初中教育ニュ-ス(初等中等教育局メ-ルマガジン)第377号(令和2年2月14日)

[目次]

【萩生田文部科学大臣メッセージ】
□保護者、学校の教職員の皆さんへ
(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について)

【お知らせ】
□新型コロナウイルス感染症について
□「学校現場における虐待防止に関する研修教材」について
□令和元年度「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」結果について
□「法教育広報用リーフレット」について
□「高等専修学校リーフレット」について
□学校向け東京2020オリンピック・パラリンピック関連情報
□令和元年度「青少年の体験活動推進企業表彰」最終審査・表彰式について
□総合広報誌『文部科学広報』1月号発行
□平成30年度文部科学白書<第12回>

【発行】
□「初等教育資料」2月号について
□「中等教育資料」2月号について
□「教育委員会月報」について

【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
□初等中等教育局教育課程課教育課程総括係 松下 誠治 (香川県)

 

□【萩生田文部科学大臣メッセージ】保護者、学校の教職員の皆さんへ(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について)

 新型コロナウイルス感染症について、不安を感じておられる方も多いことと思います。
 新型コロナウイルス感染症対策では、通常の風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。子供たちには、外から帰った時などに、必ず手洗いをしっかりするとともに、正しい知識に基づいて冷静に行動するよう指導してください。
 保護者の方や教職員の皆さんにおかれては、国や地方公共団体が発表する正確な情報を収集・把握していただくようお願いいたします。
 また、新型コロナウイルスを理由としたいじめや偏見は、決して許されることではありません。今後も、中国から多数の子供たちが帰国することが予想されます。住み慣れた地域や学校を離れてつらい思いをしている子供たちや、感染拡大の防止に向けて懸命に働いているご家族を持つ子供たちを傷つけるような、心ない言葉や態度がとられることがあってはなりません。教職員の皆さんにおかれては適切な対応をとっていただくとともに、保護者の方におかれてもご配慮をお願いいたします。

 

□【お知らせ】新型コロナウイルス感染症について

〔初等中等教育局健康教育・食育課〕

 中国で発生している新型コロナウイルス感染症については、政府全体として対応が行われています。
 新型コロナウイルス感染症対策では、通常の風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。子供たちには、外から帰った時などに、必ず手洗いをしっかりするとともに、正しい知識に基づいて冷静に行動するよう指導してください。
 また、この点を踏まえたうえで、新型コロナウイルス感染症を理由としたいじめや偏見が生じないようにするなどの配慮や、適切な就学の機会確保などに努めていただきますようお願いします。
 文部科学省では、引き続き、政府全体の方針の下で、情報収集に万全を期すとともに、状況の変化等があった場合には、迅速に各教育委員会等に情報提供をし、連携して対応していきますのでよろしくお願いします。

※文部科学省HPについて
○「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」
 ※随時更新しています。最新情報をご確認ください。
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bE

○「中国から帰国した児童生徒等への対応について(2/10現在)(通知)」(令和2年2月10日付け)
 2月10日、各教育委員会等に以下最新の通知をお送りしています。
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bF

○「中国から帰国した児童生徒等への対応について[追加1報(浙江省の追加)]」(令和2年2月13日付け)
 2月13日、各教育委員会等に以下追報をお送りしています。
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bG

(お問合せ先)
初等中等教育局健康教育・食育課
電話:03-5253-4111(内線2976)

 

□【お知らせ】「学校現場における虐待防止に関する研修教材」について

〔初等中等教育局児童生徒課〕

 児童虐待は、児童相談所による相談対応件数が最近10年間で約4倍に増加するとともに、昨年1月の野田市の事件のように、子供たちの命が失われる痛ましい事件が後を絶たず、依然として深刻な状況です。
文部科学省では、この度、具体的な虐待対応のケースを取り上げ、必要な対応のポイントや関係法令等を解説した「学校現場における虐待防止に関する研修教材」を作成しました。「学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き」(令和元年5月)と併せて、各学校、教育委員会における研修等で御活用ください。

※詳細はこちら
・「学校現場における虐待防止に関する研修教材」
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bH
・「学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き」
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bI

(お問合せ先)
初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導第一係
電話:03-5253-4111(内線3299)

 

□【お知らせ】令和元年度「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」結果について

〔初等中等教育局財務課〕

 昨年12月に「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」を公表しました。今回の調査は、中央教育審議会答申を踏まえ、平成28年度から実施している「教育委員会における学校の業務改善のための取組状況調査」を抜本的に見直し、各教育委員会や学校における働き方改革の進捗状況を明確にし、市区町村別の公表等や優良事例の展開を通じて、働き方改革の取組を促すことを目的としています。
 今回の調査では、学校現場や教育委員会から、「働き方改革を進めなければならないことは十分理解しているが、実際にどのように進めてよいのかわからない。具体的な事例を知りたい。」という沢山の声を踏まえ、全国から好事例を収集してその概要を公表するとともに、働き方改革を進める上での国への要望事項についても回答いただき、各要望事項に対する国としての今後の取組についても公表資料にまとめています。学校現場や教育委員会の学校における働き方改革に向けた取組が、一歩でも進む一助となれば幸いです。

※詳細はこちら
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bJ

(本件担当)
初等中等教育局財務課校務調整係
電話:03-5253-4111(内線3704)

 

□【お知らせ】「法教育広報用リーフレット」について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 法務省では,法律専門家ではない一般の人々が,法や司法制度,これらの基礎になっている価値を理解し,法的なものの考え方を身に付けるための教育である法教育に関する取組を推進しています。
 現行の小学校,中学校及び高等学校の学習指導要領においては,各教科等において「法に関する教育」に係る内容が盛り込まれており,令和2年度以降順次実施される新学習指導要領においては更なる充実が図られているところです。
 そこで,法務省では,学校現場等における法教育の実施を支援するための取組を紹介したリーフレットを作成しました。
リーフレットは,法務省ホームページに掲載しておりますので,是非御一読ください。また,リーフレットの送付を御希望の方は,下記お問合せ先まで御連絡ください。

※リーフレット掲載ページ(法務省ホームページ)
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bK

(お問合せ先)
法務省大臣官房司法法制部司法法制課司法制度第二係
電話:03-3580-4111(代表)内線2364
E-mail:houkyouiku@i.moj.go.jp

<本件担当>
初等中等教育局教育課程課企画調査係
電話:03-5253-4111(内線2565)
 

□【お知らせ】「高等専修学校リーフレット」について

 文部科学省では、高等専修学校制度の周知を図るための広報媒体として「高等専修学校リーフレット」を作成し、ホームページ上で公表しています。
 「高等専修学校」とは、専修学校のうち、中学校卒業者を対象とした高等課程を設置する学校であり、柔軟な制度・特性を活かした特色ある教育を展開しています。その教育内容は、実践的な職業教育であったり、特定分野でのスペシャリストを養成したりするもの、また、社会での自立に向けた個に応じた教育を行うものであるなど、後期中等教育段階において生徒に多様な学びを提供しています。
 特に進路指導を担当する教員におかれましては、既に公表している広報冊子「未来をひらく 高等専修学校」と合わせて、これからの時代を担う子供達の進路決定の一助として御活用いただければ幸いです。

※詳しくはこちら
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bL

(お問合せ先)
総合教育政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室専修学校第二係
電話:03-5253-4111(内線3468)

 

□【お知らせ】学校向け東京2020オリンピック・パラリンピック関連情報

〔スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課〕

 いよいよ、東京2020大会まであと半年になりました!東京2020組織委員会では、全国の学校等の皆様にご参加いただけるよう、様々なプログラムの実施や関連教材の配信を予定しております。このたび、東京2020大会観戦や聖火リレーに向けた教材等をはじめ、大型スクリーン等で競技中継を楽しむ「パブリックビューイング」、「フラワーレーンプロジェクト」や「東京2020みんなのエスコートキッズプロジェクト」等の事業詳細のウェブ配信を開始いたしました。みなさまのご参加をお待ちしております!

※詳細はこちら
東京2020教育プログラム特設サイト
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bM 

(お問合せ先)
東京2020組織委員会教育チーム
電話:0570-00-6620(コールセンター、平日9時~17時)
メールアドレス: education@tokyo2020.jp

(本件担当)
スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課
電話:03-6734-3951

 

□【お知らせ】令和元年度「青少年の体験活動推進企業表彰」最終審査・表彰式について

〔総合教育政策局地域学習推進課青少年教育室〕

 文部科学省では、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として、「青少年の体験活動推進企業表彰」を実施し、企業が社会貢献活動の一環として実施した優れた実践を広く紹介しております。
 この度、審査委員会によって選出された優秀企業によるプレゼンテーションを開催します。
 このプレゼンテーションによって、最優秀賞(文部科学大臣賞)が決定します。
 各企業の優れた取組をぜひ会場でお聞きください!

日 時:令和2年2月27日(木)13:00~17:00
場 所:文部科学省3階講堂(東京都千代田区霞が関三丁目2番2号)
参加費:無料
※詳細・申込みはこちら
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bN

(お問合せ先)
総合教育政策局地域学習推進課青少年教育室事業係
電話:03-5253-4111(内線3484)

 

□【お知らせ】総合広報誌「文部科学広報」1月号発行〔大臣官房総務課広報室〕

「文部科学広報」は,文部科学省が発行する唯一の総合広報誌(電子book)です。

○最新号の内容○

◆Topics
令和2年 年頭の所感

◆特集
大臣、副大臣、大臣政務官に聞く!2020年 文部科学省のここに注目!

◆Monthly Line Up
・平成30年度「国語に関する世論調査」の結果について
・文化庁文化交流使~日本の心を世界に伝える~
・令和元年秋の叙勲勲章伝達式
・令和元年秋の褒章伝達式
・「文部科学省 情報ひろば」新庁舎2階エントランス及び企画展示室において新たな企画展示を開始しました!

※詳細はこちら
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bO  


 本誌は,教育,科学技術・学術,スポーツ,文化・芸術等,文部科学行政全体を網羅し,様々な重要施策や最新情報について,総合的な紹介を行っています。

(お問合せ先)
大臣官房総務課広報室事業第一係
電話:03-5253-4111(内線2171・2243)

 

□【お知らせ】平成30年度文部科学白書<第12回>

平成30 年度文部科学白書の内容について、数回に分けて紹介してまいります。

<激甚化する災害への対応強化 Column No.09 p.40>

 防災機能の強化を図った学校施設の整備等,地方公共団体・学校の防災・減災対策に関する事例を紹介します。
 1.新潟県長岡市では,地域の避難所としての学校施設を実現するため,全ての既存市立学校(85校)を対象に,避難所対応工事を実施しています。
 2.低地にある江戸川区内の学校では,水害対策として公立小中学校の2階に屋内運動場及び防災倉庫を設置するほか,停電や断水時にも対応できるよう諸機能の  整備を進めています。
 3.四万十市立竹島小学校は,津波からの緊急避難場所へ避難する経路や時間的な余裕が確保できないことも想定し,校舎屋上へ垂直避難するための屋外避難階段  を設置しています。

 取組事例の具体的な整備内容等は,こちらを御覧ください。
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bP

(お問合せ先)
総合教育政策局政策課
政策審議第一係
電話:03-5253-4111(内線3458)

 

□【発行】「初等教育資料」2月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 1月号から3か月に渡り、特集1は「学習評価の改善と指導の充実」をテーマとしています。今月号では、まず、新学習指導要領の改訂を踏まえた学習評価の考え方や評価方法等の工夫改善の在り方について論説します。続いて、生活科、音楽科、図画工作科、家庭科を取り上げ、指導と評価の一体化を図る評価方法の工夫改善について論説事例をもとに考えます。
 また、特集2では、「問題解決的な学習が発展的に繰り返される探究的な学習の在り方」をテーマとしています。総合的な学習の時間における探究的な学習の過程の充実に向けた考え方について、解説、鼎談、事例をもとに考えます。


※詳細はこちら(株式会社東洋館出版社HP)
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bQ

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課
教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2916)

 

□【発行】「中等教育資料」2月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 グローバル化の進展,技術革新,国内における生産年齢人口の急減などに伴い,予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要とされています。
 そのため文部科学省では,学力の3要素(知識・技能,思考力,判断力,表現力等,主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度)を確実に育成するため,高等学校教育に取り組んでいます。
 そこで,本号では,高等学校教育改革について解説するとともに,実践研究の事例を掲載し,高等学校教育の更なる充実に向けた取組の推進を図ります。

※詳細はこちら(学事出版ウェブサイト)
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bR

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課教育課程第三係
電話:03‐5253‐4111(内線3706)

 

□【発行】「教育委員会月報」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

 「教育委員会月報」は、文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
 2月号の特集は、「平成30年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について(1)」、「新学習指導要領全面実施に向けて(3)」です。

※詳細はこちら(第一法規株式会社ウェブサイト)
http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bS

(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課地方教育行政係
電話:03-5253-4111(内線4676)

 

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

〔初等中等教育局教育課程課教育課程総括係 松下 誠治(香川県)〕

 香川県と聞いて、まず思い浮かべるのは、「うどん」ではないでしょうか。
 "うどん県。それだけじゃない香川県"香川にはうどんの他にも、魅力ある地場産物や観光資源があります。そのいくつかを紹介したいと思います。
 県の木・花は「オリーブ」。小豆島はオリーブの産地としても有名ですが、オリーブを活用して誕生したのが「オリーブ牛」や「オリーブハマチ」です。肉の甘味と旨味が増すだけでなく、さっぱりとした味わいが特徴です。他にも「おいでまい(米)」「らりるれレタス」「さぬきの夢(小麦)」「小原紅早生(みかん)」など・・・どの食材も、品種改良を重ねて誕生した香川が誇るブランドです。

 そして今、注目されている観光スポットがあります。"日本のウユニ塩湖"こと、美しい夕陽が「日本の夕陽百景」にも選ばれたその場所は、三豊市仁尾町の「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」です。(http://mailmaga.mext.go.jp/c/afnGafoXsapnc2bT
 父母ヶ浜は、干潮をむかえると潮だまりができ、その水面には、青空や夕焼け空など、天空を映し出す鏡のような色とりどりの光景を目にすることができます。 最近では、インスタ映えスポットとして、大勢の観光客が訪れています。(私の家から車で10分。昔からある田舎の海岸風景です。)
 ぜひ、機会があれば香川県の豊かな自然と海と山の恵みを思いっきり満喫して、心と体のリフレッシュをしていただければと思います。

 最後になりましたが、ふるさと香川を離れて感じること、それは、当たり前のように見過ごしていた海や山、その豊かな自然の恩恵を受けながら生活できる喜びとありがたさです。私の3人の子どもたちも大自然の中ですくすくと育っています。
 研修生活も残りわずかとなりました。これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れることなく、1日1日を大切にして任務を全うしていきたいと思います。

お問合せ先

初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部

03-5253-4111 

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)