平成13年3月に閣議決定された第2期科学技術基本計画において、地域における「知的クラスター」の形成の促進が位置付けられました。
「知的クラスター」とは、地域のイニシアティブの下で、地域において独自の研究開発テーマとポテンシャルを有する大学をはじめとした公的研究機関等を核とし、地域内外から企業等も参画して構成される技術革新システムをいいます。
具体的には、人的ネットワークや共同研究体制が形成されることにより、核をなす公的研究機関等の有する独創的な技術シーズと企業の実用化ニーズが相互に刺激しつつ連鎖的に技術革新とそれに伴う新産業創出が起こるシステムです。
このようなシステムを有する拠点を発展させることにより、世界水準での技術革新の展開が可能となります。
文部科学省では、このような「知的クラスター」を創成し、地域経済の活性化を図ることを目的として、平成14年度から「知的クラスター創成事業」を実施しています。
-- 登録:平成21年以前 --