日露学生フォーラム、参加学生による安倍総理表敬等

 日本及びロシア連邦の高等教育機関協会(以下「日露大学協会」という。)初の組織的な行事として、日露学生フォーラムが、2017年9月4日~5日ウラジオストク(ロシア)にて開催された。
 (幹事校:東北大学及び北海道大学(日本側)、モスクワ大学及び極東連邦大学(ロシア側))

 日本からは12大学から16名、ロシアからは2大学から8名の学生が参加し、「経済・生態環境・医療における協力」と「教育・科学研究・文化等における協力」の2グループに分かれ、日露の未来志向的な協力関係について、医療、経済、農業、教育文化など幅広い観点から、英語で議論を交わした。2日間の議論の内容は、学生による共同の「提案」としてまとめられた。

 9月5日には、東方経済フォーラムの枠組みの中で成果報告会が開催され、小松 親次郎 文部科学審議官、里見 進 東北大学総長、名和 豊春 北海道大学総長等同席のもと、東方経済フォーラム参加者の前で、日露学生フォーラム参加学生から、2日間の議論の内容をまとめた「提案」が発表された。

 9月6日には、日露学生フォーラムに参加した学生が安倍総理を表敬し、はじめに、学生4名が、同フォーラムの意義や結果について報告した。これに対し、安倍総理から、未来を担う日露の若者が議論を深め、日露の未来に焦点をあてて、共同で提案を作成したことを歓迎するとともに、今回のフォーラムで得た経験をもとに今後の日露関係の発展に貢献することへの期待が示された。最後に、同フォーラムでまとめられた「提案」が安倍総理に手交された。

日本側参加大学:北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、
           新潟大学、千葉大学、金沢大学、山口大学、
           長崎大学、大分大学、東海大学、近畿大学
ロシア側参加大学:モスクワ大学、極東連邦大学


日露学生フォーラムでまとめられた「提案」 (PDF:230KB)>(※北海道大学ウェブサイトへリンク)


議論を交わす参加学生

日露学生フォーラム参加者の記念撮影
日露学生フォーラム参加者の記念撮影

日露学生フォーラム参加学生による安倍総理表敬
日露学生フォーラム参加学生による安倍総理表敬

同フォーラムでまとめられた「提案」を手交
同フォーラムでまとめられた「提案」を手交
首相官邸ホームページより)

お問合せ先

高等教育局高等教育企画課国際企画室

(高等教育局高等教育企画課国際企画室)