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98.本物の舞台芸術体験事業(拡充)

平成21年度要求額:4,302百万円
(平成20年度予算額:3,491百万円)

●事業の概要等

1.事業概要

 子どもたちに成長過程に合わせた優れた舞台芸術の鑑賞機会とともに、芸術団体等による実演指導やワークショップ、さらには共演を図るなどして、舞台芸術をより身近に直接触れる機会を提供する。

2.指標と目標

【指標】

  •  目標公演数に対する実施公演数の達成状況
  •  本事業を体験した子どもや教職員等に対するアンケート調査

【参考指標】

  •  適切な時期に、本事業に対する実態調査を行う。

【目標】

  •  目標公演数(1,267公演)を達成する。
  •  本事業を体験した子どもや教職員等を対象にアンケート調査を実施し、その結果をもとに、事業を通じて豊かな感性と創造性を育んだ子どもの割合を高いレベルで維持させる。

【効果の把握手法】

  •  目標公演数に対する実施公演数の達成状況による。
  •  本事業を体験した子どもや教職員等に対するアンケート調査による。

●事業の事前評価結果

1.必要性の観点

 次代の芸術文化の担い手である子どもたちの豊かな心や感性を育むために、学校において子どもたちに芸術文化に触れる機会を提供することは、我が国の芸術文化の振興には必要な事業であると考える。

2.有効性の観点

 本事業は平成14年度に開始した後、事業規模を拡充しながら、平成20年度においては950公演を確保した。引き続き、達成年度(平成23年度)に向けて公演数の拡充を図る。
 平成19年度の実施状況に関する調査を行ったところでは、「学校における鑑賞教室等に関する実態調査(社団法人日本芸能実演家団体協議会)」では、鑑賞教室が児童・生徒に与える効果の回答としては、「舞台芸術への関心を高められた」が85.1パーセント、「豊かな心や感性・創造性をはぐくめた」が82.0パーセントとなっている(本調査結果は本物の舞台芸術体験事業を含む、学校における舞台芸術の鑑賞教室全般に関するデータである)。また、「文部科学省政策評価に関する調査研究(株式会社三菱総合研究所)」では「当該事業をきっかけに文化・芸術活動を実施したくなった児童生徒の割合」が81.1パーセント、「豊かな心や感性、創造性を育てるきっかけになったと思う保護者・教職員の割合」が保護者78.0パーセント、教職員78.2パーセントとなっており(本調査結果は、本物の舞台芸術体験事業を対象としたデータである)、児童・生徒に与える効果は高い結果となった。引き続き事業を充実させ、高いレベルでこの結果を維持する。

3.効率性の観点

アウトプット

 今年度は950公演となっており、達成年度には年間1,900公演の実施を目指している。
 本物の舞台芸術や伝統文化の鑑賞機会の増加は、次代を担う子どもたちの豊かな感性と創造性を育み、もって我が国の文化芸術水準の向上につながるということを考えると、本事業は効率的・効果的に実施されるものと判断される。

達成年度までの計画

平成21年度 平成22年度 平成23年度
1,267 1,584 1,900

事業スキームの効率性

 本事業の予算規模(4,288百万円)に対して、アウトプットとして、一つの芸術団体が、連続して複数の学校を訪問する旅行日程を組み、公演を行うことにより、より多くの公演数を確保することが可能となるよう事業を実施されることを見込むと、本事業のインプットとアウトプットの関係は効果的であると判断する。

代替手段との比較

 一流の芸術団体による舞台芸術公演の全国展開は、各地方自治体毎に企画するよりも、国が一括して実施するほうが、効率的かつ効果的である。

-- 登録:平成21年以前 --