平成28年度に実施した取組の内容及び成果と課題
1.事業の実施体制(運営協議会・連絡協議会の構成員等)
- 多文化共生サポーター 山本先生
- きめ細かな支援事業 小田支援員
- 各学校人権教育担当教諭
- 教育委員会社会教育課 社会教育指導員
- 教育委員会学校教育課担当職員
2.具体の取組内容
※取り組んだ実施事項[1]~[8]について、それぞれ記入すること
[3]日本語能力測定方法の活用
- 5月31日:姫路市の連絡協議会に参加。「日本語能力測定方法を活用した日本語指導」についての研修。
(於:姫路市役所庁舎)
- 9月8日:測定方法についての学習会の実施(於:福崎町サルビア会館)
- 11月14日:田原小学校にて日本語能力測定を実施。
- 11月28日:測定結果を基に今後の指導について協議。
[4]「特別の教育課程」による日本語指導の導入に向けた協議会の実施
- 2月13日:「特別の教育課程」についての基本的な考え方について協議するとともに、児童の様子をふまえた現状分析と課題について情報交換を行う。
[5]日本語指導が出来る支援員の派遣
- 田原小学校に1人の支援員を派遣(2時間×18回、1時間×2回)
3.成果と課題
※取り組んだ実施事項[1]~[8]について、それぞれ記入すること
[3]日本語能力測定方法の活用
- 対象児童の在籍する学校でもこれまで日本語能力測定を実施したことがなかったため、客観的に判断・評価することができていなかったが、日本語能力測定方法について、各校教職員が理解を深めることができた。
- 人権教育担当教員でも過去に日本語支援の必要な児童と関わった教員はほとんどなく、たいへん勉強になったという声が聞かれた。
[4]「特別の教育課程」による日本語指導の導入に向けた協議会の実施
- 日本語能力測定を実際に行ったことにより、対象児童の苦手とする部分が分かり、支援のあり方について共通理解を得られた。
[5]日本語指導ができる支援員の派遣
- 支援員は対象児童や教員との良い関係が築けているので、今後も引き続き支援に入ってもらう予定。
4.その他(今後の取組等)
日本語能力測定方法については、今年度は姫路市で研修を受けた出口先生の方法により実施したが、他にもやり方があるということが分かったので、様々な機会を見つけて研修を深めたい。
総合教育政策局国際教育課
電話番号:03-6734-2035