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選定取組の概要及び選定理由(県立長崎シーボルト大学)

大学等名 県立長崎シーボルト大学 整理番号 42211
テーマ番号 1 テーマ名 地域活性化への貢献
取組名称 『シーボルトキャラバン ― 生と性の主人公になろう』
取組担当者名 小林 美智子
(取組の概要)
 本学のもつ資源を有効に利用して、小中学校における「いのちの学習」を主とした継続的な地域支援活動を行う。「いのちの学習」とは、若者の性のありかたがこれからの社会において重要になるという考え方から、いのち・性をテーマに子ども達と学んでいく思春期教育活動である。対象は、小学校4年から6年生までの3カ年と、中学校1年から3年までの3カ年とし、総合的学習・保健体育・家庭科・道徳等の時間等を利用し、3カ年を通じた教育プログラムを開発・実践するものである。本学教職員と学生がキャラバン隊を組織し、小中学校に出かけて行き実施するものであり、講義・実習・実技・実験という授業形態と、ワークショップによる個別カウンセリングを通して生と性について学んでいく。また、性教育の範囲にとどまらず、食育・運動・環境・平和・地域についても学習し、心身ともに健康に生きることの喜びについて実感させる。また、PTA活動、地域保健活動、生涯学習等との連携を行い、シンポジウムや意見発表会を開催し、この取組をすべての年齢層の人々に浸透させていくとともに地域における子育て支援ネットワークづくりを行う。また、児童・生徒との3年間を通じて学生ボランティアによるピア・カウンセリングを実践し、継続した関わり合いによる効果をあげるとともに、ピア・リーダー育成を行う。
(選定理由)
 この取組は、地域の抱える問題に正面から取り組むもので、地域社会の基礎作りに貢献するものです。「いのちと性」をテーマとしているが、カバーする教育課題は、1.性教育、2.食育、3.身体活動、4.世代交流・地域ボランティア交流、5.カウンセリング等広範にわたっています。しかし、そのためのスタッフも充実しており、詳細な計画が具体的に提示されていることから一定の実現可能性が認められます。取組期間は、3年間であり、学生は「教育相談・カウンセリング」という科目で児童生徒のカウンセリング手法を学んでいることから、カウンセリングや児童との係わり合いにおいて、即戦力となり得ます。
 「いのちと性」は、現在、最も焦眉の教育課題でありながら、取り組みにくい課題であるためにあまり取り上げられてこなかった課題です。本取組は、性の問題を、全人教育の中に包摂するという視点を確立した優れた取組だと判断されます。

お問合せ先

高等教育局大学振興課大学改革推進室

(高等教育局大学振興課大学改革推進室)

-- 登録:平成21年以前 --