帰国・外国人児童生徒とともに学ぶ国際理解教育
-帰国・外国人児童生徒等の受け入れと指導のあり方について-
中国帰国児童生徒及び保護者の生活習慣や教育観における日本人との違い等に十分配慮し,初期対応を大切にした取り組みを進めること,保護者との意思疎通を図るために通訳を充実させること,子どもたちの学習指導・進路保障という観点から小・中連携等を充実させることが必要である。
来年度以降も,より具体的な個々の児童生徒に関する事例研究や授業研修を通した指導方法の工夫・改善,JSLカリキュラムの研究等の研修会の内容の充実や開催回数の確保,開催時間の工夫等を図っていかなければならない。
特に本年度の研修で明らかになった学習言語に対する理解の不十分さについては,JSLカリキュラムにおけるAUカードの活用などを通して改善していけるものと考えるので,来年度の研修課題としたい。
参加者からは,会の意義を認める意見が多くあったので,来年度以降もできるだけ参加者の要求に応じられる形式・内容での開催を計画していきたい。また,交流会の内容について広くPRを行い,保護者の参加を増やしていくようにしたい。
別添:構造図
(初等中等教育局国際教育課)
-- 登録:平成21年以前 --