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海洋分野における研究開発

海洋資源調査研究の戦略的推進

 我が国の領海・EEZ(排他的経済水域)・大陸棚等には、海底熱水鉱床(※1)、コバルトリッチクラスト(※2)、レアアース泥(※3)、メタンハイドレート(※4)等の鉱物資源・エネルギー資源が見つかっています。これらの資源を活用することができれば、我が国の経済成長を支えるだけでなく、世界経済の持続的な発展にも貢献することができます。そのため、我が国は海洋資源の商業化に向けた取組を進めており、文部科学省は科学技術の観点から貢献するための取組を進めています。具体的には、海洋研究開発機構や大学等研究機関で探査技術・手法の研究開発や広域科学調査などを実施しています。
 探査技術の研究開発においては、大学等研究機関において平成20年度からセンサー開発を実施しており、平成25年度からはそれらを組み合わせた効率的な広域探査システムの開発を実施しています。海洋研究開発機構では開発されたセンサーを搭載する自律型無人探査機(AUV)や遠隔走査型無人探査機(ROV)等の機能向上を実施しているほか、熱水鉱床等の高温・高腐食性かつ複雑な地層で資源を掘削するための掘削技術の高度化や最先端の機材・施設を搭載できる海底広域研究船の建造を進めています。また、探査手法の研究開発においては、鉱床の生成条件を調査して鉱床生成モデルを構築し、モデルを活用した新たな探査手法の研究開発を進めており、これらの探査技術・手法を活用して広域科学調査を加速させることを目指しています。

    ※1海底熱水鉱床:海底から噴出する熱水に含まれる金属成分が沈殿してできたもの
    ※2コバルトリッチクラスト:海水中に溶けている金属成分が沈殿してできたもの
    ※2レアアース泥:レアアースを含む海底堆積物 
    ※4メタンハイドレート:低温高圧の条件下で水分子にメタン分子が取り込まれ、氷状になったもの

海底熱水鉱床
海底熱水鉱床(提供:海洋研究開発機構)

自律型無人探査機
自律型無人探査機(AUV)「ゆめいるか」(提供:海洋研究開発機構)

無人探査機
無人探査機(ROV)「かいこうMk-Ⅳ」(提供:海洋研究開発機構)

 

<参考>

独立行政法人海洋研究開発機構海洋資源調査研究プロジェクト (※海洋資源調査研究プロジェクトのホームページへリンク)

お問合せ先

研究開発局海洋地球課

-- 登録:平成26年01月 --