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106.国連大学人材育成プログラム(新規)

平成21年度要求額:20百万円
(平成20年度予算額:−百万円)

●事業の概要等

1.事業概要

 本事業は、国連大学が日本の大学と大学院教育において人材育成を行うものである。教育内容は、国際社会が抱える喫緊の課題を解決し、地球社会を持続可能なものへと導く地球持続のためのビジョンを構築する分野横断的なものである。
 日本の大学としては、国連大学と連携し、国連大学の有する国際的なネットワークを活用し、効率的・効果的に大学院教育を進めることが可能となる。一方、国連大学は、これまで蓄積した研究成果を人材育成プログラムにも活用することができ、また日本の大学とのネットワークを拡大することにも貢献。さらに、学生を受け入れることで、国連大学のビジビリティー向上が期待できる。
 具体的には、平成22年度から人材育成プログラムを本格実施するにあたり、平成21年度は、学生の受入れを一部開始するとともに、カリキュラム作成や教材開発等を行う。

2.指標と目標

【指標】

 協定を締結した日本の大学の数。

【目標】

 国際機関を通じて、我が国の環境問題及び国際的な人材の強化に貢献する。

【効果の把握手法】

 協定を締結した日本の大学の数が増加することで、効果が挙がっているものと判断する。

●事業の事前評価結果

1.必要性の観点

 我が国の大学等が国際社会において、他の機関に伍して国際開発協力活動に参画していくためには、二国間協力(バイ協力)だけでなく、国連機関等による協力を含む多国間協力(マルチ協力)にも熟知していく必要がある。
 国連大学は、我が国が積極的に誘致し、日本にある唯一の国連機関の本部機能を持つ機関として活動を展開しているところである。
 文部科学省としては、国連大学が我が国に所在する地の利を活かし、我が国の学術界と国連大学との連携協力を図ること、さらに、国連大学を通じて我が国の大学等の国際化の進展を図り、国際協力活動展開のための基盤整備をより一層図っていく必要がある。

2.有効性の観点

 20年度に東京大学との協力協定に調印し、本事業に着手したところであり、今後も順調に進捗すれば、目標を達成すると見込まれる。

3.効率性の観点

アウトプット

 期待されるアウトプットは、国連大学が学生を受け入れることで、国連大学がこれまで行ってきた「研究」に加えて、「教育」という新境地を切り開くことができる。

事業スキームの効率性

 本事業の予算規模(20百万円)に対して、アウトプットとして、1学生の受入れの一部開始、2カリキュラム作成、3教材開発等を日本の大学が国連大学と協力して全世界にあるネットワークを活用するすることを通し、多国間との協力関係を日本の大学が持つことができ、また、プロジェクトの実施によって、これまで国連大学が蓄積した研究成果を人材育成プログラムにも活用することができるため、本事業のインプットとアウトプットの関係は効率的と判断する。

代替手段との比較

 日本の大学が一から全世界ネットワークを築く場合、多大な年月と費用を要することが明らかであるが、国連大学の有する全世界ネットワークを活用することで、効率的に人材育成を行うことができる。

-- 登録:平成21年以前 --