初中教育ニュ-ス(初等中等教育局メ-ルマガジン)第398号(令和2年10月9日)

[目次]

【お知らせ】
(1)次世代のライフプランニング教育推進事業「男女共同参画の推進に向けた教職員研修」オンライン開催について
(2)ムーンショット型研究開発事業」新たな目標の検討チーム公募について
(3)専門職大学コンソーシアム主催オンラインイベントの開催について
(4)オンライン講演会「地球温暖化を予測する ~地球規模の変化から身近な影響まで~」の開催
(5)伝統芸能伝承者養成事業 歌舞伎俳優・文楽の研修生を募集します。
(6)令和元年度文部科学白書について

【発行】
(1)「初等教育資料」10月号について
(2)「教育委員会月報」について
(3)『諸外国の教育動向 2019年度版』の公表について

【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
初等中等教育局財務課 荻原佑菜(長野県)

【お知らせ(1)】次世代のライフプランニング教育推進事業「男女共同参画の推進に向けた教職員研修」オンライン開催について

〔総合教育政策局男女共同参画社会学習・安全課〕

 国立女性教育会館(NWEC)では、文部科学省「次世代のライフプランニング教育推進事業」を受託し、11月27日(金)から初等中等教育諸学校の管理職・教職員及び教育委員会や教育センター等の職員を対象とした男女共同参画研修をオンライン形式で行います。
 本研修では、児童生徒等が自身の将来を固定的な性別役割分担意識にとらわれず考えられるようにするため、指導的立場にある教員が、学校現場で生じうる「無意識の思い込み」のケース等について理解を深め、指導に役立つ気付きを得ることを目的としています。参加費は無料で、10月20日(火)から申込開始予定です。

※詳細は、こちら
https://www.nwec.jp/event/training/g_kyoin2020.html

(お問合せ先)
国立女性教育会館事業課
 電話:0493-62-6724

(本件担当)
総合教育政策局男女共同参画社会学習・安全課男女共同参画推進係
 電話:03-6734-2654

【お知らせ(2)】「ムーンショット型研究開発事業」新たな目標の検討チーム公募について~日本を変える、世界を変える、あなたが変える!~

〔科学技術・学術政策局 研究開発基盤課〕

 かつてケネディ大統領が「10年以内に人類を月に送る」と宣言し、アポロ計画がスタートしたように、人々をワクワクさせる野心的な目標を設定し、挑戦的な研究開発を推進するため、「ムーンショット型研究開発事業」が立ち上げられました。
 すでに専門家による提案で7つの目標が設定されていますが、これらに加えて、これからの時代を担う中高生を含む若手から、2050年の未来像を見据えた新たな目標の提案をいただきたく、このたび検討チームの公募を開始しました。(11月10日(火)締切)
 皆さんが描く未来像で世界中の研究者を動かし、世界を変えてみませんか?幅広い方からの魅力的な提案をお待ちしています。

※詳細はこちら
https://www.jst.go.jp/moonshot/koubo/202009/index.html

(お問合せ先)
国立研究開発法人科学技術振興機構 挑戦的研究開発プログラム部
 E-mail:moonshot-koubo@jst.go.jp

(本件担当)
科学技術・学術政策局 研究開発基盤課 総括・交流係
 電話:03-6734-4098(内線4332)


【お知らせ(3)】受験生や進路指導担当者の皆様へ:専門職大学コンソーシアム主催オンラインイベントの開催について

〔高等教育局専門教育課〕

 なりたい職業に直結する理論と実践の両方を学べる新しいタイプの大学「専門職大学・専門職短期大学」が平成31年度より開始され、令和2年現在、11校が開学しています。
 この度、開設されている全ての専門職大学・専門職短期大学の学長が参加し、各専門職大学・専門職短期大学が取り組む学びや未来について語るオンラインイベントを、専門職大学コンソーシアムが主催として開催されます。
 奮って御参加下さい。

日時:令和2年10月13日(火曜日)15時~17時
形式:オンライン(Zoom開催・無料、事前登録不要)

※イベントの内容や配信URL等の詳細はこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senmon/mext_00308.html

※専門職大学・専門職短期大学についての詳細はこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senmon/index.htm

※専門職大学コンソーシアムについて
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senmon/mext_00307.html

(お問合せ先)
高等教育局専門教育課専門職大学係
 電話:03-5253-4111(内線3128)

【お知らせ(4)】オンライン講演会「地球温暖化を予測する ~地球規模の変化から身近な影響まで~」の開催

〔研究開発局環境エネルギー課〕

 近年、世界各地では多くの異常気象が発生しており、地球温暖化の進行に伴ってさらに頻発化・激甚化することが懸念されています。こうした中、効果的な気候変動対策を進めるためには、そのメカニズムを科学的に解明して高精度に予測する技術が不可欠です。文部科学省では「統合的気候モデル高度化研究プログラム」により、これらに関する研究を積極的に推進しています。今般、その最新の成果を分かりやすく発信するため、講演会を開催します。ぜひ積極的にご参加ください。

(開催概要)
日時:令和2年10月16日(金曜日)13時00分~16時15分
方法:新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、オンラインでの開催
申込:令和2年10月14日(水曜日)までに、以下ウェブサイトよりお申込みください。(定員500名、参加無料)
http://www.jamstec.go.jp/tougou/event/sympo/2020/index.html

(お問合せ先)
研究開発局環境エネルギー課環境科学技術ライン
 電話:03-5253-4111(内線4472)

【お知らせ(5)】伝統芸能伝承者養成事業 歌舞伎俳優・文楽の研修生を募集します。

〔文化庁企画調整課〕
 
 独立行政法人日本芸術文化振興会では、我が国の文化的財産である歌舞伎、文楽、能楽等の伝統芸能を保存、育成するため、研修生を募集し、伝承者の養成に取り組んでいます。
 この度、令和3年4月開講の、第26期歌舞伎俳優研修・第30期文楽研修について、それぞれ研修生を募集します。
 伝統芸能を未来へとつなぐ、熱意あふれる"若き力"の応募をお待ちしています。
 
☆詳しくは、こちらを御覧ください。
 https://www.ntj.jac.go.jp/training/trainee.html

☆歌舞伎俳優研修 研修風景動画
https://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/2020/367.html

☆文楽研修講師 豊竹呂太夫師インタビュー
https://www.ntj.jac.go.jp/topics/bunraku/2020/418.html

(お問合せ先)
独立行政法人日本芸術文化振興会
(歌舞伎俳優研修について)国立劇場養成課 電話:03-3265-7105
(文楽研修について)国立文楽劇場養成係 電話:06-6212-5529

(本件担当)
文化庁企画調整課独法一係
 電話:03-6734-4797(内線:4797)

【お知らせ(6)】令和元年度文部科学白書について

〔総合教育政策局政策課〕

 文部科学省では、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化芸術にわたる文部科学省全体の施策を広く国民に紹介することを目的とし、文部科学白書を毎年刊行しています。このたび、令和元年度文部科学白書を公表しました。
 初中メルマガでは、本白書の特集の内容について、紹介していきます。今回は「ラグビーワールドカップ2019日本大会の軌跡とレガシー」です。

○特集2 ラグビーワールドカップ2019日本大会の軌跡とレガシー
第2節 大会成功へ向けて
 RWC2019日本大会の成功によって、国内でもラグビー競技への関心が高まっています。
 しかし、大会招致の段階では、日本でのラグビー競技に対する認知度と普及度はまだ低い状況でした。そこで、文部科学省では、平成26年からラグビーワールドカップの成功に向け、「2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業」を実施し、委託先である公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と連携して「放課後ラグビーによる競技者の拡大」「タグラグビーによる競技の普及」「ラグビーを通じた国際交流」の3本柱で普及・啓発活動を行ってきました。
 また、トロフィーツアーの中の一つとして「こども霞が関デー」でトロフィーの一般公開を実施するとともに、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構と連携し、ドーピング防止活動の推進を図りました。さらに、スポーツ庁が官民連携のもとで実施する「Sport for Tomorrow」の枠組みの中でアジア各国へのラグビーの指導者の派遣や講演会等を実施してきました。
 次回は、ラグビーワールドカップ2019日本大会がもたらした、大会のレガシーについてご紹介します。

詳細はこちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20200731-mxt_kouhou02-000009140_08.pdf

(お問合せ先)
総合教育政策局政策課政策審議第一係
 電話:03-5253-4111(内線3458)

【発行(1)】「初等教育資料」10月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 『初等教育資料』は、幼稚園(こども園)・小学校における幼稚園教育要領・学習指導要領上のねらいや授業の実践、校内研究に必要不可欠な理論・実践事例を豊富に紹介している月刊誌です。
 10月号の特集1では、今号と次号にわたり「指導と評価の一体化」をテーマに掲げ、解説と各教科等の論説事例を通して、指導を充実させるための評価の在り方とそのポイントについて具体的に示しています。
 特集2の図画工作科では、「互いのよさや個性などを認め尊重し合うようにする指導」をテーマとしています。そこで、解説では、育成する資質・能力と指導上の配慮事項との関わりについて述べ、オンライン座談会を通して、本テーマに係る考えを明らかにしようとしています。また、実践事例では、子供が互いのよさや個性などを認め、尊重し合うようにする指導を工夫し、資質・能力の育成を図った事例を紹介しています。

※詳細はこちらを御確認ください。
 (株式会社東洋館出版社HP)
http://www.toyokan.co.jp/book/magazine/01/b531824.html

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課 教育課程第一係
 電話:03-5253-4111(内線2916)

【発行(2)】「教育委員会月報」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

 「教育委員会月報」は、文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
 10月号の特集は、「米国カリフォルニア州の学校区教育委員会の実態―教育委員会を生かす地域の力―5」です。

※詳細はこちら(第一法規株式会社ウェブサイト)
http://www.daiichihoki.co.jp/store/products/detail/100408.html

(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課地方教育行政係
 電話:03-5253-4111(内線4676)

【発行(3)】『諸外国の教育動向 2019年度版』の公表について

〔総合教育政策局調査企画課〕

 文部科学省は、このたび、『諸外国の教育動向 2019年度版』を公表しました。本書は、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国及びその他の国々の教育事情について、教育政策・行財政、生涯学習、初等中等教育、高等教育,教師及びコロナウイルス感染症対策の各ジャンル別に、主に2019年の動向をまとめたものです。

※詳細はこちら
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/gaikoku/detail/mext_00936.htm

※購入についてはこちら(株式会社明石書店ウェブサイト)
https://www.akashi.co.jp/book/b534320.html

(お問合せ先)            
総合教育政策局調査企画課外国調査係
 電話:03-5253-4111(内線2267)

【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

〔初等中等教育局財務課 荻原佑菜(長野県)〕

 実りの秋。りんごの美味しい季節がやってきました。私の出身県・長野県は、日本有数のりんごの産地です。
 四方を山々に守られ、台風の通過が少ないと言われてきた長野県ですが、昨年のこの時期、台風19号による千曲川の氾濫で、県内各地に大きな被害が出てしまいました。しかし、被災後は県内外問わず全国多くの方々から、ボランティアとしてのご協力や、たくさんの温かなメッセージ、ご支援をいただき、被災された県民の皆さん、そして私ども県職員にとって、大きな支えとなりました。心より感謝申し上げます。
 まさに毎日「学び」の多い充実した研修生活も、半年が過ぎました。東京での生活にもようやく慣れてきましたが、今まで以上に長野県の魅力を実感する機会も増え、これも自治体を離れたからこその思いなのだろうと感じます。テレワークが浸透した今、皆様にも、移住先ランキング上位常連、おいしく美しい信州での暮らしを提案いたします。
 貴重な研修期間もあっという間に折り返し。東京暮らしも、人生で最後となるかもしれません。新しいことにどんどんチャレンジし、行政職員として、一人の女性として、少しでも成長できるよう、日々を大切に過ごしていきたいと思います。

お問合せ先

初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部

03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)