リサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備

事後評価結果等について(平成26年度終了機関)

標記の件について、このたび、「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」推進委員会において、事後評価を実施し、その結果についてとりまとめました。

平成26年度事業終了機関における事後評価結果等

(評価結果)

評定の目安

機関名

 事業全体として当初目的を十分に達成し、他機関の参考となる先進的取組を実施しており、優れた取組と判断する

該当機関なし

 事業全体として当初目的を達成しており、全体として良好な取組と判断する

該当機関なし

 事業全体としておおむね当初目的を達成しており、標準的な取組と判断する

該当機関なし

 事業全体としての当初目的の達成が不十分であり、改善が必要な状態と判断する

学校法人東京女子医科大学


※評定の目安については、「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)事業に係る事後評価実施要領3-3のとおり

 

東京女子医科大学における評価コメント及び達成状況

 URAの育成制度の整備が不十分であり、キャリアパスが構築されていないなど、事業開始以前と比較した大学全体の機能の変化が見られず、事業期間終了後にもかかわらずURAシステムそのものの制度設計が未だに整備されていない。
 また、当初計画で示されていた学長直下の組織であるTRCセンターの設置構想が、研究支援部の一部であるTRC室の設置のみに留まり、貴機関の特色でもある事務系URAと研究系URAの協働についても、それぞれの役割を整理した運用とされていないなど、当初計画されていたURAシステムはほとんど具現化されていない。
 今後の貴機関におけるURAシステムの運用に向けた戦略的計画を抜本的に見直し、明確な計画を整備することにより、日本における医科系大学URAシステムの先導的モデルを早期に確立することが求められる。

※文部科学省としては、本評価結果を踏まえ、学校法人東京女子医科大学に対し、今後のURAシステムの構築に向けた計画をスケジュール、ロードマップを明示した上で提出するよう指示しています。

評価委員名簿

お問合せ先

科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室

Adobe Readerのダウンロード(別ウィンドウで開きます。)

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、まずダウンロードして、インストールしてください。

(科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室)

-- 登録:平成27年11月 --