法科大学院とは、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的とする専門職学位課程のうち、専ら法曹養成のための教育を行うことを目的とするものを置く専門職大学院(専門職大学院設置基準第18条第1項)であって、法曹に必要な学識及び能力を培うことを目的とするもの(法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律第2条第1号)です。
また、法曹コースとは、法学部等(※)を設置する大学が、法科大学院と連携して法科大学院の既修者コースの教育課程と一貫的に接続する体系的な教育課程を編成し、法曹志望者や法律の学修に関心を有する学生に対して、学部段階からより効果的な教育を行うものです。
※授与する学位を付記する分野が法学に関するものである学部
中央教育審議会大学分科会法科大学院等特別委員会では、法科大学院が司法制度改革で期待されている役割を果たすため、教育の質の向上のための改善方策について審議を行っています。