女性スポーツ促進キャンペーン

女性スポーツアンバサダー「チコちゃん」

スポーツ庁では、男性と比較してスポーツ実施率の低い女性のスポーツ参加を目的とした「女性スポーツ促進キャンペーン」を2018年度から実施しています。これまで以上に本キャンペーンを広く皆様に周知するために、女性のスポーツ参加を盛り上げてくれる女性スポーツアンバサダーには、NHK番組「チコちゃんに叱られる!」のMC「チコちゃん」を任命。既存のイベントやメディア・SNS等とのタイアップ企画を実施し、女性のスポーツ参画に効果的なプロモーション活動を実施します。10月30日にスポーツ庁長官室にて任命式が行われ、鈴木長官より任命書が交付されました。


スポーツ庁の女性スポーツアンバサダーに任命されたチコです!
チコは女性スポーツアンバサダーとして、運動やスポーツの楽しさを発信し、女性の皆さんがカラダも、ココロも、そしてお肌も…
スポーツで健康になる習慣を身に着けてもらえるよう、一緒に頑張ります!

女性スポーツアンバサダー「チコちゃん」 プロフィール
NHK「チコちゃんに叱られる!」MC。年齢は永遠の5歳。東京都港区白金に住んでいるというがあくまでも自称。好きな食べ物は「あらびきウインナーの粒マスタード添え」。好きなタイプは横浜ベイスターズの筒香選手。友だちはカラスのキョエちゃん。


背景

スポーツ庁では、一人でも多くの人がスポーツに親しみ、健康で活力のある社会の実現を目指して、様々な取組を実施しています。
その中で、特に10 代から40 代の女性のスポーツ実施率が男性と比べて低くなっている状況に着目し、スポーツ庁では注力して取り組むべき課題の一つとして、これまでにアンケート調査やワークショップを通じて、学生・就労者・子育て中など、様々な属性の女性の声を集め、分析しました。

スポーツをしていない、あまりしていない女性の「運動・スポーツを実施できなかった理由」

1位 面倒くさいから

2位 仕事や家事が忙しいから

出典:「> 平成29年度スポーツを通じた女性の活躍促進のための現状把握調査報告書」より

「面倒くさい」特に10代が顕著。

散歩や階段昇降など日常生活の中で手軽に行えることや、楽しく体を動かすこともスポーツであるというイメージを拡大するアプローチが必要です。

運動不足からくる健康課題の周知

若年期(特に10代)

「食べない・運動しない」低エネルギー回転型の生活習慣による「痩せ」

若年期は中高年齢と比較してまだ健康課題が顕在化していないため、スポーツをしなかった理由に「面倒くさい」「特に理由はない」などが多い傾向にあります。
また「食べない・運動しない」低エネルギー回転型の生活習慣による「痩せ」た女性は、骨や筋肉の「質」が低下し、そのことによって転倒による骨折や将来的な骨粗鬆症などの健康リスクを引き起こす可能性が高まります。また、BMIの低い(痩せている)人は、BMIの高い人と同じくらい糖尿病の発症リスクが高いこともあまり知られていません。

働き盛り・子育て世代

スポーツをしたいと思っていても「忙しくて時間がない」

運動不足を自覚しており、スポーツをしたいと思っていても仕事や家事が忙しく「時間に余裕がない」という声が多く聞かれました。
また、スポーツをしていない人ほど、「スポーツ」を「まとまった時間が必要なトレーニングや競技」と限定的に捉える傾向にありました。
この世代の女性には、日常の生活シーンの中で気軽にできる運動も「スポーツ」であり、効果があることの理解促進が必要なこと、また「すき間時間」や「ながら」でできる運動の具体的な事例や情報があると、取り組みやすいことがわかりました。

【過度な痩せによる骨量低下】
 10代は一生分の骨量を蓄える時期で、骨量は20歳前後でピークを迎え、加齢とともに減少していきます(成人になってから取り戻すことは困難)。この時期に、過度なダイエットにより、栄養やホルモンが不足すると骨密度が低くなり、若い時から骨粗鬆症になってしまうリスクが高まります。
 骨粗鬆症を防ぐためには、骨と骨をつなぐ筋肉を大きくすることで、骨に対して力学的ストレス(負荷)をかけることが重要です。特に20歳前後までに、筋力向上をはかり骨密度を上げることで、将来的な骨量低下や骨折予防にも効果が期待できます。

【20歳前後の体力と40~50年後の予後・疾患】
 また、20歳前後の体力レベルが低いと死亡率が上昇する、20歳前後の全身持久力が高いと糖尿病発症リスクは低減するなど、20歳前後までの運動不足による体力低下は、その時点では問題が無くても、将来的な健康問題を引き起こす可能性があります。

【筋力不足による低代謝】
 筋肉などの除脂肪量の低下は基礎代謝量(安静な状態の時に生命維持のために消費される必要最小限のエネルギー代謝量。)の低下にもつながります。除脂肪量は加齢とともに減少するので、若いうちから筋力の維持に努めることが健康的に痩せることにも効果的とされています。

出典:「> 平成30年度女性のスポーツ参加促進事業報告書」より


女性スポーツアンバサダーのアクションプラン

1.スポーツのイメージの拡大
スポーツとは勝敗や記録の優劣など本格的な競技だけでなく、歩く・ダンスなど楽しく体を動かすことも含まれるということを広める。

2.学生など若い世代へのアプローチ
「楽しさ」から自然と体が動き、仲間と一緒に楽しめる「ダンス」を通じて広く発信する。

3.働き盛り・子育て世代へのアプローチ
スポーツをしたくても「時間に余裕がない人」は、日常生活の中の「すきま時間」や「ながら」で無理なく運動やスポーツを取り入れられる「マイスポーツメニュー」)を広く発信する。※平成30年度女性スポーツ推進事業(女性のスポーツ参加促進事業)報告書より


みんなで楽しくオリジナルダンス

近年、若い女性の間ではキャッチーな動きやダンスを取り入れた楽曲、ドラマ・映画主題歌などを真似て踊り、SNS等で発信し話題となって拡散される様子が多く見られます。
日頃スポーツや運動に消極的な女性でも“楽しさ”をきっかけに、体を動かしてもらうため、オリジナルダンス「Like a Parade」を制作し、スポーツ庁長官・職員、高校生やチコちゃんにも踊ってもらいました。
ダンスの振付は、「バブリーダンス」が社会現象を起こし、これまで数々の話題作を世に送り出して、幅広い世代に支持されているakane氏に担当してもらいました。

女性スポーツ促進キャンペーン オリジナルダンス「Like a Parade」

メイキング動画

レッスン動画


【akane氏コメント】
今回、思わず体を動かしたくなる“楽しい”をテーマにオファーをいただきました。ダンスは道具も言葉もいらないので、運動したい!という気持ちだけでできます。音楽がかかれば、思わず身体が動いて、踊ってしまうような楽しい振り付けにしました。

akane氏 プロフィール
アカネキカク主宰。大阪府立登美丘高校ダンス部コーチとして、数々の大会で優勝に導く。荻野目洋子の代表曲「ダンシング・ヒーロー」で振付した「バブリーダンス」を2017年9月に配信し、7000万回の再生を越え、年末には第59回日本レコード大賞特別賞受賞、第68回紅白歌合戦への出演も果たした。2018年ハリウッド映画「グレイテスト・ショーマン」のPR大使としてPV振り付けを担う、日本を代表する振付師。


※選択の種類は例です

お問合せ先

スポーツ庁健康スポーツ課

(スポーツ庁健康スポーツ課)