大野市(奥越地区),美浜町(二州地区),小浜市(若狭地区)の7ブロックから8校を指定した。なお,8校のうち4校は,学力向上実践研究推進事業の推進校でもある。
県内全小・中学校の学力向上担当者を対象に,全国学力・学習状況調査の結果から見られた課題を改善するために,具体的な取組みに関する実践研究を行い,その成果を普及を図ることを目的に開催した。
○学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」
平成20年度全国学力・学習状況調査結果の分析から明らかとなった学習意欲の向上や問題解決力の育成といった課題を踏まえ,各校種別に学力向上プラン改善のための視点として,「3つの柱・9つの観点」を示した。この視点は,全国学力・学習状況調査等を活用した学校改善を図る意味から,教科や学年の壁を越え,学校全体で取り組む視点として提示したものである。また,3つの柱は,小・中学校とも共通としており,義務教育9年間のつながりを意識したものとなっている。
今後は,学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」を基に,各学校の学力向上プランの継続的な改善を推進していくために,事例の紹介や具体的な支援を講じていかなければならないと考えている。
○学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」【小学校】
知的好奇心を高める | 問題解決力を育てる | 学び合う活動を充実する |
---|---|---|
<魅力的な教材の提示を> | <課題解決の見通しと振り返りを> | <かかわり合いのある温かい学級づくりを> |
指導内容を指導するのにふさわしい教材 児童の発達段階や興味関心に応じた教材 6年間を見通した変化に富んだ教材 | 課題解決に当たっては,結果を予想し,解決方法の見通しをもつことが大切です。また,得られた結果を吟味し,解決の過程 を振り返ることも必要です。児童のこのような思考過程を重視することが,より実感を伴った本質的な理解を促すことにつながります。 | 学び合い,支え合う集団や学級づくりが,総合的な学力を形成していく基盤です。その上で,児童の発言の場を保障し,相互の コミュニケーションを促す授業展開を工夫することが大切です。 |
<日常生活に生かす工夫を> | <情報を関係付ける学習活動を> | <説明する力の育成を> |
学んだことが,日常生活に役立ったり生かされたりすることは,学ぶ意義を理解させ,有用感や学ぶ意欲を高めます。生活の中にある課題や教材を取り上げたり,学んだことを生活の場面に置き換えて考えさせたりするなど,学習内容と経験が結び付くような指導の工夫が必要です。 | 問題解決型の学習では,情報の収集,正確な読み取り,整理,取捨選択,関係付けなどの情報活用能力を身に付ける必要があります。また,情報を基に,目的に応じて,自分の言葉で表現したり別のものに書き換えたりする言語活動も,思考力や判断力を高める上で必要です。 | 今まで学習したことを活用しながら,根拠を明らかにして,互いに説明したり確認し合ったりする言語活動を充実させる必要があります。考えや表現を練り合うことを通して,新たな事柄を発見したり,相手に伝えるときのポイントをつかんだりすることができるよう指導します。 |
<体験活動の質的な向上を> | <学びが定着する家庭学習を> | <相互交流による振り返りの場を> |
児童が多様な価値観を学び,自分の生き方へとつないでいくためには,豊かな体験を積み重ねることが大切です。意図やねらいを明確にした活動を通して,児童自らが長所を見つけ,自信をもつことができるよう指導することが必要です。 | 家庭学習の習慣を身に付けるには,与えられた宿題をきちんと行うとともに,自分で計画的に学習に取り組む態度を育てていくことが大切です。発達段階に応じて,家庭学習のやり方や時間を有効に使って計画的に取り組むことについて,具体的に指導します。 | 交流 ( 話合い ) によって,互いの思いや考えを比較し,理解し合うことは,児童一人では難しかった客観的な振り返りを可能にします。自らの学びを見つめ直し,改善方法を見つけたり,学習のポイントをつかんだりすることで,活用できる知識・技能を確実に身に付けることができます。 |
○学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」【中学校】
知的好奇心を高める | 問題解決力を育てる | 学び合う活動を充実する |
---|---|---|
<単元の導入や終末に工夫を> | <自分で考えたり,調べたりする力を> | <かかわり合いのある温かい学級づくりを> |
毎日の学習が,日常生活とつながりがあることを生徒に意識させます。特に,単元の導入や終末では,このことを意識した学習になるよう工夫します。具体物を用いたり,実験や作業を取り入れたり,視聴覚教材を効果的に使用したりして,知的好奇心を刺激します。 | 自分で考えたり,調べたりする力を身に付けさせるためには,目的を明確にし,必要な情報を資料から取り出す学習活動を充実させることが大切です。情報の妥当性を吟味する場を設定することも必要です。 | 学び合い,支え合う集団や学級づくりが,総合的な学力を形成していく基盤です。その上で,生徒の発言の場を保障し,相互のコミュニケーションを促す授業展開を工夫 することが大切です。 |
<日常生活に役立つ実感のもてる学習活動を> | <確かな理解を> | <説明し合う学習活動を> |
資料の内容を理解し,調べた内容を自分の言葉でまとめることによって,調べた内容が生きた情報となり,日常生活でも活用できる知識となります。日常生活の中で役立つ実感を得ることが,新たな疑問を自力で解決しようとする意欲につながります。 | 生徒一人ひとりが,課題の意味を正確に把握し,既習事項を用いて自分の力で解決に向かうよう,個に応じた支援を行い,粘り強く取り組ませます。また,得られた結果についていろいろな見方や考え方ができるような学習活動を取り入れ,確かな理解を図ります。 | 課題に対する自分なりの考えをもち,説明し合う言語活動の場を設定し,的確に根拠を示して説明しているかを確認し合います。この学習活動を通して,集団としての思考力や判断力も育成します。 |
<体験活動の質的な向上を> | <学びが広がる家庭学習を> | <評価・批評し合う学習活動を> |
生徒が多様な価値観を学び,自己の生き方へとつないでいくためには,豊かな体験を積み重ねることが大切です。主体的な探究活動や自主的な集団活動などを通して,生徒自らが長所や才能を見つけ,自信をもつことができるよう指導することが必要です。 | 自分なりの目標や見通しをもって家庭学習に取り組む態度を育てることが大切です。自分の力に応じて予習や復習に取り組む方法や,1日や1週間の見通しをもちながら,時間を有効に使って計画的に取り組む方法について,具体的に指導します。 | 授業の中で対面する資料や友達の考えなどの情報を理解し,評価・批評する言語活動は,生徒の思考力を高めます。互いの意見の共通点や相違点を明確にしながら相互交流し,評価・批評し合うことで,自らの 学習が深まったことを認識できるように指 導することが大切です。 |
平成20年度の結果を分析し,その改善策等を小学校教師用,中学校教師用,児童・家庭用,生徒・家庭用の4種類のリーフレットにまとめた。特に,教師用リーフレットでは,学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」を具体的な指導例とともに示した。また,児童生徒・家庭用では,具体的な学習状況に関する努力事項を分かりやすいイラストとともに示した。なお,本リーフレットは,第1回県学力向上推進会議において配布した。
[小学校教師用リーフレット]
[児童・家庭用リーフレット]
[学力向上のためのヒント集(中学校用)]
平成20年度の結果を国語,算数・数学,質問紙ごとに分析し,学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」の根拠を示した。
隔月で実施している県下指導主事会議おいて,学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」に関する具体的な取組例を協議した。この取組みは,今回示した視点について,指導主事どうしの共通理解を図る上で効果的であった。なお,協議した内容は,ヒント集として取りまとめ,各学校に配布した。
全国学力・学習状況調査の結果から明らかとなった学習意欲の向上や問題解決力の育成といった課題について,活用型の授業づくりを支援する目的で,調査結果分析チームにおいて作成した。
内容は,平成20年度全国学力・学習状況調査の中で,特に課題となった設問の趣旨に基づき,指導上のポイントを示した指導例と授業で使用するワークシートをセットで作成し,小学校国語編,小学校算数編,中学校国語編,中学校数学編を各学校に配布した。なお,本指導資料は,各学校の実態に合わせてワークシートを変更できるよう,県教育研究所からネット配信している学習教材支援に電子ファイルを掲載している。
学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」に焦点の当てた調査活用協力校8校の実践事例を取りまとめ,県内全小・中学校に配布した。また,第2回県学力向上推進会議において,本改善事例集に基づき,各学校の実践事例発表会を実施した。
[GOOD授業ナビ:小学校算数の例]
各学校の学力向上プランの確実な実施と本県がモデルとする1年2サイクルの検証改善サイクルの一層の推進を図っていく。そのために,学力向上プラン改善のための視点「3つの柱・9つの観点」に基づいた事例の提供を積極的に行っていく。
平成20年度は,全国学力・学習状況調査の結果に基づき,国語と算数・数学について作成したが,来年度以降は,県学力調査の結果も活用することにより,社会,理科,英語についても作成する。
(参考)
・リーフレット「総合的な学力をはぐく むために」
・結果分析資料
・改善事例集「総合的な学力をはぐくむために」
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gimu/ zenkokugakutyo.html
本校は児童数140名,学級数7の小規模校である。
全国平均と比べて,本校児童の国語・算数の平均点は高く,生活態度,興味関心は肯定的回答をした児童の割合が高い状況である。全国学力学習状況調査の結果から見た本校児童の状況は全体的に良好であるが,さらなる改善を図る上で,以下のように重点課題を置いた。
○国語科
○算数科
本年度の授業や指導方法の改善として,取り組んだ研究(学力向上プラン)は次のとおりである。
整数,分数,小数の意味や計算方法の理解を確実なものにする。そのために,自分の考えを図や式,言葉に表したり,説明したりする場を設定する。
○1年算数「たし算とひき算を使って3つの数の計算をしよう」
○5年算数「平行四辺形の面積を求めよう」
具体的な事例を考える事により,計算のイメージを理解しやすくなり,相手に説明することで理解度を深める。また,相手の異なる考えを理解することで,さらに理解を深めると考え研究を行った。
教師全員が研究授業を行い,研究授業をもとに研究内容について評価し合った。また,取り組みの結果,児童の興味関心や生活態度,学力に改善が図られているかを定期的に把握するため,各学期毎に意識調査(情意・認知・学習習慣)を実施し,分析を行った。また,全国学力学習状況調査から本校の傾向をとらえ,県学力調査や標準学力テストを2月に実施し,学力の変化を客観的に分析する場とした。
具体物や図などを使って考え,2人組で説明するなどの算数的活動を設定したことで,自信を持って説明できるようになってきている。また,説明の型を統一して説明させたことも効果的であった。「どうやって求めるか分からなかったけど,すっきりした。みんなの考え方もすごいな。(5年)」という声も聞かれ,互いの考えを理解しようとする態度も見られるようになった。
本校は生徒数461名,学級数17の中規模校である。
国語数学の平均正答率は概ね良好である。教科の課題としては,活用問題で二極化の傾がみられ,基本的な用語の意味を正しく理解していない生徒が多い。また,長文を要約しながら読み進んだり,対話の流れ全体を考えて答えたりする力が弱く,文章やグラフなど,複数の資料から必要な情報を読み取って式に表したり,条件に合うように書いたりすることが苦手である。
学習態度に関して,本校の生徒は授業を真面目に取り組み,解決への見通しが明確になっている場合には意欲的に取り組んでいる。しかし,自分から積極的に課題をもったり,身につけたことを学習場面に活用したりする力が弱い状況にある。また,約9割の生徒が,「学校が楽しい,好きだ」と肯定的な回答をしており,学校生活満足群の割合も高い状況にあり,しかし,一方で非承認群が存在し,家庭学習は宿題中心で,時間は不十分である。
互いに高め合う授業の実現のため,4つの観点「課題」「交流」「表現」「記録」から授業改善を行う。具体的には以下のようなことに重点を置き改善の研究を行った。
各教科の家庭学習の方法や,総合的な学習の時間の手引きとして,「浜中の学び」を活用する。また,1学期末に実施する「生活アンケート」をもとに,特に改善の必要な項目については,分析結果を紙面にまとめ,保護者や生徒への啓発を図る。
Q‐U調査(学級診断尺度調査)や学力調査の質問紙をもとに,教育相談,生徒観察週間,学級活動などを通して,自己肯定感を高めていく。また,学校行事の指導を通して学級づくりを推進していく工夫を行う。
次のような共通理解のもと,全校体制で授業改善,学校改善を行った。
【学級経営研究推進部会】
生徒の学びを高める学級集団の雰囲気をよりよくする。
【学習習慣研究推進部会】
生徒の学びを支える基本的生活習慣や,家庭での学習習慣を確立する。
【教科指導研究推進会】
生徒が互いに高め合う授業を展開する。
各研究推進部会の分析や提案をもとに,各教科部会,各学年部会で実践を行った。
さらに,各教科・学年部会の実践をもとに,各研究推進部会で検証を行った。
生徒が抱えている課題は,1教科の基礎的・基本的な事項をもって解決できるものではなく,様々な教科の要素が関連し合っている。そのため,全教科において,「課題」「交流」「表現」「記録」の4観点を意識した授業づくりを目的に研究を行った。
【研究組織】
○1年数学科「方程式」での課題の工夫
○1年社会科「身近な地域の調査」での導入や終末の工夫
第1学期,総合的な学習の時間に実施したフィ‐ルドワーク「小浜市調べ」を土台にして,本単元の学習課題を生徒自身で作成させ,主体的に学ぶ意欲を喚起した。
単元の導入では,現在は取り壊されてしまった昭和30年代の跳ね上げ橋の写真を提示し,生徒の興味・関心を高め,現在の地形との違いを考察する手助けとした。
さらに,単元の終末では,郷土史家で,福井県立若狭歴史民俗資料館元館長の中島辰男氏をゲストティーチャーに迎え,質問会を行った後,班ごとの調査研究発表会を行った。
研究授業の際には参観者に以下のような授業評価シートを記入してもらい,そのデータは学校全体で共有し,以後の授業改善に役立てている。
授業評価シートの平均を見ると,4つの観点の中でも,特に,「課題」と「交流」の評価が高い。どの授業者も課題設定と,意見交流する活動の工夫に努力しているのが分かる。
生徒の感想にも,「同じ答えでも,たくさんのやり方があったので,解くのがおもしろかった」「人のために問題を作ったけれど,自分の勉強にもなると思った」「自分の住んでいる地域なのでもっと調べてみたいと思った」など,主体的な学習活動につながったという内容のものが多くあった。
この4つの観点は,学力向上プラン改善のための3つの柱全てにつながる内容なので,今後も,学校全体でこの4つの観点を意識した授業研究を進めていきたいと考えている。
<平成20年度全研究授業の平均評価>
課題 | 交流 | 表現 | 記録 |
---|---|---|---|
3.61/4 | 3.50/4 | 3.00/4 | 3.18/4 |
初等中等教育局参事官付学力調査室
-- 登録:平成22年03月 --