プロジェクト別取組概要及び最終評価結果(筑波大学)

 

大学名

筑波大学

設置形態(申請大学)

国立

プロジェクト名

顧客志向ビジネス・イノベーションのためのサービス科学に基づく高度専門職業人育成プログラムの開発

学長の氏名

山田 信博

取組担当者

所属部局:システム情報工学研究科
職名:教授
氏名:高木 英明

【事業概要】申請書より抜粋

 筑波大学大学院経営・政策科学専攻(博士前期課程)において、経営学の知識と数理・統計・情報科学の手法の融合により、顧客志向のビジネス・イノベーションのための「サービス科学」の学際的教育体系を確立する。また、サービス・イノベーション教育用統合データベースを構築し、それを授業で活用して、同専攻MBAコースにおける高度専門職業人の育成に資するとともに、他大学や企業での展開が可能な教育モデル・教材を開発する。


顧客志向ビジネス・イノベーションのためのサービズかがくに基づく高度専門職業人養成

【サービスイノベーション人材育成推進委員会における所見】

(総合評価)
 当初の計画と同等の取組が行われ、所期の目的が達成された

(コメント)
<優れた点>
・プロジェクトの効果的な運営を行うため、プロジェクトの管理機能を強化するための人材を採用した。
・複数の異なる分野の教員をプロジェクトに参画させ、教育プログラムの充実を図った。
・新規に開発された科目が、地域における「サービスカイゼン研修コース(経産省)」の展開に最大限活用されていることは評価できる。
・ガソリンスタンド、銀行及びモバイルの顧客調査、病院おける人的資源調査、銀行財務調査をもとにした5つのデータベースを構築した。
・新規科目として「インターンシップ(サービス・イノベーション)」を開設し、平成20年度及び平成21年度に計10名がインターンシップに参加した。

<改善を要する点>
・データベースについては当初計画どおり作成されたが、作成されたデータベースをより有効にサービス・イノベーションの人材育成にフィードバックしていくことが必要である。
・学生に対して、履修の段階で教育プログラムの位置づけを十分に伝えることが必要である。

 

 

お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成23年07月 --