マナビィ・メールマガジン第224号(令和2年7月24日配信)

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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1.今月のニュース・お知らせ】
◆文部科学省国際企画室Facebook開設
◆「廃校活用マッチングイベント」開催
◆「男女共同参画・ダイバーシティの
推進状況に関するアンケート調査」
【2.国立青少年教育振興機構の取組】
 ★国立山口徳地青少年自然の家より
【3.その他の情報コーナー】
◆『社会教育』8月号の特集
◆「初中教育ニュース」ほか、
 メールマガジンの御案内について
◆マナパス-社会人の大学等での学びを
 応援するサイト-
◆前回読まれた記事TOP3    ほか
【★あさだより】
【編集後記】
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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

業種別ガイドラインについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク「)
 

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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1.今月のニュース・お知らせ
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◆文部科学省国際企画室Facebookページ新規開設のお知らせ

 高等教育局国際企画室では、公式Facebookページ「みんなのglobal」を開設いたしました!
 本ページでは、大学関係者向けに、当室が実施する事業情報や各大学が実施する国際イベント等、大学の国際化・グローバル人材育成に関する情報の発信を行ってまいります。
 ぜひフォロー、いいね!をお願いします。

Facebookページ「みんなのglobal」について(※文部科学省国際企画室のFacebookページへリンク)
 

□お問合せ先
 高等教育局高等教育企画課
 国際企画室国際交流係
 渋谷、高樽
 TEL:03-5253-4111(内線3363)

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◆「廃校活用マッチングイベント」開催

 全国で1年に発生する廃校の数は約500校に及びます。文部科学省では、2010年9月に「みんなの廃校プロジェクト」を立ち上げ、廃校活用を推進しています。
 この度、廃校活用について学び、廃校を「使ってほしい」自治体と「使いたい」事業者とのマッチングを図るイベントを開催します。ぜひお越しください!

■日  時 令和2年9月15日(火曜日) 14:00~16:00(開場13:30)
■場  所 福岡国際会議場401-403会議室(福岡県福岡市博多区石城町2-1)
■参加費 無料
■申  込 令和2年9月1日(火)17:00まで(先着順、定員100名)

廃校活用マッチングイベントについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房文教施設企画・防災部
 施設助成課振興地域係 
 山田、高山
 TEL:03-5253-4111(内線2001)
 E-mail: minpro@mext.go.jp

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◆全国ダイバーシティネットワーク(OPENeD)
「全国大学・研究機関における男女共同参画・ダイバーシティの推進状況に関するアンケート調査」分析結果について

 OPENeDは、男女共同参画社会や多様な個性・能力が尊重されるインクルーシブな社会の実現のために、文部科学省と連携して、大学や研究機関、企業等における女性研究者の育成や研究環境・研究力の向上を目指す諸機関をつなぎ、国内外の取組動向や参考事例を収集・公開し、全国的な普及・展開を図る活動をしております。
 2019年2月~6月にわたって、日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会と共同で、国・公・私立の枠や分野を超えた全国の大学・研究機関を対象に、初めての実態調査となる、「男女共同参画・ダイバーシティの推進状況に関するアンケート調査」を実施しました。この度、アンケート調査の分析結果につきまして、OPENeDウェブサイトに掲載しましたのでお知らせします。

OPENeDのホームページ(※OPENeDのウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 全国ダイバーシティネットワーク事務局
 (大阪大学男女協働推進センター内)
 松谷、中原
 Tel: 06-6105-6059
 E-mail: danjyo-nw@office.osaka-u.ac.jp

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2.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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<山口県>
◆国立山口徳地青少年自然の家の取組
~「冒険の森」山口徳地で 新たな自分に一歩踏み出そう~

ご覧いただきありがとうございます。
いきなりですが、想像してみてください…
みなさんは、未開の地を拓かんとする一人の冒険家です。
誰も足を踏み入れたことのない土地に、いざ、第一歩を踏み出そうとしています。
さて、どんな気持ちが湧き上がってくるでしょうか?
ドキドキ?ワクワク?

 「冒険の森」山口徳地青少年自然の家では、心揺さぶられる体験を通して、新たな自分への一歩を踏み出してチャレンジしてみようとする方を応援し続けています。

 国立山口徳地青少年自然の家(山口県山口市)は、山口県のほぼ中央、長門峡県立自然公園内に位置し、中国道徳地ICから車で15分ほど進みますと、山口徳地の妖精ポン太とポコがみなさまをお出迎えいたします。豊かな自然の中で天体観察、野外炊飯、マウンテンバイクなどの野外体験活動の他、人間関係を築く力を高める体験活動プログラムが人気で、学校団体から企業研修、ご家族まで幅広い方にご利用いただいています。やってみたから感じる楽しさ、自然の温かさを多くの方に体験から感じていただく機会として「山口・地域ぐるみで体験の風をおこそう運動実行委員会」事務局としての取組、地域のイベントでの出店ブース、出前でのクラフト体験や人間関係づくりプログラムの提供にも取り組んでいます。
 最後にクイズを一問。本所には県内最大級のあるものを使った活動プログラムが人気となっています。その「あるもの」とは何でしょうか?答えは国立山口徳地青少年自然の家のホームページ(※国立山口徳地青少年自然の家のウェブサイトへリンク)からご覧ください。
 最後までお読みいただき、重ねてお礼申し上げます。また,ご利用の際はお気軽に下記までお問い合わせください。

□お問合せ
 国立山口徳地青少年自然の家
 日下部、黒田
 TEL:0835-56-0111
 E-mail: tokuji@niye.go.jp

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3.その他の情報コーナー
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◆社会をつくる学びを提案する
 『社会教育』8月号の特集
社会教育のイノベーション2020
~社会教育の事業構想(その3)~
 
 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 8月号は「イノベーション」をキーワードとしてこれからの社会教育を構想していきます。巻頭の対談のテーマは「社会教育のイノベーション~場所・学びのデザイン~」です。  特定非営利活動法人シブヤ大学代表理事 左京泰明さんと明治学院大学社会学部教授 坂口緑さんが、この5年間の「変化」とこれからの方向性について提言します。
 次に特集では2つの論考、どちらも「新型コロナ感染症と共生していく時代の社会教育」を展望します。
 一つ目の論文は「オンライン新時代の生涯学習支援~『教育』と『生き方』と『地域・社会』の新しい関係をつくる~」です。2000年代に、全国各地で設立されたインターネット市民塾のキーパーソンとして活躍された、特定非営利活動法人地域学習プラットフォーム研究会理事長 柵 富雄さんが、社会教育にかかわる地域活動を、単に「デジタル」に置き換えるという発想ではなく、人生100年時代に「市民の自発的な参加を促すプラットフォーム」をつくること、「地域・社会の要請」「個の視点」「教育の力」のつながりをつくるプラットフォームを提案しています。
 二つ目の論文は「情報技術を基盤とした『Library3.0』の実装 『学びの自治』を可能にする『知のコモンズ』へ」です。3月末まで県立長野図書館長であった平賀研也さんが、図書館などの社会教育施設が「事業基盤」を、施設から「情報基盤」へ転換することを提案しています。それは「施設内←→施設外」「オフライン←→オンライン」といった「いったりきたり」できる知的創造の循環を目指すものです。コロナ禍により「休館」を余儀なくされた、社会基盤である社会教育施設の利用が大幅に制限されるなか、新しいコミュニケーションのあり方を模索する方向性を示しています。市立図書館、県立図書館の13年間にわたる実践者としての実務経験からの、「情報通信技術」を活用した知識基盤社会における「これからの図書館」のビジョンを示しています。
 今月の読みどころは、天野ひかりさんの連載、8月号は「子どもにとっての学びの場って?」です。「オンライン学習」のメリットと「学校という場」の意味について、その機能と役割について「自粛期間」をよる新たな発見を、今後どのように活かしていくのかのメッセージを発信しています。
 また「中央展望」では、マナビィ・メールマガジンについて詳しく紹介をしています。その趣旨、バックナンバーの活用などの解説がとても役にたちます。詳しくは本誌をご覧ください。

詳しくは、『社会教育』(※一般財団法人日本青年館のウェブサイトへリンク)をご覧ください。

□お問合せ先
 (一財)日本青年館「社会教育」編集部 近藤
 TEL 03-6452-9021
 E-mail: leh07376@nifty.com

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
初中教育ニュース(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
NITSニュース(※独立行政法人教職員支援機構のウェブサイトへリンク)
NWECだより(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)

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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
 キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」(※マナパスのウェブサイトへリンク)を公開中です。是非御覧ください。

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障害者の生涯学習の推進について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省による選定教育映像作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆前回読まれた記事TOP3(7月8日~7月23日)※7月8日配信号
1. Afterコロナの時代の「新しい学びの姿」オンラインセミナー(※文部科学省のYouTubeチャンネルへリンク)
2. NPO法人みらいずworksのホームページ(※NPO法人みらいずworksのウェブサイトへリンク)
3. 「早寝早起き朝ごはん」の効果に関する調査研究の報告(※「早寝早起き朝ごはん」全国協議会のウェブサイトへリンク)

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★ あさだより
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 日本は大学への進学率は高いけれども、いったん社会に出た後で再度学び直しのために大学等を活用する人の割合は高くありません。本来、大学は18歳から20代前半の人たちだけのためのものではないはずで、学習者、大学の双方にとってもったいないことです。
 著名人の中にも大学や大学院で学び直したり研究をしたりしている方がおられます。本当に頭が下がります。そういう前向きな姿勢が更なるパワーアップにつながるんでしょうね。
 働いている人が「学び直し」をしたくてもなかなかできない理由として挙がるのは、端的に言えば「時間」と「費用」と「内容」です。このうち「時間」は企業等の理解と協力も期待したいところです。「費用」は安いに越したことはありませんが、費用に見合うものが得られるのかということが重要です。「内容」については、大学等も学習者側が何を求めているかをリサーチし、それに合ったコース等を用意するといった努力がもっと必要でしょう。
 落合陽一さんの『0才から100歳まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』(2018年、小学館)という長い題名の本に、これからの大学のライバルはオンラインサロンだという話が出てきます。「オンラインサロン」とは、「インターネット上で展開される会費制のクローズドなコミュニティ」で「著名人や専門家によって主催されるのが一般的」だそうです。「好きな先生から専門的な知識や、議論の場を持って学ぶのであれば、わざわざ学校に通うよりも、その先生のサロンやオンラインコースに入って学んだほうが断然、費用対効果は高い」とあります。なるほど。そういう選択肢も有りだなと感じました。もちろん大学等ももっとパワーを発揮して頑張って欲しいですが。
 生涯学習やリカレント教育を担当する行政の視座としても、こうした多様な学びも含めて考えるべきだろうなと思います。
 (総合教育政策局長 浅田 和伸)

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編集後記
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 (一財)日本青年館「社会教育」編集部発行『社会教育』8月号の中央展望において、本メールマガジンの紹介が掲載されます!編集担当(西・山下)の合作により、これまでの中央展望とはひと味違う記事となりました。是非、ご覧いただければと思います。
 夏がすぐそこまで迫って来ていますね。今年の夏はマスクなどのコロナ対策によって、さらに暑さが厳しい夏になりそうな予感です。東京を中心に新規感染者も増加しております。これまで通り感染予防に努め、新しい生活様式のなかで夏を満喫しましょう!