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早稲田大学環境総合研究センターW‐BRIDGE(Waseda‐Bridgestone Initiative for Development of Global Environment)

より効果的かつ実生活に根ざした「地球環境問題への貢献」(民産学連携)

W‐BRIDGE

 W‐BRIDGEは、より効果的かつ実生活に根ざした「地球環境問題への貢献(持続可能社会への挑戦)」をめざして、株式会社ブリヂストンと早稲田大学が共同で設立し、早稲田大学環境総合研究センターに設置されたものである。
 2008年7月の設立時より、下記の4分類125件の研究・活動プロジェクト(主体としては60グループ)を実施してきた。研究・活動グループは公募で募集し、専門家による厳正な審査を経て、Co‐Design会議を通じて研究・活動の内容をブラッシュアップする形式となっている。その内訳としては、早稲田大学をはじめとする内外の大学(のべ24大学、アジア・アフリカの大学含む)に加え、国際的NGO、NPO法人、公益法人、地方自治体等が含まれている。
 W‐BRIDGEの主な目的として、

  • 企業や生活者がともに自然と共生していく方法を考える
  • 資源を大切に使い循環させる仕組みを、生活者とともに考える
  • 2050年の視点からCO2を減らす方法を、生活者とともに考える
  • 環境保全の知見や手法を世界にひろげ、次世代とともに学ぶ方法を考える

 といったことが挙げられ、まさにプロジェクト全体としてMDGs→SDGsに取り組んできたといえよう。
 2013年度からは随時、重点分野を導入し、モビリティのアクセシビリティ、天然ゴム生産及びゴム農園周辺環境のサステナビリティなどを主要なテーマとして追加している。実施したプロジェクトについては、http://www.w-bridge.jp/をご参照いただきたい。

期待される成果

 過去12年間、130件の研究・活動プロジェクトを実施したが、ほとんどのプロジェクトがMDGs→SDGsの流れを意識し、持続可能な社会の実現に向けて実施されてきた。とりわけ、各目標に個々に取り組むのではなく、「多様な目標の複合」、「地域ごとに異なる取組の手法」、及び「経済と環境をどう両立させるか」等についてモデル化を図り、W‐BRIDGEモデルとして世界各地、わが国各地に普及させる活動を行っている。
 こうした経緯の中で、インドネシア大統領の視察や、海外でのシンポジウムの開催、国内の各種表彰、W‐BRIDGEモデルが国や地方自治体の施策、また民間団体の活動に取り入れられるなど大きな成果を挙げてきた。
 また、地域再生・地方創生との関係(地域課題の解決)では、研究・活動の成果をいくつかの自治体と連携して実装に努め、複数の自治体に環境総合研究センターのリサーチセンターを設置して研究・教育活動を行っているほか、関連人材の育成、とりわけ自治体議員研修等でSDGsの内容をはじめとする関連講習を実施している。さらに、ESD,プロジェクト型学習についても、全学オープン講義の一環として本プロジェクトの内容を含んだ授業を展開している。
 本取組の過去130件のプロジェクトは、すべて民間団体や地域の主体(NPO法人等や企業のCSR活動)との連携のもとで実施している。

今後の課題

 今後の課題としては、モデル化をより進めることにより、多くの地域で活用してもらえる体制整備が急務となっているとともに、このようなジャンルの取組が政府をはじめとしてより多様なステークホルダーの関心を集めることが望まれる。

W‐BRIDGE研究サイト(住民参加型森林回復モデル、インドネシア・南カリマンタン州)を訪問したジョコ・ウィドド同国大統領

W‐BRIDGE研究サイト
(住民参加型森林回復モデル、インドネシア・南カリマンタン州)
を訪問したジョコ・ウィドド同国大統領

「within one mileの交通に着目した条件不利地域の公共交通維持モデルの構築」の主要ツールであるグリーン(電動)で低速な次世代モビリティ。コミュニティを意識した新たなモビリティとして注目されている。

「within one mileの交通に着目した条件不利地域の
公共交通維持モデルの構築」
の主要ツールであるグリーン(電動)で低速な次世代モビリティ。
コミュニティを意識した新たなモビリティとして注目されている。


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文部科学省国際統括官付