大学改革GPナビ-Good Practice-(第34号)

平成18年10月20日



 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。
 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。

 「特色ある大学教育支援プログラム」の通称を「特色GP」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の通称を「現代GP」と言っています。

 ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。

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https://www.mext.go.jp/magazine/index.htm
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INDEX
[平成18年度特色GPフォーラムについて]
[大学教育改革プログラム合同フォーラムについて]
[フォーラム関連記事等の掲載について]
[関連記事掲載について]
[GPに関するQ&A]
[編集後記-編集部(現代GP担当)
(大学改革推進室改革支援第2係)笹原 康平]



●[平成18年度特色GPフォーラムについて]●

 10月から12月にかけて開催される「平成18年度特色GPフォーラム」について、財団法人大学基準協会からの御案内です。

(財団法人大学基準協会総務課 原田明徳氏)
 本年度の特色GP単独フォーラムは、昨年度より中身を充実させ、札幌・大阪・福岡の順に3会場にて開催する事となりました。

 ポスターセッションに関しては、18年度選定取組48のうち、札幌会場は45、大阪・福岡両会場では全選定校に参加していただくことになっています。特色GPのWebサイト上にて、ポスターセッション参加取組のリストを掲載していますのでご覧ください。

 また、シンポジウムに関しては、昨年よりも質疑応答の時間を増やします。昨年は会場によっては、質疑応答の時間が足りず、議論の途中でシンポジウムが終了したケースがありましたが、今年は事例報告終了後に40分、パネルディスカッション終了後に50分設け、質疑応答をより活発に展開することが可能になっております。

 特色GPフォーラムのシンポジウムにおける一番の特徴は、選定取組の事例報告はもとより、わが国の大学・短期大学が抱える課題や今後の大学教育の方向性など、様々な議論がシンポジウム会場全体で展開されることです。

 絹川特色GP委員長は、特色GPフォーラムを「広い意味でのFD活動」と位置づけております。本年度も多くの高等教育関係者や一般の方の参加を得て、大学教育の質の向上を目指した、実りあるディスカッションを実施したいと思っております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

(平成18年度特色GPフォーラムのシンポジウムへの入場には、事前に申込みが必要です。受付はこちらから)
  http://www.tokushoku-gp.jp/kouhyo/forum/index.html
  (※特色ある大学教育支援プログラムホームページへリンク)



●[大学教育改革プログラム合同フォーラムについて]●

 11月12日(日曜日)、13日(月曜日)に開催される「大学教育改革プログラム合同フォーラム」で行われる分科会の内容について紹介します。

○高等学校関係者対象の分科会
 (12日13時30分~15時 303プラス304会議室)

 今回はじめて開催する「高等学校関係者対象の分科会」では、大学関係者から「現場ではGPをどう見ているか」、「実際どの様な取組を行っているか」を率直に語っていただきます。
 また、全国の高校の先生方から大学や高校に関する各種相談等を受けている企業の担当者及び教育機関向け情報誌編集者から、GP等を通じて大学を見ることによる生徒指導の可能性などについて解説していただきます。
 「GPって何?」、「大学でどの様な教育を行っているのか知りたい」、「大学選びのヒントが欲しい」という興味や疑問をお持ちの方は是非ご参加ください。

 なお、本分科会の参加対象者を当初高等学校・中学校・小学校関係者(教職員、生徒)及びその他一般参加者としていましたが、大学・短大・高専関係者から「是非参加したい」とのご要望を多数いただきましたので、本分科会への参加対象者を大学等の関係者にも拡大することにしました。
 本分科会は、GPの取組を核に大学の魅力をどう発信すれば高等学校に伝わるかというヒントにもなると思います。大学等関係者にも意義ある会になると思いますので、是非、ご参加ください。

○現代GP(知的財産関連)分科会
 (13日13時30分~15時 301会議室)

 知的財産関係の人材養成をテーマとした本分科会においては、選定取組に関する事例報告、審査委員と事例報告者による意見交換、会場との質疑応答を行う予定です。
 この中で、実際に審査を担当した委員から、今年度の審査の状況や、知的財産分野の人材養成に関するコメントをいただく予定です。また、事例報告では、岐阜女子大学から、今後多くの分野で必要となるであろうアーキビストの養成について、大阪教育大学から、小中高校生への知的財産教育を行うことができる教員の養成について報告していただきます。また、富山工業高等専門学校からは、日常の教育において知財マインドの醸成を促す取組について報告していただきます。これは、実践的・創造的技術者の養成を行っている高専関係者にとっては必見の報告であると思います。
 知的財産の保護・活用について、その重要性は高まるばかりですので、多くの方にこの分科会に参加いただき、各大学等における知財への取組を考える契機としていただくことを期待しております。

(合同フォーラムの分科会等の入場には事前に登録が必要です。受付はこちらから)
  http://www.bunkyokyokai.or.jp/event/index.htm
  (※財団法人文教協会ホームページへリンク)



●[フォーラム関連記事等の掲載について]●

 9月27日(水曜日)付けの教育学術新聞に合同フォーラム及び特色GPフォーラムについての記事が掲載されました。
 10月17日(火曜日)付けの北海道新聞10面(経済面)に特色GPフォーラム(札幌会場)についての案内を掲載しました。

 各大学のWebサイトでも合同フォーラムについて掲載されています。
(編集部確認分、順不同)

(東京理科大学Webサイト)
  http://www.tus.ac.jp/news/2006/1002_2.html
(筑波大学Webサイト)
  http://www.cs.tsukuba.ac.jp/topic.html#0927
(同志社大学Webサイト)
  http://www.doshisha.ac.jp/information/activity/gp/forum.php
(早稲田大学Webサイト)
  http://www.waseda-law.jp/events/index.html#01

 また、初中教育ニュース第39号(10月16日)にもフォーラムについて記事掲載しております。
  https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621348/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/10/06101614.htm(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
  (※バックナンバー(初中局メルマガ)へリンク)



●[関連記事掲載について]●

 文部科学時報10月号(発行 株式会社ぎょうせい)では、これまでに特色GP・現代GPで選定された取組の活動状況等について、以下の大学からの報告を紹介する予定です。

(報告1)平成16年度特色GP選定取組
 熊本大学
 「学習と社会に扉を開く全学共通情報基礎教育」
  http://www.gp.kumamoto-u.ac.jp/
  (※熊本大学ホームページへリンク)

(報告2)平成17年度現代GP選定取組
 明治学院大学
 「都市部における地域社会の活性化への取組」
  http://www.meijigakuin.ac.jp/education/200508.html
  (※明治学院大学ホームページへリンク)



●[GPに関するQ&A]●

 「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。

(Q)
 「大学教育改革プログラム合同フォーラム」について質問です。ポスターセッションが2日間ありますが、2日間とも同じ内容での開催なのでしょうか?

(A)
 合同フォーラムへの参加のご検討ありがとうございます。お尋ねのポスターセッションは以下の内容で開催します。

11月12日(日曜日)
特色ある大学教育支援プログラム
法科大学院等専門職大学院教育推進プログラム
資質の高い教員養成推進プログラム
地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム
大学教育の国際化推進プログラム

11月13日(月曜日)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ

 是非各大学等の取組担当者と直に交流することで様々な情報収集を行っていただければと考えております。

(合同フォーラム受付はこちらから)
  http://www.bunkyokyokai.or.jp/event/index.htm
  (※財団法人文教協会ホームページへリンク)



●[編集後記-編集部(現代GP担当)(大学改革推進室改革支援第2係)笹原 康平]●

 GPナビ読者の皆様、はじめまして。10月から大学改革推進室の一員となり、現代GPを担当することになりました笹原と申します。
 担当になり3週間が経とうとしていますが、まだ分からないことばかりで、日々勉強の毎日です。少しでも早く皆様のお役に立てるようがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 また、第32号、33号に引き続き、今号でもお伝えしていますとおり、10月30日には札幌で特色GPフォーラム、11月12日、13日には大学教育改革プログラムの初の合同フォーラムがパシフィコ横浜で開催されます。私も早速、大学教育改革に取組まれている方々の生の声が聞ける貴重な機会と楽しみにしております。編集部一同いいフォーラムにしようと一丸となって取り組んでおりますので、皆様も楽しみにお待ちください。

 GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。



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 このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

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大学改革GPナビ-Good Practice
編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長 伊藤 学司
発行: 文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
電話:03(5253)4111(代表)(内線:3319、3321)

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