新キャリア教育プラン推進事業

平成18年度予算額87,708千円

1 趣旨

 近年の産業・経済の構造的変化に伴う雇用形態の多様化・流動化、高学歴志向の高まり、勤労観、職業観の希薄化やフリーター指向の高まりなどを背景に、中卒、高卒、大卒を問わず、進路意識や目的意識が希薄なまま、とりあえず進学をしたり就職をする若者の増加が問題となっている。このような状況にかんがみ、教育、雇用、産業政策の連携強化による総合的な人材育成に取り組むため、文部科学省を含む関係4府省により「若者自立・挑戦プラン」が取りまとめられ、小学校段階から児童生徒の発達段階に応じたキャリア教育を推進していくことが求められている。
 このため、インターンシップ推進のための国レベルでの連絡協議会の設置・開催や、若者、地域の関係者等との情報交換や、社会全体でキャリア教育を推進する気運を醸成していくための「キャリア教育推進フォーラム」の開催、また、地域ぐるみでキャリア教育に取り組むため推進地域を指定し実践的研究を行う。
 また、高校(単位制の定時制・通信制)を活用した学びなおしの機会を促進するための推進事業を実施する。

2 内容

(1)インターンシップ連絡協議会の開催中央1ヶ所

(2)キャリア教育推進フォーラム全国2会場

(3)キャリア教育推進地域

ア 推進地域(小・中・高の一貫)の指定47地域

  • キャリア教育実践協議会の開催
  • キャリア教育の学習プログラム開発
  • 実践協力校
    1. 小・中・高で一貫した指導内容・指導方法等の開発
    2. キャリア・アドバイザーの活用
    3. 職場体験活動の実施

イ 学びなおしの機会の提供6地域

  • 若年者雇用促進(学びなおし)地域推進協議会の開催
  • 実施講座の開設

-- 登録:平成21年以前 --