専門職大学等の特色ある授業

このページでは、専門職大学の特色ある授業を御紹介します。
なお、授業の内容は令和5年1月現在のものです。

国際ファッション専門職大学

国際ファッション学部

授業名
海外実習Ⅰ・Ⅱ
授業区分
展開科目
授業紹介
 今までの教育機関にはなかった「ファッションに特化」した海外実習・インターンシップをカリキュラム化。「海外実習Ⅰ」では、欧米・アジアへ、全員が海外のファッションの現場を体験するからこそ、実践力に差が出ます。「海外実習Ⅱ」は、海外でさらに深く学びたい学生が2週間~1ヵ月の長期インターンシップに参加します。2022年度はフランスやイタリア、イギリス、ベトナム、カタールなどに渡航し、世界的ブランドを展開する企業でのWEBマーケティング部門や制作現場等でのインターンシップや、有名アートアカデミーのサマースクールへの参加などを実施しました。
*国際情勢により変更の可能性があります
国際ファッション専門職大学 海外実習1・2

情報経営イノベーション専門職大学

情報経営イノベーション学部

授業名
イノベーションプロジェクト
授業区分
職業専門科目
授業紹介
 起業するために必要な知識・スキルをアクティブ形式で学び、実践する、4年間必修の授業です。日常生活の中にある課題を見つけ、その課題を解決する新しいプロダクトやサービスを考案し、プレゼンテーションを行います。
 各期に提示されたテーマに沿って、課題発見、分析、仮説などを繰り返して事業開発のステップを踏む授業で、大学の4年間継続して取り組み、卒業時には学生全員が個々に考えるテーマや課題を設定、事業立案を行えるよう構成されています。また、デザイン思考やリーンスタートアップといったメソッドを取り入れたワークショップ形式の授業も実施し、着実に事業開発のステップを踏める手順を身につけます。
 各カリキュラムの最終授業では、実際に連携企業や投資家を審査員に迎え、各クラスから選抜されたグループによるビジネスピッチを開催します。
 審査員から質問やアドバイスを受けることで、事業化に向けて新たな視点や課題に気付くこともでき、内容によっては、投資を受け実際に起業することも可能な仕組みとなっています。
iU情報経営イノベーション専門職大学 イノベーションプロジェクト

東京国際工科専門職大学

工科学部

授業名
ソリューション開発Ⅰ
授業区分
職業専門科目
授業紹介
 協力企業から提供される実践的な課題またはオリジナルの企画をもとに、チームでソリューション(解決策)を考案し、システムを開発します。「AI戦略コース」「IoTシステムコース」「ロボット開発コース」それぞれがこれまで学んだ知識や技術を活用したソリューションを提案し、実装まで行います。
 コースごとのチーム構成ですが、他コースとの交流を積極的に行い創造性豊かなモノづくりをめざします。前後期に分けて、ニーズ調査からアイディア創成、仕様策定、実装、ビジネスモデル構築まで、一貫したプロダクト開発を行い、プロジェクトマネジメントも実践します。また、企画の策定段階において協力企業へのプレゼンテーションを行い、問題点やアドバイスを受け、これにより、視野を広げ、開発を通して問題解決能力を養います。
 実際的な題材に基づくシステム開発を通して、個別に各授業科目で学んできたICT(情報通信技術)や開発技術を統合し一つのシステムにまとめ上げるインテグレーション技術を実践的に学びます。ニーズに対してICTをどう活用するか、これからの時代に活躍できるIT人材・DX人材として付加価値となる思考力も身につけられる3年前期の実習授業です。開発物の最終仕様を固める4年前期の「ソリューション開発Ⅱ」へ続きます。
東京国際工科専門職大学 ソリューション開発1

東京保健医療専門職大学

リハビリテーション学部

授業名
障がい者の社会参加とスポーツの教育的活用Ⅰ・Ⅱ
授業区分
展開科目
授業紹介
 展開科目である「障がい者の社会参加とスポーツの教育的活用Ⅰ(2年後期)」と「障がい者の社会参加とスポーツの教育的活用Ⅱ(3年前期)では、障がい者がスポーツというツールをもとに、どのように社会に参加しているかを学ぶ科目です。「障がい者の社会参加とスポーツの教育的活用Ⅰ」においては、基礎的な福祉学やリハビリテーション学で学んだ知識の上に、障がい者が取り組むスポーツ(パラスポーツ)の概論、意義、特徴、クラス分け、医学的配慮、具体的競技特性等を学び、障害に応じたスポーツ指導法を検討します。「障がい者の社会参加とスポーツの教育的活用Ⅱ」では、それまでに学んだ知識をもとに、グループワークとして、自分たちで情報を集めて“指定された障害に応じた新しいスポーツを考えよう”という課題のもとに、既存のスポーツを改良したものや、全く新しい発想のスポーツを構想する作業をします。そして、グループ発表として、他の学生に指導しながらお互いに評価する形式で演習を行います。同時に、パラスポーツのトップアスリートが利用する障がい者のためのスポーツ施設を見学し、実際の当事者である選手の生の話を聞き、自分たちが将来取り組むべきテーマを模索します。単に障がい者のスポーツを知識として学ぶだけではなく、様々な課題を考慮した上で、自ら発想、提案し、実践できる能力を育みます。
東京保健医療専門職大学 障がい者の社会参加とスポーツの教育的活用1・2

かなざわ食マネジメント専門職大学

フードサービスマネジメント学部

授業名
調理学実習Ⅰ・Ⅱ
授業区分
職業専門科目
授業紹介
 私たちが生きる上で欠かせない「食」。食マネでは、理論×実践の往復で真の学びを追求しようとしています。それは「食の未来」を変えるための発想力と実践力を身につけていくということです。
 経営学やマーケティング、会計学などの科目と、調理学実習を並列的に配置していません。学問を横断的・体系的に科目間の関係性を重視しながら教授することが特色です。従って、調理実習は、調理技術を磨くことが目的ではなく、また、「食」の現場において必要な知識や技術を知ることや、オペレーションを修得することに加えて、安心・安全でおいしい食事や食品を提供するためには何が必要なのか、消費者に愛される「味」とは何か、食育に資する食事とは何か、高齢者の健康の質を高める食事は何か、フードロスを防ぐ商品開発は何かなど、社会の課題と食の在り方を意識し、経営の視点で新しい価値を創造・発想して、ビジネスを通じて実践する力を養成します。「考えながら」実習することで、学生が自主的にメニューを考え、レシピを創り、商品化に向けたオペレーションを考案し、社会の変化に対応した食ビジネスを創造できる実践力を身につけ、現場を変える中核人材を養成します。

名古屋国際工科専門職大学

工科学部

授業名
地域共創デザイン実習
授業区分
展開科目
授業紹介
 産業界や実社会と連携した実践教育を行う本学のカリキュラムは、現実的な課題の解決に取り組むPBL型授業(Project Based Learning「課題解決型学習」)が中心です。
 この「地域共創デザイン実習」では、各企業・自治体から地域共創におけるテーマが与えられ、資料収集や調査分析・現地調査をふまえ、問題が発生する仕組みや原因について考察を行い、その上でデジタル技術を活用した具体的な課題解決の方法を検討。中間発表を挟み、課題解決策を提案する最終発表を行う、9ヵ月間の長期プロジェクトです。
 本学ホールで行われる最終プレゼンテーションでは、ARやVR、AI技術などの様々なテクノロジーを駆使した学生ならではのアプローチでアプリや運用イメージなどの提案を行います。各企業・団体の方々からは、「実現の可能性もある」「明確なターゲット選定で面白い発表だった」というコメントや、「もっとたくさんの検証が必要」「提案してくれた技術と現状あるものを両立するのは難しい」などの今後の取り組みにおけるアドバイスをいただきました。
 2年生という早い段階で実社会の課題に対する有効的な企画立案、現状の把握・分析などを行うことで、学生たちにとって「デジタル×リアル」に必要な力を修得する機会となります。
名古屋国際工科専門職大学 地域共創デザイン実習

大阪国際工科専門職大学

工科学部

授業名
IoTシステム開発実習
授業区分
職業専門科目
授業紹介
 1年次で実際の製品やシステムの調査分析を通してモノづくりやサービス開発の基礎を修得し、専門コースに分かれる2年次からグループワークでの開発実習の授業もスタートします。
 IoTシステムコース2年次前期の本授業は、自ら設定したテーマに基づきIoTシステムのチーム開発を行うことで、企画から開発までの知識と経験を身につけることを目的としています。事例検討からアイディア創成、仕様策定、システム実装まで一貫したプロダクト開発の実習です。
 授業のテーマは、見守り(お年寄り、子供、ペット、自動車、産業機械など動くものを対象)、生活の自動化、商業施設や工場での環境監視などの先行事例を参考にした、スマート社会を実現するためのIoTシステム開発です。
 授業の流れとしては、【オリエンテーション】→【センサ、サーバシステムなどの開発環境や開発手法について学び、アイディアを創出】→【プロジェクトマネジメント(開発工程や管理手法など)と実践ツールに対する理解を深める】→【アイディアレビューやIoTシステム実装】を経て、最後にチームに分かれて【成果発表】を行います。
 NTTなどの企業出身の実務家教員指導のもと、専門的な知識・技術の修得に加えて、マネジメントやプレゼンなどのビジネススキルも磨くことができます。
大阪国際工科専門職大学 IoTシステム開発実習

芸術文化観光専門職大学

芸術文化・観光学部

授業名
コミュニケーション演習
授業区分
基礎科目
授業紹介
 この科目では、メタワークショップと呼ばれる演劇的手法を用いて、実際に身体を動かす演劇やダンスのワークショップと、パフォーミングアーツの基礎的な理論に関する講義とが交互に行われます。表現力や協調性などを身に付け、多様な人々との交流が必要なこれからの社会で必須となる、本学が特に重視している『対話的コミュニケーション能力』を養成することを目的としています。
 1年次配当の必修科目であり、観光、マネジメント、アートマネジメント、演劇・ダンスといった、幅広い分野への関心と好奇心を育み、各分野が横断的に関連していることを体得する、本学の学びの基調をなす科目です。複数の教員が担当するオムニバス授業であり、劇場運営や演劇制作、ダンスなどで世界的に活躍する実務家教員からきめ細やかな指導を受けることができるため、演劇経験の有無を問わず受講することができます。 
芸術文化観光専門職大学 コミュニケーション演習

和歌山リハビリテーション専門職大学

健康科学部

授業名
アンチエイジング(ケア・ビューティー)
授業紹介
 メイクの力で施設などのご高齢者様やご家族様に笑顔を届けたい!!という熱意の強い先生から、スキンケアからメイクの手法まで学びます。もちろん地域の方を対象にした実践も取り入れます。対象者がきれいになって、生活の質の向上が図れる技術獲得を目指します。

授業名
地域活性企業論
授業紹介
  医療・ケアは高齢社会を支える成長産業です。住民のニーズに応える事業やビジネスが雇用と所得を生み出し、地域社会を元気にします。地域づくりのリーダー、事業経営者になるための知識を得ることができる授業です。
和歌山リハビリテーション専門職大学 アンチエイジング(ケア・ビューティー)

岡山医療専門職大学

健康科学部

授業名
応用治療技術実習Ⅲ(セルフコンディショニング)
授業区分
展開科目
授業紹介
  セルフコンディショニングや予防的観点から有用な運動指導方法について学習します。運動学習理論に基づくトレーニングやストレッチング、姿勢を整えるためのボディワークを実習を通して実際に行います。身体への気づきを通して身体感覚を高め、自己調整力やストレス対処能力の向上を図ることを目的としています。身体の動きに対する知識を深めるとともに、運動プログラム指導を立案し実習することで、臨床の現場で活用できる高度な指導技術の習得を目指します。
岡山医療専門職大学 応用治療技術実習3(セルフコンディショニング)

お問合せ先

高等教育局専門教育課専門職大学院室

電話番号:03-5253-4111(内線3128)

(高等教育局専門教育課専門職大学院室)