学校図書館

資料3 浦安市立中央図書館の発表資料

浦安市立図書館の児童サービスと類縁機関との連携について

平成19年度

浦安市立図書館の概要

  • 浦安市 人口:157,896人(平成19年4月1日現在) 面積:16.98平方キロメートル
  • 中央図書館 昭和58年(1983年)3月開館 面積:5,296平方メートル
  • 中央図書館と6つの分館、新浦安駅前「図書サービスコーナー」によるサービス網の整備
  • 蔵書冊数(平成18年度) 1,033,791冊
  • 利用実績(平成18年度) 貸出冊数:1,987,852冊 うち児童書460,724冊
     リクエスト:275,652件
  • 職員数(平成19年度) 正規職員(司書)34名 専門非常勤(司書)15名 非常勤職員67名

浦安市立図書館の児童サービス

1.サービスの柱
  • 「子どもと本を結ぶ」
  • 「子どもに関わる大人に、子どもにとっての読書の大切さを伝える」
2.職員体制
  • 奉仕第2係と分館係職員を中心に行う。必要に応じて他係の応援も得る。
  • 中央図書館児童室カウンター、分館カウンターに児童サービス担当の職員を配置する。
  • 児童サービスに関する研修を実施する。
3.カウンター・フロア業務
  1. カウンターワーク
    • 貸出返却処理、資料検索と案内、リクエスト受付、書庫の本の出納、読書やよみきかせに関する相談の対応、レファレンス(調べ学習)対応など
  2. フロアワーク
    • 配架・書架整理、児童室(コーナー)の展示・飾り付け、利用者の案内、子どもへのよみきかせなど
4.蔵書構築、書架管理
  1. 選書
    • 長く読み継がれた基本図書を中心に蔵書を構築する。基本図書は複本を十分に揃える。新しい情報にも留意する。
    • 見計らい選書、リスト・目録による選書、買い換え等を常時行う。
  2. 資料・書架管理
    • 除架、移管、除籍
    • 分類・ラベル変更、修理
5.子どもと本を結ぶための日常的な行事
  1. えほんのじかん(絵本のよみきかせ)
    • 幼児3歳~ 同伴の保護者参加可
    • 中央図書館:火曜日~金曜日 午後2時30分~ 第1、2、5土曜日午前11時~ おはなしの部屋
    • 分館:木曜日 午後3時30分~ 各館児童コーナー
  2. おはなし会(ストーリーテリング)
    • 5歳~ 子どものみ参加可 第3、4土曜日 午前11時~ おはなしの部屋
  3. 赤ちゃんと楽しむわらべうたの会
    • 満6ヶ月~3歳未満の幼児とその保護者 毎月第2金曜日 視聴覚室
  4. ブックスタート絵本講座
    • 浦安市ブックスタート事業の一環 4ヶ月の乳児とその保護者 毎月第2金曜日 視聴覚室
6.その他年間の行事
  1. 絵本のよみきかせ講座
    • 5月 幼稚園・小学校のよみきかせボランティア対象
    • 集団へよみきかせをする際の絵本の選び方や実際の方法についての講習 視聴覚室
  2. 親子で楽しむ絵本講座
    • 6月 2~4歳の幼児と保護者
    • 前半は、親子でわらべうたと絵本のよみきかせを楽しむ
    • 後半は、子どもは別室で保育、保護者は絵本の選び方・楽しみ方などの講習 視聴覚室・集会室
  3. 夏休みおはなし会
    • 7~8月 夏休み期間中の水曜日午前 5歳~低学年と高学年以上を対象に2回実施
  4. 科学で遊ぼう
    • 8月 小学3~6年生 午前・午後2回開催
    • 講師を招いての科学遊びや実験、関連図書の紹介 視聴覚室
  5. 子どもの本の講座
    • 年1回 子どもの本についての大人向けの講演会 講師:児童文学者等 視聴覚室
  6. おたのしみ会
    • 12月 5歳~小学生 中央図書館で2回開催
    • 人形劇、映画、絵本のよみきかせ、クイズなど 視聴覚室
  7. 冬のおはなし会
    • 2月 5歳以上 同伴の大人も参加可
  8. としょかんのちいさなおはなし会(担当:分館係)
    • 1月 3歳~大人 絵本のよみきかせ、ストーリーテリングなど 分館児童コーナー
7.児童推薦図書リストの作成
  • 「よむよむ 新1年生向け」:5月 全校新1年生に配付
  • 「よむよむ 夏休み用」:園児(年長)、低学年、高学年、中学生向け4種作成 7月 全園・全校配付
  • 「科学で遊ぼう」のテーマに即した科学・知識の本のリスト
  • 「赤ちゃんと楽しむ絵本のリスト」:ブックスタート絵本講座にて配付
8.ハンディキャップを持つ子ども、入院中の子どもへのサービス
  • 布の絵本の製作、貸出
  • 特別支援学級でのよみきかせ
  • 病院への団体貸出、病院小児病棟でのよみきかせ
  • 宅配サービス など

学校等類縁機関へのサービス

1.絵本のよみきかせ
  • 幼稚園(12園)・保育園(15園)へのサービス
  • 幼稚園(年長)、保育園(1歳~5歳児)絵本のよみきかせ、わらべうた遊び、手あそびなどを行う
  • 18年度実績:421回 9,130人
2.ブックトーク・ストーリーテリング
  • ブックトーク…テーマに沿った本の紹介 小学校5,6年生対象
  • ストーリーテリング…語りと絵本のよみきかせ 小学校全学年対象
  • 1クラス年1~2回を上限として日程調整 授業1時間を使用
  • 18年度実績 ブックトーク:63回 1,875人
     ストーリーテリング:421回 13,781人
3.学校図書館司書との連携
  • 平成7年より市内小中学校に学校司書全校配置 小学校17校、中学校8校
  • 教育委員会指導課の主催による学校司書の会議に、市立図書館児童担当職員が出席。類縁機関サービスについての確認や意見交換を行う
  • 市立図書館司書が講師を務め研修を行う(選書、よみきかせ、ブックトークについて、など)
  • 市立図書館の職員研修へ学校司書も任意参加(児童文学の翻訳について、書評の書き方、など)
  • この他情報交換や相談は随時
4.図書の団体貸出
  • 学校図書館への資料的支援を行う。一般貸出用とは別に団体貸出用資料あり。
  • よみもの、絵本等を中心に基本図書を揃え、学校図書室に貸出。児童生徒は学校図書館の図書と同様に借りることができる。
  • 冊数、期間については各校の状況に応じて弾力的に対応。
  • 選書は各校の学校司書が行うが、希望があれば図書館側で選定することも可能。
  • 年間を通して選書、貸出、返却ができる。月1~2回、図書館の委託業者が配送を行う。
5.学校利用券による資料提供
  • 学校ごとに学校用利用券を作成し、授業での調べ学習等に用いる図書の貸出を行う。一校20冊まで、2週間の利用が可能。団体貸出とは別枠であり、一般書からの提供も可。
  • 利用は学校図書室や教室での閲覧のみ。学校利用券、図書の管理は学校司書が行う。
6.よみきかせボランティアへの講習会の開催、講師派遣
  • 絵本のよみきかせ講座(前述)
  • PTA、家庭教育学級等の集まりに講師を派遣
  • カウンターでも随時「よみきかせに向く絵本」の相談受付
7.その他
  • 図書館利用案内
  • 職場体験・職場訪問・職業インタビュー など

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課

(総合教育政策局地域学習推進課)

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