「大学スポーツの振興に関する検討会議」中間とりまとめの公表について~大学スポーツの価値の向上に向けて~

平成28年8月2日
「大学スポーツの振興に関する検討会議」中間とりまとめの公表について

 文部科学省は、本年4月より開催した「大学スポーツの振興に関する検討会議」における議論を「中間とりまとめ~大学スポーツの価値の向上に向けて~」としてとりまとめました。

1.経緯等

文部科学省では、学生アスリート・教職員、運動部指導者、スポーツ施設等のように大学が持つスポーツ資源等が、社会に貢献する人材の育成、経済活性化、地域貢献等の点から大きな潜在力を有していると認識しており、そのような潜在力を有する大学スポーツの振興に向けた方策等について検討を行うことを目的として、馳浩文部科学大臣の下で「大学スポーツの振興に関する検討会議」を設置いたしました。これまでに検討会議を3回開催し、1.大学トップ層への理解の醸成、2.大学スポーツのビジネス化、3.スポーツ教育・研究の充実、4.学生アスリートのデュアルキャリア支援、5.大学スポーツの地域貢献という個別課題について議論を行いました。このたび、同会議における議論を「中間とりまとめ~大学スポーツの価値の向上に向けて~」としてとりまとめました。

今後は、本とりまとめを踏まえ、必要な施策については平成29年度概算要求に反映させていくとともに、平成28年秋以降も個別課題について継続して検討を深め、第2期スポーツ基本計画(平成29年3月策定予定)等に反映させていく予定です。

2.中間とりまとめの概要

中間とりまとめでは、大学スポーツの振興に向けた基本的考え方(方針)(1.大学スポーツ振興の意義、2.大学スポーツ資源の潜在力を発揮するための方向性)を示すとともに、7つの課題(1.大学トップ層の理解の醸成、2.スポーツマネジメント人材育成・部局の設置、3.大学スポーツ振興のための資金調達力の向上、4.スポーツ教育・研究の充実や小学校・中学校・高等学校等への学生派遣、5.学生アスリートのデュアルキャリア支援、6.スポーツボランティアの育成、7.大学のスポーツ資源を活用した地域貢献・地域活性化)及び大学横断的かつ競技横断的統括組織(日本版NCAA)の在り方について、現状と必要な取組・具体的な方向性を示しています。


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スポーツ庁参事官(地域振興担当)付

電話番号:03-5253-4111(内線3932)、03-6734-3932(直通)

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(スポーツ庁参事官(地域振興担当)付)

-- 登録:平成28年08月 --