文部科学省インターンシップ学生の声

 文部科学省では、学生の皆さんに文教・科学技術・学術行政事務に接する機会を提供することにより、職業意識の向上、学習意欲の喚起、行政に対する理解を深めていただくことを目的として、インターンシップを実施しています。参加された現役学生の率直な感想をお届けします。(※マナビィ・メールマガジン編集部より声をおかけし、感想をお寄せいただいた学生の声を掲載しています。)
 

◆マナビィ・メールマガジン第305号(令和6年3月8日配信)掲載

Y.S(大学院 修士1年)

 私は、「社会教育」というアプローチが、社会課題に対してどのようなインパクトをもたらすのか学びたいという思いから、地域学習推進課にて2週間の実習に参加致しました。図書館行政に関しての業務、青少年の体験活動推進企業表彰・表彰式への参加、コミュニティスクールや地域学校協働活動について学び施策提案を行うなど、幅広い業務に携わりました。社会教育には多様な参画の方法があり、地域ひいては社会全体への有用性を認識し、実習中に感じた各施策の課題について、今後も考えを深めていきたいと思いました。
 また、課内外での職員の方々や課室外業務において企業の方とお話しする中で、常に視野を広く持ち、様々な観点から思考することが肝要であると実感しました。日々、職員の方々のご経験をお伺いすることや、業務にあたって新しいことを学ぶのは非常に楽しく、大変有意義な時間でした。
 実習期間中、お気遣いいただいた職員の方々に、改めて感謝を申し上げます。お忙しい中、ご指導いただきましてありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第293号(令和5年8月24日配信)掲載

O.H(大学3年生)

 私は地域学習推進課で2週間実習をさせていただきました。実習では、課室の業務やコミュニティ・スクールの推進について学んだほか、子ども霞が関見学デーのお手伝いや国立青少年教育振興機構の見学、広報資料の作成など様々な業務を体験させていただきました。特に、教育次長から学校運営協議会についてお話を伺ったことが印象に残っています。机上では知ることができない現場の実態について詳しく教えていただき、地域に開かれた学校づくりの重要性を再認識しました。
 また、職員の方々とお話する機会を多く設けていただき、職員の皆さんが教育に対する熱意や信念をもって仕事をされている姿に感銘を受けたとともに、「文部科学省では未来の教育を変えることができる」というお話が印象に残りました。実習を通して、文部科学省では多方面から「人づくり」を支えていることを実感しました。
 そして、職員の皆さまには本当にお世話になりました。お忙しい中、温かく迎え入れていただき、またご丁寧にご指導くださりありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第276号(令和4年11月8日配信)掲載

M.M(大学2年生)

 私は地域学習推進課で2週間受け入れていただきました。期間中は課内の様々な部署の方に業務のお話を伺ったり、有識者会議や研修会を傍聴したり、施策提案をしたりと数多くの貴重な体験ができました。施策提案の際には、事業に関連する多様な立場の方から意見を伺いました。行政としてそれらを最大限包括した施策を考えること、その上で自分の熱意・思いを形にすることには難しさがありましたが、行き詰まった時には職員の方が温かくお声がけくださったので、安心して業務に取り組めました。自ら施策を考える中で、地域社会全体が教育の在り方を模索し自分事として携わることの意義をはっきりと再確認できたように感じています。
 実習中は国家公務員、ひいては社会人の働き方について職員の方々から具体的なお話を伺える機会が多々あり、より鮮明に自分のキャリアを考える契機となりました。お世話になりました職員の皆様に心から感謝しております。

◆マナビィ・メールマガジン第275号(令和4年10月24日配信)掲載

T.Y(大学2年生)

 私は、地域学習推進課で2週間のインターンシップをさせていただきました。 実習では、課全体と各室・係が担当する業務の説明を受けたほか、子供の読書活動推進に関する有識者会議の事前準備や傍聴、全国生涯学習市町村協議会総会の会場設営など、幅広く業務に携わらせていただきました。特に、家庭教育支援室が担当するこども霞が関見学デーでは、運営のための人員確保をはじめ、庁内および外部機関とのやりとり、質問対応など、数多くの過程を経てこそ開催まで漕ぎ着けることができるのだと、その一端に携わったことで強く実感しました。インターンシップ開講式での御挨拶にあった「地道な仕事も多いが、その1つ1つのプロセスが欠かせない」というお言葉通り、「公務」の仕事の幅広さに驚嘆すると同時に、面白さを見出すきっかけになりました。初日から最終日まで、職員の皆様から優しく声を掛けていただけたことが本当に嬉しかったです。非常に実りのある2週間でした。ありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第274号(令和4年10月8日配信)掲載

S.H(大学3年生)

 私は国際統括官付で2週間インターンシップをさせていただきました。実習では始めに係の業務について勉強させていただきました。主な内容としては、職員の方から各係において推進している政策に関する方向性や、具体的に行っている事業、日々の業務について概略を説明していただきました。そして、その後は実際にユネスコスクールに関する冊子の英訳文の確認や、国連教育変革サミットに関する資料等の英文を和訳する業務等をさせていただきました。また、第151回日本ユネスコ国内委員会総会における会場設営等の準備、そして傍聴をさせていただきました。主に最近のユネスコ関係の動きや、我が国におけるユネスコ活動の現状、これからの時代におけるユネスコ活動の推進に関する議論が行われ、我が国におけるユネスコ活動や貴省が携わっているユネスコ活動に関する理解を深めることができました。さらに、職員の方との座談会やインタビューをさせていただく機会を設けていただきました。たくさんの職員の方とお話させていただき、職員の方が信念をもって働いている姿を知り、私自身も目標を持ちながら、こんな風に働きたいと強く感じました。また、職員の方々がお時間を割いて声をかけてくださることが多く、暖かい環境の中実習をさせていただけたことに大変感謝しております。実習の機会を提供してくださり誠にありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第263号(令和4年4月8日配信)掲載

S.H(大学2年生)

 私は生涯学習推進課で2週間インターンシップをさせていただきました。実習では初めに課の業務について勉強させていただきました。主な内容としては、職員の方から、各係において推進している政策に関する方向性や、具体的に行っている事業、日々の業務について概略を説明していただき、その後に自ら事業案を検討し、報告書にまとめ、説明する課題に取り組みました。また、専修学校等の実習を行う授業に重きをおいている学校が、遠隔授業でも十分な学習が行えるようにするためには、今後どのような課題に取り組む必要があるのか、ということについて議論を行う会議を傍聴し、職員の方や他のインターン生の方と意見交換を行うという活動もさせていただきました。また、たくさんの職員の方とお話させていただく機会を設けていただき、お話を伺うことを通して、職員の方が信念をもって働く姿を知り、私も目標を持ちながら、こんな風に働きたいと強く感じました。最後に、職員の方々がお時間を割いて声をかけてくださることが多く、暖かい環境の中実習をさせていただけたことに大変感謝しております。実習の機会を提供してくださり誠にありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第262号(令和4年3月24日配信)掲載

S.N(大学2年生)

 私は地域学習推進課で2週間インターンシップをさせていただきました。課が中心となって進めている学校運営協議会制度や家庭教育支援事業について詳しくお話を伺い、子供の成長を地域全体で支えていく仕組みづくりの重要性を学びました。特に、家庭教育支援事業に関しては、県へのヒアリングなどに参加させていただき、国と地方自治体が一体となって問題解決に取り組んでいる様子を肌で感じることができました。今の社会で本当に必要とされている支援を届けるため、現場の声に耳を傾けることの重要性に改めて気づかされるとともに、よりよい社会をつくっていこうと奔走されている職員の方々の熱意に胸を打たれました。
 インターンシップ期間中、たくさんの職員の方々に声をかけていただき、貴重なお話をたくさん伺うことができました。お忙しいなか温かく迎えて入れてくださり、本当にありがとうございました。

T.S(大学3年生)

 私は男女共同参画共生社会学習・安全課で2週間インターンシップをさせて頂きました。実習では業務内容の説明を受けたほか、イベントや会議への出席、資料の作成、事業の立案とプレゼンテーション等を行いました。本課の所管業務は非常に多岐にわたるため、日々業務説明を受ける中で、社会を構成する多様な主体に配慮した事業を行うことの難しさを感じました。その上で、現在直面している社会課題に対し行政としてどのようにアプローチを行うべきなのか、ということを意識して日々の実習を行いました。
 また、実習中には多くの職員の方のお話を伺ったり、業務を御一緒させて頂く機会がありましたが、どの職員の方も熱意と信念をもって職務にあたられていることが伝わってまいりました。そうした姿勢を間近で拝見することは、私にとって非常に良い刺激となりました。毎日が刺激的で勉強になる2週間でした。本インターンシップ関係者の皆様には心より御礼申し上げます。

◆マナビィ・メールマガジン第260号(令和4年2月24日配信)掲載

I.A(大学1年生)

 私は、マクロな視点から自身の夢である図書館司書についての理解を深めたいと考え、インターンシップに応募し、総合教育政策局地域学習推進課で2週間の実習をさせていただきました。課全体の業務と各係の業務についての説明を受け、文科省が配信しているメルマガの編集や、中央教育審議会生涯学習分科会のオンライン傍聴などの通常業務を体験させていただきました。また、国立国会図書館への納本作業や議員会館へ書類を配達する作業などの貴重な体験もさせていただきました。実習を通して「当事者側に立って考えること」の難しさを感じました。読書活動を推進するためには「本を読まない側」に、被災地の教育復興を支援するためには「被災地で教育を受ける側」の気持ちになって考えなければならないということです。表面的な当事者意識ではなく、「もしも自分がその立場だったら」と常に想像することが重要であることを再確認しました。
 職員の方々には優しい声をかけていただき、暖かい環境の中で実習を行えたことがとても嬉しかったです。コロナ禍という大変な時期にもかかわらず、このような機会を提供していただきありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第251号(令和3年10月8日配信)掲載

O.T(大学3年生)

 私は地域学習推進課でのインターンシップに参加させていただきました。コロナ禍という社会状況を鑑みてオンライン実習を選択したこともあり、実習内容としては、職員の方から担当する係の推進する政策の動向や具体的事業、日々の業務について概略を説明いただいた後、事業案を検討し、一枚絵にまとめて説明する等の課題に取り組んだり、社会教育・生涯学習に関連するオンラインの会議を傍聴して職員の方や他のインターン生の方と意見交換をしたりという活動が中心でした。
 実習を通して学んだことを総括するなら以下のようになると思います。すなわち、社会の現状に照らして国として取り組まなければならない課題が目の前にあるときにその解決に取り組むことが行政の責務であり、その責務を果たすために制度や条件を整備するとともにその過程で必要となる諸事務を遂行することが国家公務員の仕事として求められる、ということです。
 本当に有意義な2週間でした。ありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第250号(令和3年9月24日配信)掲載

N.K(大学3年生)

 私は、国際教育課で在外教育施設・外国人児童生徒教育・国際理解教育の業務をする中で「教育」を様々な視点で見る、考える貴重な経験をさせていただきました。各教育委員会や外務省をはじめとする機関と連携を取りながら教員を派遣し各学校をサポートすることで、誰がどこにいても「教育」を受けられる環境の拡充を図っていることを学ばせていただきました。政策立案の際には、政策に関わっている全ての機関のメリットを考慮した上でのアプローチ方法の難しさを実感しました。この実習を通じて、「教育」に携わる仕事がしたいと再確認できその気持ちを原動力にし日々夢に向かって頑張っていこうと強く決意した2週間でした。また、職員の方々がお時間を割いて声をかけてくださることが多く、暖かい環境の中実習をさせていただけたことに大変感謝しております。このような大変な時期にもかかわらず、実習の機会を提供してくださりありがとうございました。 

O.M(大学2年生)

 私は、国際教育課で2週間インターンシップさせて頂きました。応募当初は、「グローバル人材」の育成等、変化に適応できる優秀な人材の育成方法に関する業務に携わりたく、応募しました。しかし、業務に携わらせて頂く中で、日本に住む外国人児童生徒等日本の教育を十分に享受するのが難しい人たちが多くいることを知り、優秀な人材の育成だけではなく、日本にいるすべての子供たちが平等にチャンスや教育の機会を与えられるような多様性があふれた社会に日本をしていきたいと強く感じました。また、政策立案の他にもデータの打ち込みや資料作成等の業務を体験させて頂いた中でも、現状や現場の声を汲み取ることができ、大変大きな学びとなりました。熱意や志をもって業務に取り組まれている職員の方々から多くを学び、自分自身も自分の軸や志を持って、「困っている誰かを助けられる」そんな社会人になりたいと強く感じた2週間でした。国際教育課の皆さん、温かく迎え入れ、真摯に私たちに向き合って頂き本当にありがとうございました。

◆マナビィ・メールマガジン第249号(令和3年9月8日配信)掲載

S.A(大学3年生)

 私は地域学習推進課で2週間インターンシップをさせていただきました。実習ではまず課の業務について勉強させていただきました。主にコミュニティスクールをメインに勉強させていただきましたが、最も印象に残っているのは制度を地方公共団体に定着させることの難しさでした。また、たくさんの職員の方とお話させていただく機会を設けていただきました。お話を伺うことを通して職員の方が信念をもって働く姿を知り、私もこんな風に働きたいと強く感じることができました。
 特に文部科学省は人づくりにより未来をつくることができる仕事をしているというお話が印象に残っています。最後に、こども霞が関見学デーというイベントの手伝いをさせていただき、職員の方の連携を間近で見ることができました。住民の方と顔を合わせる機会は少ないため職員の方にとっても必要なイベントだと職員の方がおっしゃっていたのが印象に残っています。
 2週間非常に有意義な時間を過ごすことができました。お忙しい中貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課)