大学改革GPナビ-Good Practice-(第37号)

平成18年12月



 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。
 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。

 「特色ある大学教育支援プログラム」の通称を「特色GP」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の通称を「現代GP」と言っています。

 ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。

 「大学改革GPナビ」の一般配信をご希望の方は以下のURLから申し込みをお願いします。
https://www.mext.go.jp/magazine/index.htm
(※メールマガジンの配信についてへリンク)



INDEX
[大学教育改革プログラム合同フォーラム報告(その2)]
[平成18年度特色GPフォーラムについて]
[レポート]
  (1) 特色GP・現代GPにおける情報発信活動について
[関連記事掲載について]
[GPに関するQ&A]
[編集後記-編集部(特色GP・補助金執行担当)(大学改革推進室改革支援第2係)菱川 有美]



●[大学教育改革プログラム合同フォーラム報告(その2)]●

 11月12日、13日にパシフィコ横浜にて開催した「大学教育改革プログラム合同フォーラム」について参加者の皆様からいただいたご意見・ご感想などを今号及び次号の2回に分けて紹介します。
 今回は、「合同フォーラム全体」及び12日の「基調講演」についてお寄せいただいた中から主なものを紹介します。なお、「基調講演」では、元文部大臣の有馬朗人氏から「輝く大学を作る絶好の機会」と題しご講演いただいています。

【合同フォーラム全体について】

 書面からは見えてこない各選定大学の取組が具体的に分かり、大学教育の改善の必要性を改めて感じた。

 GPというインセンティブが持つ意味合いについてこれまで以上に理解できた。

 審査する側の意見を聞くことや取組の担当者と直接話をすることができて参考になった。

 今後、様々な尺度で各大学をとらえて、生徒一人ひとりのニーズや適性に応じた指導を心がけたい。

【基調講演について】

 現在の高等教育が抱える問題点、及びその改革の方向が認識できた。

 教育改革全体の中でのGP・高等教育との連携でのGPがよく位置づけられている。

 世界と比較した、研究の取組、教育の取組のお話が大変興味深かった。

 大学関係者に元気を与える内容だった。

 「基調講演」については、講演時の説明資料が欲しいとのご要望が多くの方から寄せられました。以下のURLで当日の資料をPDF形式で掲載しますので、ご参照ください。(本号のQ&Aもご参照ください。)

(基調講演の講演資料はこちら)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp/kaisai/06092609.htm



●[平成18年度特色GPフォーラムについて]●

 平成18年度特色GPフォーラムは、12月4日(月曜日)の大阪及び12月12日(火曜日)の福岡のあと2回となりました。

 既に開催された特色GPフォーラム札幌会場や、合同フォーラムに参加された方からは上記のご意見ご感想の他にも、「特色GPの意味、意義について理解することができた。」「パンフレットや、文部科学省、大学基準協会等からの情報発信だけでは見えない情報が得られて大変良かった。」などの感想をいただいています。

 大阪と福岡のフォーラムでも毎回違った大学の取組の紹介や、審査を行った委員も参加してのパネルディスカッションなどが行われます。フォーラムにご参加いただくことにより、参考になる多くの情報を得ることができると思いますので、この機会をご利用いただき、是非お近くの会場に参加してみてください。

(参加のお申し込みはこちらから)
http://www.tokushoku-gp.jp/kouhyo/forum/index.html
 (※特色ある大学教育支援プログラムホームページへリンク)

(札幌会場の様子はこちらから)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/forum/06112204.htm



●[レポート]●

 高等教育に関する最新の話題などについてお届けします。

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 特色GP・現代GPにおける情報発信活動について

 「大学教育改革プログラム合同フォーラム(11月12日、13日パシフィコ横浜)」前後に多くの「GPナビ」新規配信登録をいただいております。改めて、ここで特色GP・現代GPにおける情報発信活動の意義と現状をお伝えします。

 GPの特徴として「国公私を通じた競争的環境」、「第三者による公正な審査」、「社会への情報提供」が挙げられます。
(詳細は創刊準備号参照)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601/001.htm#03

 「社会への情報提供」はGPにおいて大きなウエイトを占めるものであり、情報発信には以下のものが挙げられます。

  文部科学省等によるフォーラムの開催、事例集・記録集の発行等を通じた情報発信
選定された大学・短大・高専から社会への積極的な情報発信(フォーラム参加、自大学等のホームページの活用や独自のフォーラム開催など)
申請した大学等が自主的に取組を社会へ発信

 この様な活動を通じ
  (1) 各大学等にはそれぞれの大学教育改革を行う参考としていただく
(2) 高校生や企業関係者等に大学等で行われている教育内容を知っていただくことを目的にしています。

 文部科学省では、フォーラムだけでなく、特色GP・現代GP選定取組のリンク集、メールマガジン「大学改革GPナビ」、各大学等が行う一般参加者対象のイベント情報リンク集「特色GP・現代GPイベント-インフォメーション&レポート-」等を通じて継続的に広く社会への情報発信を行っております。

 各大学・短大・高専関係者におかれましては、分かりやすい継続的な情報発信を是非今後ともよろしくお願いします。また、読者の皆さんからのご意見・ご要望なども随時募集中です(daikaika@mext.go.jp)。

(特色GP・現代GPの選定取組についてはこちら)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp/007.htm

(メールマガジンの配信登録はこちら)
https://www.mext.go.jp/magazine/index.htm
(※メールマガジンの配信についてへリンク)

(各大学等の特色GP・現代GPイベント情報はこちら)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05122101.htm



●[関連記事掲載について]●

 読売ウィークリー12月3日号(読売新聞社11月20日発売)にGPについて特集されています。
(読売ウィークリーのリンクについてはこちら)
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/archive/06_12_3yw_moku.htm
(※読売ウィークリーホームページへリンク)

 大学時報ナンバー311(日本私立大学連盟)に「GPは大学を変えるか」というテーマで行われた座談会について掲載されています。

 週刊教育資料ナンバー961(編集 日本教育新聞社)に合同フォーラムについての記事が掲載されています。



●[GPに関するQ&A]●

 「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。

(Q)
 合同フォーラムに参加しました。当日の基調講演で用いられていた資料を入手する方法はありませんか?

(A)
 基調講演で用いられた資料は文部科学省の以下のWebサイトでご覧いただけます。
 また、当日の様子も写真などを交え、併せて掲載いたしますのでご参照ください。
 なお、文部科学省ブースで流していたパワーポイント資料についても、以下Webサイトでご覧いただけます。

(基調講演の講演資料はこちら)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp/kaisai/06092609.htm



●[編集後記-編集部(特色GP・補助金執行担当)(大学改革推進室改革支援第2係)菱川 有美]●

 前号のGPナビでもお伝えしましたが、初の合同フォーラムである「大学教育改革プログラム合同フォーラム」が大盛況のうちに終了しました。
今回のGPナビでは、参加者の皆様からいただいたご意見や感想を紹介させていただいていますが、当日は本当にたくさんの方が来場され、パシフィコ横浜の大きなホールで立ち見がでるほどでした。ポスターセッションのブースでも、活発な意見交換がなされていて、まさに広く社会へ情報発信がなされていたのではないかと思います。

 今月は特色GPフォーラムが大阪と福岡で開催されます。私も福岡会場に参加する予定ですが、平成18年度に選定された取組の担当の方から直接お話を聞けるまたとない機会なので楽しみです。皆様も是非お近くの会場に足を運んでみてください。

 GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。



このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

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大学改革GPナビ-Good Practice
編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長 伊藤 学司
発行: 文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
電話:03(5253)4111(代表)(内線:3319、3321)

大学教育の充実-Good Practice
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大学改革GPナビ-Good Practice-バックナンバー
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm


 

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