【「令和3年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」について】
【お知らせ】
■児童生徒向け
(1) (募集開始)第44回「全日本中学生水の作文コンクール」の実施
(2) 家族のことで悩んでいる子どもに向けた法務省ウェブサイトの開設
■教職員向け
(1) 学びたい大学が見つかる「大学ポートレート」
(2) NISE(ナイセ)研究所公開オンライン開催のお知らせ
(3) 「ハンセン病に関する講義動画」の配信開始について
■学校・教育行政関係者向け
(1) 「国際バカロレア 地域セミナーin九州地方」開催
■文部科学省からのご案内
(1) 「全国学力・学習状況調査」個票データ等の利用申出受付について
(2) 第2回「我が家のお正月料理」フォトコンテストを開催します!
(3) 2021年11月の文部科学省選定作品等の紹介
【発行】
(1) 『中等教育資料』12月号について
(2) 教育委員会月報12月号を文科省HPに掲載しました!
【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
〔初等中等教育局初等中等教育企画課 澤村亮治(熊本県熊本市)〕
〔初等中等教育局財務課〕
12月24日に全国すべての教育委員会を対象にした「令和3年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」の結果を公表しました。
時間外勤務の経年変化については、「時間外勤務月45時間以下」の割合は、令和元年度と比較し、小学校で約2~16%程度増加(4月:2.3%増、5月:15.8%増、6月:7.1%増、7月:14.0%増、8月:1.5%増)、中学校で約4~14%程度増加(4月:4.2%増、5月:13.5%増、6月:6.3%増、7月:9.8%増、8月:8.5%増)などとなっています。
このように、平成30年度以降、時間外勤務は概ね改善傾向にあり、働き方改革の成果が着実に出つつあります。一方、依然として長時間勤務の教職員も多く、引き続き、取組を加速させていく必要があります。
また、ICカード、タイムカード等による客観的な方法で勤務実態を把握している自治体の割合は、今年度も大きく伸びています。
一方、こうした客観的な方法を実施していない市区町村がなお14%(325市区町村)あり、このうち約半分(160市区町村)は今後一定の時期までに取り組む予定であると回答していますが、残りの半分(165市町村)は予定なしと回答しています。一刻も早く全国すべての市区町村において行われるよう、引き続き、進捗状況等をフォローアップしつつ、指導助言を徹底します。
さらに、ICTを活用した校務効率化や教員業務支援員の活用など、学校・教師の業務の見直しについては、進んでいる項目も多いものの、一層実施を促進する必要がある状況です。
こうした状況を踏まえると、改善は見られるものの、働き方改革を引き続き進めていく必要があります。
国・学校・教育委員会が連携し、教師が教師でなければできないことに全力投球できる環境を整備するため、文部科学省が先頭に立って取組を加速させてまいります。
■令和3年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査の結果概要
https://www.mext.go.jp/content/20211221-mxt_zaimu-000019724_1.pdf
(お問合せ先)
初等中等教育局 財務課
校務調整係
電話:03-5253-4111(内線 3704)
〔初等中等教育局教育課程課〕
国土交通省では、中学生を対象に、「水」について理解を深め、考える機会とする「全日本中学生水の作文コンクール」を実施しています。
今回から新たに、優秀賞に「シャワーズ賞」が加わります!
※ポケットモンスターのシャワーズは、「水の日」応援大使です。
「水」とは、中学生にとって、どんな存在ですか? 暮らしの中での体験や、授業などで学んだこと、調べたこと・・・
中学生の「水」への思いを作文につづってみませんか?
詳細はこちら(国土交通省ホームページ)↓↓↓
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000010.html
(お問合せ先)
国土交通省 水管理・国土保全局
水資源部 水資源政策課
電話:03-5253-8111(内線31143、31155)
〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
(文部科学省窓口)
初等中等教育局 教育課程課
企画調査係
電話:03-5253-4111(内線 2565)
〔法務省民事局参事官室・初等中等教育局初等中等教育企画課〕
親が離婚した未成年の子どもは毎年20万人を超えています。
法務省では、家族のことで悩んでいる子どもに寄り添い、応援するための子ども向けホームページを開設しました。小学校高学年以上を念頭に様々な質問に答えて説明しておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.moj.go.jp/MINJI/top-child.html
(お問合せ先)
法務省民事局参事官室 家族法制担当窓口
電話:03-3580-4111 (内線 4310)
E-mail:youiku-2@i.moj.go.jp
(文部科学省窓口)
初等中等教育局 初等中等教育企画課
教育制度改革室 戦略企画係
電話:03-5253-4111(内線 3570)
E-mail:syokyo@mext.go.jp
〔高等教育局高等教育企画課〕
「大学ポートレート」は、全国の国公私立の大学・短期大学から直接集めた教育情報を掲載するウェブサイトです。偏差値やランキングといった視点ではなく、それぞれの大学の個性や特色、教育や学生支援、進路といった視点から大学の姿を知ることができます。
さらに「専攻分野」や「取得可能な資格」による検索や、国公立版で「高等教育の修学支援新制度」等も検索できます。高校での進路指導などにぜひお役立てください。
大学ポートレート
https://portraits.niad.ac.jp/
(お問合せ先)
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構
大学ポートレートセンター事務室
電話:042-307-1686
(文部科学省窓口)
高等教育局 高等教育企画課
企画係
電話:03-5253-4111(内線 2484)
〔初等中等教育局特別支援教育課〕
NISEでは、国立特別支援教育総合研究所創立50周年記念オンライン研究所公開を開催しています。
NISEの研究成果や事業内容を紹介する動画等を令和4年1月31日(月)までオンデマンドで配信しています。特別支援教育に関心のある方、NISEに関心のある方、是非、ご覧ください。
○研究所公開はこちら
https://www.nise.go.jp/nc/laboratory_release
(お問合せ先)
国立特別支援教育総合研究所 総務企画課
広報係
電話:046-839-6803
E-mail:a-koho@nise.go.jp
(文部科学省窓口)
初等中等教育局 特別支援教育課
支援第二係
電話:03-5253-4111(内線 3255)
E-mail:kisokan@mext.go.jp
〔初等中等教育局児童生徒課〕
(独)教職員支援機構が提供するハンセン病に関する講義動画が完成し、YouTubeにて配信が開始されました。
約20分の動画となります。社会科等で人権について取り扱う授業を行う前に先生方に見ていただいたり、校内研修や教育委員会の研修などでハンセン病について取り扱っていただく際に、積極的にお役立てください。
■教職員支援機構 校内研修シリーズ
ハンセン病問題学習 差別の連鎖を断つ -ハンセン病問題から学び、伝える-
https://www.nits.go.jp/materials/intramural/100.html
(お問合せ先)
初等中等教育局 児童生徒課
指導係
電話:03-5253-4111(内線 3297)
E-mail:jidous@mext.go.jp
〔大臣官房国際課〕
文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育について関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者の皆さまを対象に、 IBの教育実践事例等についてご紹介する地域セミナーを開催します。
■日 時 令和4年1月10日(祝日・月曜日)14時00分~16時00分
■場 所 アルカスSASEBO イベントホール (〒857-0863長崎県佐世保市三浦町2-3)
■対 象 IB教育の導入に関心のある学校・自治体(教育委員会)関係者、保護者、学生等
■参加費 無料
※入口における検温等、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で実施いたします。
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20211126/
(お問合せ先)
大臣官房国際課 外国人教育政策係
TEL:03-5253-4111(内線 3222)
〔総合教育政策局調査企画課学力調査室〕
文部科学省では、学校教育の成果や課題を適切に分析・説明し、我が国の児童生徒の学力・学習状況等の把握・改善及び教育施策の改善・充実に資することを目的として、「全国学力・学習状況調査」個票データ等の貸与を行っています。
貸与するデータの種類には、個票データと匿名データがあり、利用目的に応じて選択することができます。個票データは児童生徒ごとまたは学校ごとに、各教科の正答数等の解答状況や質問紙の回答状況等を一覧化したもの、匿名データは個票データから一割程度を抽出し、匿名化処理をしたものです。なお、貸与された個票データ等は、学術研究の発展に資することまたは公的機関における施策推進のために利用されることが必要です。
個票データの場合は年3回、匿名データの場合は随時利用申出を受け付けています。
このたび、令和3年度第3期個票データの利用申出受付を開始しましたので、下記のとおり、お知らせいたします。
○受付期間:令和3年12月20日(月曜日)~令和4年1月31日(月曜日)
○お問合せ先:下記お問合せ先参照
※個票データ等の貸与を御検討の方は、URLをご参照の上、お問合せ先まで御相談ください。
(「全国学力・学習状況調査」の個票データ等の貸与について)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/1386492.htm
(お問合せ先)
総合教育政策局 調査企画課
学力調査室
電話:03-5253-4111(内線 3759)
E-mail:gakucho@mext.go.jp
〔文化庁参事官(食文化担当)〕
文化庁参事官(食文化担当)ではお正月料理をテーマにしたフォトコンテストをInstagramで開催します!郷土の伝統的な「お正月料理」や各家庭に伝わるユニークな「お正月料理」のほか、今年は「伝統的な酒造り」が国の無形文化財に登録されたことを記念して、お酒と楽しむ「お正月料理」をテーマにした投稿も募集します。
お正月は日本人にとって最もなじみの深い年中行事であり、身近な食文化について改めて考え、学ぶ機会となるので、ぜひ学生・親子でのご応募もお待ちしております♪
(応募期間)
令和3年12月15日(水曜日)~令和4年1月12日(水曜日)
詳しくはこちらをご覧ください
→ https://www.bunka.go.jp/gyoji/93616001.html
(お問合せ先)
第2回「我が家のお正月料理」フォトコンテスト事務局
(株式会社日本旅行公務法人営業部内)
E-mail:foodculture@nta.co.jp
(文部科学省担当)
文化庁参事官(食文化担当) 事業班
電話:03-5253-4111(内線 5044)
〔初等中等教育局修学支援・教材課〕
文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/movie/020301/1420820_00004.htm
(お問合せ先)
初等中等教育局 修学支援・教材課
E-mail:emedia@mext.go.jp
〔初等中等教育局教育課程課〕
本年8月、国立教育政策研究所教育課程研究センターは、「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料(高等学校)」を公表しました。
生徒の学習状況を的確に捉え、教師が指導の改善を図るとともに、生徒が自らの学びを振り返って次の学びに向かうことができるようにするためには、学習評価の在り方が極めて重要となります。
そこで、前号に引き続き、学習指導と学習評価の工夫改善について考えることとし、本号では、高等学校の地理歴史、公民、保健体育を取り上げます。
※ 詳細はこちら(学事出版ウェブサイト)
http://www.gakuji.co.jp/magazine/chutokyoiku/index.html
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課
教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線 3706)
〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕
12月号より「教育×デジタル」をテーマに、特集連載(全3回)を掲載します。その他にも読み応えのある記事を掲載しております。ぜひご一読ください。今年度4・5月号からの各号もお読みいただけます。
↓こちら↓からお読みください!
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/geppou/index.htm
(お問合せ先)
初等中等教育局 初等中等教育企画課
地方教育行政係
電話:03-5253-4111(内線 4676)
〔初等中等教育局初等中等教育企画課 澤村亮治(熊本県熊本市)〕
私の派遣元・熊本市と聞いて、皆さんの頭には何が思い浮かぶでしょうか。熊本城?馬刺し?くまモン?そうですか、、、そうですよね、、、分かります。あまり意識している人は多くないと思うのですが、実は、くまモン様は熊本「県」で働く公務員(営業部長兼しあわせ部長)であり、我々熊本「市」の人間からすると完全に身内ともいえない微妙な距離感があるのです。文科省に研修生として赴任して1年と半年余り、自己紹介の際に「熊本市から来ました…」「あぁ、くまモンの!」「いえ、くまモン様は県のキャラクターでして…」というやり取りを星の数ほど繰り返してきました。そしてその都度(へこたれることなく)、我が熊本市が誇る妖精「ひごまる」の存在を知らしめてきました。皆さん、ぜひ「ひごまる」も覚えてくださいね。
ここで私の趣味の話をひとつ。私の趣味は男子プロバスケBリーグ観戦です。もともとバスケ経験者でしたが観戦には縁がなかったところ、就職してから職場の先輩に誘われ観に行ったことをきっかけにどっぷりハマりました。クラブ数も増え、きっとこれを読む多くの皆さんの地元にもプロチームがあるかと思いますので、ご存知でない方はぜひ調べてみてください。バスケ観戦は選手とのコートとの距離が近く得点シーンも多いので、とてもダイナミックで盛り上がります。
最近では各クラブが18歳以下のユースチームを持ちユースチームの大会が開催されるなど、育成年代のスポーツ環境も学校の部活動以外の形が増えてきています。実は、ユースチームとプロスポーツとの関わりは、運動部を地域で支える取組のヒントにもなり得る、とても旬の話題です。海外のスポーツ強豪国に目を向けると、プロスポーツ選手の層が厚いと言われていますが、この層の厚さは、学校の外で行われる子供向けのスポーツ活動が支えています。日本では、選手の学校での部活動からプロスポーツクラブへの移行にさまざまな壁があるケースもあり、スポーツの振興に向けて大きな課題ともなりうるので、日本のバスケのユースチームの取組はその解決策として注目できるのです。
日本の場合、今はその変化の過渡期にあたるかとも思いますが、その時期に教育行政に携わることができるのも貴重な経験ですので、そうした時代感を捉えながら、今後の業務にも活かしていきたいです。
03-5253-4111