防犯設備の整備・点検と訓練の実施により、防犯意識を高める

4 W幼稚園(高知県)

正門での来訪者対応

キーワード

  • 防犯設備を活用した防犯訓練の実施
  • ブロック塀を見通しの利くフェンスに改修
  • 防犯設備の定期的な点検の実施

基本方針と主な取組

防犯設備を活用した防犯訓練の実施

 園内に防犯カメラ、非常押しボタン及び防犯灯を設置するとともに(写真2、3)、警備保障会社による警備を実施している。
 教職員の防犯意識を高めるため、防犯マニュアルを作成している。定期的な訓練を実施しているが、非常時に教職員同士や警察、警備保障会社等への連絡がスムーズに行われるよう、通報装置等を用いた訓練もあわせて行っている。

ブロック塀を見通しの利くフェンスに改修

 防犯上、周辺住民や前面道路を通行する人の園内への視線を確保することが重要と考え、ブロック塀を見通しの利くフェンスに改修した。また、職員室は、門及び園庭が見渡せるように配置している(写真4、5)。

防犯設備の定期的な点検の実施

 防犯設備についても遊具とともに毎日チェックを行っており、不具合がある場合は迅速に改善措置が取れるようにしている。専門業者による点検も定期的に実施している。

防犯対策に取り組むきっかけ

 近年の学校への侵入事件の発生に鑑み、ハード・ソフトの両面からの防犯対策が必要と考えた。

評価と今後の課題

 防犯設備は教職員の安心感にもつながるので、整備充実させることが必要と考えている。
防犯設備を用いた防犯訓練の実施により教職員の防犯意識が高まり、普段の生活の中でも部外者への対応がスムーズに行えるようになってきている。
 防犯対策においては、侵入者にとって「ここは入りづらい」という印象を与えることが重要であり、外部からも内部からも見通しが利く環境を大切にしていきたいと考えている。
 今後も、地域との連携による防犯の取組を進めていく上で、保護者、近隣の幼稚園、保育所及び小学校との様々な情報交換が必要と考えている。

  1. 配置概略図
    1.配置概略図
  2. 防犯カメラのモニター装置
    2.防犯カメラのモニター装置
  3. 非常押しボタン
    3.非常押しボタン
  4. ブロック塀を見通しの良いフェンスに改修
    4.ブロック塀を見通しの良いフェンスに改修
  5. 園庭と門を一望できる職員室
    5.園庭と門を一望できる職員室

お問合せ先

文教施設企画部施設企画課

-- 登録:平成21年以前 --