初中教育ニュ-ス(初等中等教育局メ-ルマガジン)第463号(令和5年4月28日)

[目次]

【お知らせ】
■児童生徒向け
(1) 中2の夏は科学の世界に飛び込もう!「創造性の育成塾」塾生募集

■教職員向け
(1) コロナの5類移行を受け、今後の学校教育活動の在り方についてお知らせしました!
(2) 英語担当教員は英語資格・検定試験を最大半額で受験できます!
(3) (募集開始)海外の日本人学校で働いてみませんか?
(4) (募集開始)「サザエさん一家の“もりのわ”話吹き出しコンテスト」の実施

■学校・教育行政関係者向け
(1) SIP第3期課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に係る新規募集を開始
(2) 『I'mPOSSIBLE』日本版 新規活用事例掲載!

【発行】
(1) 教育委員会月報4月号を文科省HPに掲載しました!
(2) サイエンスウィンドウ2023年冬号「海を越えてきた研究者たち」を発行しました!

【課長リレーコラム】「一人ひとりの個性を大切にする学校文化の醸成」
〔初等中等教育企画課長 堀野 晶三〕

【児童生徒向け お知らせ】

(1)中2の夏は科学の世界に飛び込もう!「創造性の育成塾」塾生募集

 〔科学技術・学術政策局 人材政策課〕

 日本の科学技術をリードする青少年の育成を目指す「創造性の育成塾」の第17回夏合宿の塾生を募集します。
対象は中学2年生。ノーベル物理学賞の天野浩 名古屋大学教授をはじめとする一流科学者による講義と、実験名人の先生たちの実験などを行います。創造性を問う選考問題によって、約40名の塾生を決定します。
 合宿期間は、2023年7月30日~8月3日・4泊5日。参加・宿泊費は無料。応募締切は5月31日です。

 詳細は、こちら↓を御覧ください。
 https://npo.netj.or.jp/juku/SummerCamp17

 (お問合せ先)
 特定非営利活動法人ネットジャーナリスト協会 「創造性の育成塾」事務局
 電話:03-5425-6610
 E-mail:juku@netj.or.jp 

 (文部科学省窓口)
 文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課 次世代人材育成係
 電話:03-5253-4111(内線:3891)
 E-mail:kiban@mext.go.jp

 

【教職員向け お知らせ】

(1)コロナの5類移行を受け、今後の学校教育活動の在り方についてお知らせしました!

 〔初等中等教育局 教育課程課〕

 5月8日をもって、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されることとなりました。3年以上の長期にわたり、感染症対策の徹底と児童生徒の学びの保障の両立に全力を尽くしてくださった、先生方を始めとする関係するすべての皆様に心より感謝申し上げます。
 今後、これまで制限されてきた様々な教育活動が再開していくに当たり、単にコロナ禍以前の姿に戻るのではなく、新しい学びの在り方へ進化を図っていくことが重要です。そこで、本日、関連の事務連絡を発出しました。子供たち一人一人が、毎日の学校生活を通じて健やかに成長していけるよう、引き続きよろしくお願いいたします。

 詳細は、こちら↓を御覧ください。
 ■新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行後の学校教育活動について(周知)
 https://www.mext.go.jp/content/20230428-mxt_kouhou01-000004520_2.pdf

 (お問合せ先)
 初等中等教育局 教育課程課 教育課程企画室
 E-mail:kyokyo@mext.go.jp

 

(2)英語担当教員は英語資格・検定試験を最大半額で受験できます!

 〔初等中等教育局 教育課程課 外国語教育推進室〕

 英語資格・検定試験を実施する各団体は英語教員を対象とした特別受験制度を提供しています。英検・IELTS・TEAP・ケンブリッジ英語検定・TOEIC・GTEC・TOEFL等を、最大半額で受験できます。英語担当の先生方においては、本制度をご活用いただき、ご自身の英語力・指導力の向上にお役立てください。

 ※詳細は、各団体のHPをご覧いただくか、教育課程課外国語教育推進室より令和5年4月 12 日付都道府県・指定都市教育委員会等宛で発出した事務連絡をご覧ください。

 (お問合せ先)
 初等中等教育局 教育課程課 外国語教育推進室 企画調整係
 電話:03-5253-4111(内線:3787)
 E-mail:josui@mext.go.jp

 

(3)(募集開始)海外の日本人学校で働いてみませんか?

 〔総合教育政策局 国際教育課〕

 文部科学省では、海外の日本人学校等に通う約3万人の子供たちの国内と同等の学びを保障するため、国内の先生を海外に派遣しています。
海外での多様なニーズに応える教育実践などの国内では得がたい経験は、多文化・多言語環境における指導能力やカリキュラム・マネジメント能力の向上につながります!

 現在、文部科学省においてシニア派遣教師及びプレ派遣教師を公募しておりますので、下記ホームページをご覧ください。(現職教師の方においては、各都道府県教育委員会等にお問い合わせください。)

 詳細は、こちら↓を御覧ください。
 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/main7_a2.htm

 (お問合せ先)
 総合教育政策局 国際教育課 在外教育施設教職員派遣係
 電話:03-5253-4111(内線:2440)

 

(4)(募集開始)「サザエさん一家の“もりのわ”話吹き出しコンテスト」の実施

 〔林野庁 森林整備部 森林利用課〕

 林野庁では、森林資源の循環利用について国民の皆さんに考えていただくため、漫画「サザエさん」の4コマ漫画の吹き出しに楽しいセリフを募集する「サザエさん一家の“もりのわ”話吹き出しコンテスト」を実施しています。
 森林や木、木を使うことの魅力や大切さを、サザエさん一家と一緒に伝えてみませんか?チラシは、下記林野庁ホームページよりダウンロードできますので、学校内や公共施設への掲示にご活用ください。

 ■募集期限 令和5年5月31日(水)18時

 詳細は、こちら↓を御覧ください。(林野庁ホームページ)
 https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/230413_39.html

 (お問合せ先)
 林野庁 森林整備部 森林利用課 山村振興・緑化推進室
 電話:03-3502-8111(内線:6217)

 (文部科学省窓口)
 大臣官房文教施設企画・防災部 施設企画課 環境施設企画係
 電話:03-5253-4111(内線:2288)

 

【学校・教育行政関係者向け お知らせ】

(1)SIP第3期課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に係る新規募集を開始

 〔科学技術・学術政策局 人材政策課〕

 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)では、SIP第3期課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に取り組む研究者を公募します。本課題は、Society 5.0を生きる一人ひとりが、多様な幸せ(well-being)を実現できるフラットな社会を達成することを目指し、STEAM教育やデジタルリスキリング、探究力・主体性・創造性・協働性を高める教育、主体的な進路意思決定のためのコンテンツ開発等を通して、「新たな『学び』」のデザイン開発等に取り組みます。

 公募開始:令和5年4月25日(火)
 募集期間:令和5年4月25日(火)~5月24日(水) 12時(正午)

 詳細は、こちら↓を御覧ください。
 https://www.jst.go.jp/sip/pos/index.html

 (お問合せ先)
 JST 社会技術研究開発センター(RISTEX)企画運営室 SIP担当
 E-mail:sip3-ristex@jst.go.jp

 (文部科学省窓口)
 科学技術・学術政策局 人材政策課 科学技術社会連携係
 電話:03-5253-4111(内線:4029)
 E-mail:an-an-st@mext.go.jp

 

(2)『I'mPOSSIBLE』日本版 新規活用事例掲載!

 〔日本パラリンピック委員会〕

 日本パラリンピック委員会は、『I'mPOSSIBLE』日本版教材の活用事例を新たにHPに掲載しました。「教材×取組」における授業実践をご覧ください。

 ・千葉市立金沢小学校:『I'mPOSSIBLE』日本版×ジャパンパラ車いすラグビー試合観戦
 ・札幌市立上白石小学校:『I'mPOSSIBLE』日本版×研究授業(ICTの利活用)
 ・東金市立丘山小学校:『I'mPOSSIBLE』日本版×千葉県心のバリアフリー教育推進事業
 ・札幌新陽高等学校:『I'mPOSSIBLE』日本版×パラリンピアン講話

 詳細はこちら↓を御覧ください。*ダウンロードよりご覧ください。
 https://www.parasports.or.jp/paralympic/iampossible/

 (お問合せ先)
 日本パラリンピック委員会 『I'mPOSSIBLE』日本版事務局
 E-mail: paraedu@parasports.or.jp

 (文部科学省窓口)
 スポーツ庁 政策課 企画調整室
 E-mail: skikaku@mext.go.jp

 

【発行】

【発行(1)】教育委員会月報4月号を文科省HPに掲載しました!

 〔初等中等教育局 初等中等教育企画課〕

 4月号は、「シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組」をはじめ、読み応えのある記事を掲載しております。ぜひご一読ください。令和3年度4・5月号からの各号もお読みいただけます。
 詳細は、こちら↓を御覧ください。
  https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/geppou/2202_00017.html

 (お問合せ先)
 初等中等教育局 初等中等教育企画課 地方教育行政係
 電話:03-5253-4111(内線:4676)

 

【発行(2)】サイエンスウィンドウ2023年冬号「海を越えてきた研究者たち」を発行しました!

 〔科学技術・学術政策局 人材政策課〕

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)より、豊かな未来につながる科学技術情報を伝えるウェブマガジン「サイエンスウィンドウ」の最新刊を御案内いたします。
 今号では、ふるさとを離れて日本に長く住み、独自の視点で成果を上げてきた研究者をクローズアップします。異なる環境で研究してこそ深まることは、そこから日本人が学べることは、何でしょう。

 詳細は、こちら↓を御覧ください。
 サイエンスウィンドウのマガジン一覧
 https://scienceportal.jst.go.jp/magazines_cat/sciencewindow/

 (お問合せ先)
 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 総務部 ポータル課 サイエンスポータル編集部
 お問い合わせフォーム:https://scienceportal.jst.go.jp/inquire/

 (文部科学省窓口)
 科学技術・学術政策局 人材政策課 科学技術社会連携係
 電話:03-5253-4111(内線:4029)
 E-mail:an-an-st@mext.go.jp

 

【課長リレーコラム】「一人ひとりの個性を大切にする学校文化の醸成」

 〔初等中等教育企画課長 堀野 晶三〕

 児童生徒の個性を尊重することは、誰もが聞かれれば「当然のこと」と答えると思いますが、実行するのは案外難しいものです。

 「個性を尊重する」ということは、一人ひとりが異なることを認めるということになります。しかしながら、保護者をはじめとする多くの大人は、目の前にいる大切な子供が「人並みである」ことを望みます。(もちろん人並み以上を期待する方もいますが。)人並みであるということは「他の子ができることは我が子もできる」ということとなり、「できないことを減らす」ことに注力することになりがちです。子供が自信を持って生きていくためには、1つでも得意なことを褒めて伸ばしてあげることが大切です。できないこと3つを減らすことばかり言われるとかえって自信を失ってしまうかもしれません。

 先日、娘の学校での親子面接で、私が「最低限のことはやらなければいけないが、できないところを直すことよりも、好きなことや得意なことを伸ばしていって欲しいと思っています。」と申し上げたところ、1人の先生はうんうんと強く頷いていましが、もう1人の先生は「でも数学は捨てないでくださいね。」とおっしゃいました。数学の先生なのかな、と思いましたが、これも教師として正しい思いやりなのですね。だからバランスを取るのが難しいわけですが、子供の自己肯定感を高めることの大切さは頭の片隅に置いておきたいと思います。

 「みんな違ってみんないい」、多くの方が大切にしている言葉だと思いますが、日本社会では「言うは易く行うは難し」という面もあります。こうした観点も含めて、中央教育審議会初等中等教育分科会では、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会で議論を進めていきます。

お問合せ先

初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部

03-5253-4111 

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)