「公共政策ワークショップ1」という授業(通年12単位分)のテーマとしてSDGsを取り上げ、9名の受講者がSDGsを念頭において2030年に実現したい社会像を想定し、それを実現するための協働プロジェクトを企画立案することを達成目標とする。
協働プロジェクトを企画するに当たっては、様々な主体が実際に行っているSDGs実現プロジェクトに参加することを通じて学びを深め、机上の空論ではない現実的に実行可能なプロジェクトの企画を目指す。また、対象とするSDGsを限定することなく、様々な課題の同時解決を目指すプロジェクトを検討する。
関係する主体としては、内閣府地方創生SDGs官民連携プラットフォーム、東北地方ESD活動支援センター、地域社会の課題解決を担う若者の挑戦を支援する一般社団法人ワカツク、SDGsに取り組む自治体・企業・NPO等であり、多様な主体との連携によりワークショップ活動を進める。
実践活動中心のワープショップ活動を行うことにより、学生に実社会を体験する機会を多く提供するとともに、学生の新鮮な発想や活動がSDGsの達成を目指す実社会に活かされることを期待する。また、公共政策大学院が、官公庁のみならず地域の多様な関係者との連携・協働を志向していることを示す。
公共政策ワークショップ1のテーマ設定は単年度ごとであるため、来年度以降のSDGs達成に向けた取組の継続は検討課題となる。
文部科学省国際統括官付