大学改革GPナビ-Good Practice-(第49号)

平成19年7月



文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。
「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。

「特色ある大学教育支援プログラム」の通称を「特色GP」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の通称を「現代GP」と言っています。

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大学GPナビ編集部では、現在の大学改革の状況を広くご理解いただくことを目的として、全国各地でのイベント等に出向いてご説明に上がることも考えています。ご希望される大学がございましたら、編集部までご連絡ください。



INDEX

[平成19年度現代GP選定結果について]
[平成19年度「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の選定結果について]
[平成19年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」の選定結果について]
[関連記事掲載について]
[編集後記-編集部(現代GP担当)(大学改革推進室改革支援第二係長) 丸岡 充]



●[平成19年度現代GP選定結果について]

 多数の申請をいただきました平成19年度現代GP選定結果を7月30日(月曜日)に公表しました。本年度は600件の申請に対し119件の取組が選定されました。選定取組実施の各大学・短期大学・高等専門学校関係者に対して心より敬意を表したいと思います。
 また、残念ながら選定されなかった大学・短期大学・高等専門学校におかれましても、引き続き大学教育の改善充実に向けた取組が進められることを期待いたします。
 精力的に審査を行っていただいた荻上委員長、永田副委員長をはじめ各委員・ペーパーレフェリーの先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 今年度の選定取組については、下記URLを参照してください。

(平成19年度現代GP選定結果はこちら)
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621348/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/07/07072005.htm(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
(※報道発表へリンク)
 なお、選定理由・委員名簿等は8月1日以降掲載予定です。

(現代的教育ニーズ取組選定委員会 荻上委員長のコメント)

 平成19年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(以下「現代GP」)の選定取組が確定した。4年目を迎えた今年度は、各大学・短期大学・高等専門学校から、6つのテーマを通じ、過去最多の600件もの意欲ある取組が申請され、同じく過去最多となる119件の取組を選定することができた。
 今年度の現代GPにおいても、様々な、優れた学生教育の取組が選定されている。例えば、その大学の伝統や得意分野を生かしつつ、地域からの要望に積極的に応えようとする取組や、公募テーマの趣旨を踏まえ新たなカリキュラム体系を構築しようとする取組など、多くの優れた取組を選定することができた。
 近年、様々な分野で「評価」が重要な意味を持つようになり、大学も組織として様々な評価を受けているが、この現代GPは、大学が自主的に受ける第三者評価の一つと考えることができる。現代GPは、研究活動や教員個人の教育の取組ではなく、組織として取り組む教育プロジェクトに光を当て評価を行うプログラムであり、組織としての教育力の向上を支援するものである。このような評価活動(GP事業)を通じて、我が国の大学教育が充実発展していくものと考えている。
 一方、GP事業を通じて大学教育が充実発展したことについて外部に向けて発信していくことも重要である。そもそも現代GPは情報発信を極めて重視する事業であるが、社会の理解と支援を得つつ大学教育改革を進めていくためにも、今回新たに選定された119件の取組が確実に成果をあげられ、その取組により学生にどのような付加価値が与えられているのかということを、大学関係者向けだけではなく、広く社会に向けて積極的に情報発信していくことが求められよう。
 社会の側でも、大学教育に関心のある方々にこれらの情報に接していただきたいと切に願うところである。
 また、取組が選定された各大学・短期大学・高等専門学校のみならず、残念ながら選定に至らなかった取組の関係者各位の御努力にも敬意を表したい。今回申請されたことを生かしつつ、引き続き大学教育の充実に尽力されることを期待したい。
 最後に、多忙な中、審査にあたってくださった委員、ペーパーレフェリーの各位に心より感謝の意を表したい。

【本件担当】
大学振興課大学改革推進室   03-5253-4111(内線3319)



●[平成19年度「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の選定結果について]●

 今年度から新たに公募を開始したプログラムでありますが、大学、短期大学、高等専門学校から300件を超える多くの応募があり、この度、選定委員会を経て、選定結果を7月26日(木曜日)に公表しました。
 今年度は315件の応募に対し126件を委託事業として決定しました。委託事業となった大学等におかれては、社会人の「学び直し」ニーズに対応するため幅広い教育研究資源を活かした優れた学修プログラムの開発・実施により、教育プログラムの普及を図り、多くの社会人に対して学び直しの機会が提供されるよう期待しております。
 また、今回は残念ながら委託事業とならなかった大学等におかれましても、引き続き社会人の学び直しの機会を提供する取組を進められることを期待いたします。
 最後に、精力的に審査を行っていただいた山田部会長、妹尾副部会長をはじめ各部会委員・専門委員・ペーパーレフェリーの先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 今年度の選定結果については、下記URLを参照してください。

(平成19年度「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の選定結果はこちら)
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621348/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/07/07072304.htm(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
(※報道発表へリンク)

【本件担当】
大学振興課大学改革推進室   03-5253-4111(内線3321)



●[平成19年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」の選定結果について]●

 平成19年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」について、平成19年度の新たな取組の選定結果を7月25日(水曜日)に公表しました。3年目を迎えた今年度は「女性医師・看護師の臨床現場定着及び復帰支援」・「臨床研究・研究支援人材の養成」の2つのテーマに対し72件の応募がありましたが、選定委員会による審査の結果、16件の取組が選定されました。
 選定取組実施の各大学におかれましては、本事業による取組を通じて、大学における教育が活性化され、社会から求められる質の高い医療人の養成推進に取り組まれることを期待しております。
 また、選定されなかった大学におかれましても、引き続き質の高い医療人の養成に取り組まれることを期待いたします。
 最後に、精力的に審査を行っていただいた高久委員長をはじめ各部会委員、ペーパーレフェリーの先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 今年度の選定結果につきましては、下記URLを参照してください。

(平成19年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」選定結果はこちら)
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621348/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/07/07072516.htm(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
(※報道発表へリンク)

【本件担当】
医学教育課大学病院支援室   03-5253-4111(内線2071)



●[関連記事掲載について]●

 文部科学時報7月号(発行 株式会社ぎょうせい 毎月20日発行予定)では、これまでに特色GP・現代GP等で選定された取組の活動状況等について、以下の大学からの報告が紹介されています。

(報告1) 東北福祉大学「ボランティア学習による21世紀型市民の育成」
(平成17年度 特色GP選定取組)
http://www.tfu.ac.jp/volunt/
(※東北福祉大学 ボランティアセンターホームページへリンク)

(報告2) 佐賀大学「ネット授業の展開」
(平成16年度 現代GP選定取組)
http://net.pd.saga-u.ac.jp/gp/
(※佐賀大学文化教育学部附属教育実践総合センターホームページへリンク)



●[編集後記-編集部(現代GP担当)(大学改革推進室改革支援第二係長)丸岡 充]●

 今回のGPナビで紹介しましたとおり、本年度の現代GP等の3プログラムの選定取組が決定しました。選定校の関係者の皆様、選定おめでとうございます。これからが大変ですので、引き続きよろしくお願いいたします。
 審査に当たられた委員、ペーパーレフェリーの先生方には、限られた期間で大量の書類をご覧いただくなど大変な御苦労をおかけしましたが、お陰様で選定作業をなんとか終えることができました。
 私個人としては、現代GPの選定作業も2回目になりますが、申請する側と審査する側の非常に多くのエネルギーが注がれ充実してきたこのGP事業が、今後も更に発展していくことを祈っているところです。

GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。



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このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

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編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長
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大学教育の充実-Good Practice
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https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm


 

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