平成20年6月
●INDEX●
◇ | [各プログラムの申請・採択状況]
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◇ | [(連載)GP事業の成果と今後の展開] | ||||||
◇ | [特色GP・現代GPイベント-インフォメーション&レポート-] | ||||||
◇ | [編集後記-編集部(戦略的大学連携・補助金執行担当)(大学改革推進室)沼田 真洋] |
●[各プログラムの申請・採択状況]●
国公私を通じた大学教育改革支援プログラムの申請・採択の状況をお知らせします。
■(1) | グローバルCOEプログラムの採択結果について□ 去る6月18日、「グローバルCOEプログラム」の平成20年度の採択拠点を公表しました。 今回は「医学系」「数学、物理学、地球科学」「機械、土木、建築、その他工学」「社会科学」「学際、複合、新領域」の5分野が対象で、130校から計315件の申請があり、日本学術振興会が運営する「グローバルCOEプログラム委員会」(委員長:野依良治理化学研究所理事長)にて審査の結果、計68件が採択されました。 採択された拠点においては、学長を中心としたマネジメント体制の下、関係者が一丸となって教育研究機能を一層充実・強化して、まさに「グローバルCOE(国際的に卓越した拠点)」を形成し、世界を舞台に活躍する高度な人材の育成に取り組むことを期待します。 最後に、ご多忙の中、精力的に審査にあたってくださった各委員、ペーパーレフェリーの先生方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 (文部科学省Webサイト『平成20年度「グローバルCOEプログラム」の採択拠点の決定について』)
(日本学術振興会Webサイト「グローバルCOEプログラム」審査結果、採択拠点の概要・リンク)
【本件担当】
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■(2) | 戦略的大学連携支援事業の申請状況について□ 平成20年度戦略的大学連携支援事業について、去る6月10日から11日にかけて申請の受付を行い、申請状況を6月19日(木曜日)に公表しました。 各大学等から94件の申請をいただきました。 今後、専門家・有識者により構成された「戦略的大学連携支援事業選定委員会」にて審査を行い、8月中旬に選定結果を公表する予定です。 (全体で40件程度を選定する予定) (平成20年度戦略的大学連携支援事業の申請状況はこちら)
【本件担当】
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■(3) | 専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラムの申請状況について□ 平成20年度専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラムについて、6月13日から17日にかけて申請の受付を行い、59件の申請を受付ました。 今後、「専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム選定委員会」にて審査を行い、8月上旬に選定プログラムを公表する予定です。なお、面接審査の対象となる大学に対しては、7月中旬頃に各大学の事務担当者に連絡することとしています。 (平成20年度専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム申請状況はこちら)
【本件担当】
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●[(連載)GP事業の成果と今後の展開]●
第2回 GPの開始とその広がり:種類・規模・各種フォーラムなどのツール(山本 眞一 広島大学高等教育研究開発センター長・教授)
前回書きましたように、平成15年度に特色ある大学教育支援プログラムが開始され、その翌年には、社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、各大学等から応募された取組の中から特に優れたものを選定するといういわゆる「現代GP」が開始されました。以来、前者を「特色GP」と称し、この二つのプログラムは平成19年度までの4年間、GPの代表としての地位を占めておりました。この二つは、平成20年度から発展的に統合されて、「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)となったことは皆さんご承知のことと思います。
このほか、GP関連事業にはいくつかの種類があり、例えば「大学院教育改革支援プログラム」、「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」、「大学教育の国際化加速プログラム」など大学教育改革を支援するさまざまな措置がとられています。
これらのプログラムには、各大学の取組を顕彰し他大学の参考に資するためだけではなく、その取組の推進を支援するための財政支援をすることとされており、特色GPや現代GPを含めて、各大学等に必要な資金の一部を国から支出されております。ただし、その資金は永続的なものではなく、あらかじめ数年間の支援期間が定められ、その期間中に得た支援によって取組の推進力を得た後は、各大学等の自主的判断と努力によって継続されることが期待されています。
GPに選定された取組は、他大学の参考に供され、その結果わが国の大学教育の改善充実につながるものでなければなりません。このため、取組内容は広く公開されておりますが、例えば特色GPに関して言えば、毎年事例が編集・刊行されて、各大学等に配付されてきました。皆さん方のところにも来ていると思いますので、担当部署にお確かめください。
また、特色GPでは取組の紹介とこの制度の普及を図るために、毎年各地でフォーラムが開催され、優秀な取組の紹介やパネルディスカッション等が行われて、多数の参加者がこれらの取組等に直接触れる機会が提供されております。私自身、毎年各地のフォーラムに出かけて司会を務めるなどしてきましたが、出るたびに関係者の関心の高さと熱意を感じてきました。このような普及活動は、今後もさまざまな形で継続されていくことを望んでいます。
●[特色GP・現代GPイベント-インフォメーション&レポート-]●
文部科学省では、各大学等が行う一般参加者対象のイベント情報リンク集「特色GP・現代GPイベント-インフォメーション&レポート-」等を通じて継続的に広く社会への情報発信を行っております。
各大学等の特色ある優れた取組を広く知っていただくためにも、積極的にご活用いただければ幸いです。
また、選定校におかれては、引き続き、積極的なイベント開催情報のご提供をお願いします。
なお、GPイベントのインフォメーションについては、実施月の前月までの登録をお願いしているところですが、積極的な情報提供の観点から、可能な限り早目に登録していただければと存じます。
(各大学等の特色GP・現代GPイベント情報はこちら)
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●[編集後記-編集部(戦略的大学連携・補助金執行担当)(大学改革推進室)沼田 真洋]●
今年も梅雨の季節がやって参りました。個人的な話となりますが、テニスが趣味なので、土日に雨が降ると落ち込んでしまいます。GPナビ読者の皆様の中にも、週末はスポーツをして過ごすという方も多いと思います。早く梅雨明けしてほしいものです。
さて、今年度の大学改革推進室目玉事業の1つである「戦略的大学連携支援事業」の申請受付が6月10日、11日に行われました。94件と多数の応募があり、申請書作成に尽力された皆様におかれましては本当にお疲れ様でした。この事業が契機となり、国公私立大学間の連携が密になり、大学の使命である教育、研究、社会貢献活動がより充実、発展していくことを願っています。
◇ | 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。 「質の高い大学教育推進プログラム」の通称を「教育GP」と言っています。 |
◇ | ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。 |
◇ | GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。 |
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大学改革GPナビ-Good Practice-
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大学教育の充実-Good Practice-
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp.htm
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https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm
-- 登録:平成21年以前 --